スピリタス・リコイル   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまで物語としてお読み下さい。


九杯目 酒鉄砲

  side たきな

 

 最近リコリスやリリベルを狙った襲撃が相次いでるそうです。襲われた人たちは皆、消息を絶ってます。大丈夫でしょうか?

 

「古手川は大丈夫なのか?」

 

 耕平さんも珍しく他人を心配しています。普段は自分の心配しかしないくせに。

 

「とりあえず、お姉ちゃんが伊豆から来ることになった。しばらく一緒に泊まるって。」

 

 ちなみに、千紗さんのお姉さんである古手川奈々華さんは元ファーストらしいです。おっとりした見た目に似合わず、めちゃくちゃ怪力だとか。特に妹の千紗さんのことになると、狂犬みたくなるらしいです。怖いですね。*1

 

「それは大丈夫ではないのでは?」

「いや、大丈夫でしょ。」

 

 ちなみに、極度のシスコンらしいです。しかも千紗さんだけに丁度バレてないという。

 

「それなら私も泊まるよ!」

「愛菜は大丈夫なの?危ないよ?」

「古手川姉妹がいるからへ〜き!」

「ケバ子が泊まるなら安心だなぁ!」

「ケバ子言うな‼︎」

 

 ということで、千紗さん愛菜さん奈々華さんの3人暮らしが始まりました。

 

「北原も一人で心配だから………」

 

 伊織ですか………。そういえば一応、元リリベルでしたね。

 

「伊織は大丈夫でしょう。最悪囮にして、犯人を誘き出してはどうでしょうか?」

「リコリスの発想として間違ってない?」

「愛菜さん、大丈夫です。伊織は頑丈なので。」

「そういう問題なの………?」

 

 まあ、囮になるくらいは役に立つでしょう。

 

「いいや、俺は心配だ。」

 

 しかし、それを頑なに心配する耕平さん。

 

「本当に珍しいですね。酔ってます?」

「いいやシラフだ。俺は本当に北原が心配なんだよ。」

「そうですか…………」

 

 なんか気持ち悪いです。一体何を考えて………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは井ノ上が同棲するしかないな‼︎」

 

 るんですかぁぁぁぁぁ⁉︎

 

「そんなこと出来るわけないでしょう⁉︎」

「「それだ‼︎」」

「千紗さんに愛菜さん、同意しない‼︎」

「クルミに頼んで婚姻届を作らせようではないか!」

「先生に同棲のコツ、教えてもらいな!」

「ミズキさんからの嫉妬は………この際無視しよう!」

「勝手に他を巻き込むなぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 なんでわたしがあんなのの面倒を見なきゃいけないんですか⁉︎普通にわたしが女性組に混ざればいいのに‼︎この人たちは何を考えてるんです⁉︎お酒を飲みすぎて頭おかしくなったんですかね⁉︎

 

「みなさん、そこに正座‼︎今から一人一人にお酒を飲ませます‼︎」

「ちょいちょいちょいちょい!」

「たきな、キレないで!冗談だから!」

 

 とりあえず、女性陣はまともで良かったです!

 

「俺は冗談ではないのだが………」

「では耕平さんにはこのスピリタスをあげましょう。安心してください、チョコ味です!」

「余計に要らねえ‼︎」

 

 耕平さんはまともじゃないので、記憶を飛ばしてもらいましょう。

 

 

 

 そして、肝心の伊織なんですけど…………

 

「そういや、伊織は来ませんね。」

「何〜、たきな〜?心配〜?」

「今日は日曜日で喫茶店が忙しいので、来てもらわなきゃ困るんですよ。」

「ツンデレは二次元だけの貴重なものだ。三次元でやってもそそらないなぁ。」

「では頭を潰して無理矢理二次元にしましょうか?」

「どうしてそういう発想が出てくるの………?」

 

 全然来ません。本当にどこで油を売ってるのでしょうか………?もしサボりなら、後で減給を言い渡さないと…………

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」

「「「どうしたんだ(どしたの)、クルミ⁉︎」」」

 

 そんなことを考えてると、クルミさんが発狂しながらやってきました。

 

「伊織がテロリストに囲まれている!」

 

 どうやら伊織は襲われていたみたいです。

 

「相手はこの間DAでテニスをした真島とその一派だ!」

 

 しかもテニスの人に。

 

「テニスの人、どうして………」

「とりあえず向かいましょう!」

「北原に死なれちゃ財布が居なくなるからな!」

「ですね!」

「君たちは素直になれないのかね〜?」

 

 とりあえず、伊織のところに向かいましょう!

 

 

 

 

 

  side 真島の手下

 

 さてと、あの公道の真ん中にいる奴が北原伊織だな。見たところ普通の男子大学生だが………

 

「おっ、テニスの人じゃねえか!久しぶりだな!」

「ああ。その時以来だなぁ。」

 

 えっ?真島さんと面識あるのか?しかもテニスをしただと⁉︎俺ですらしたことないのに⁉︎コイツ、許せねえ………

 

「今日は何の用だ?」

「悪いが、お前らDAをぶち壊しに来たんだ。」

「なるほど、最近リコリスやリリベルを襲ってるのはお前らか。」

「その通りだ。」

 

 とりあえず、コイツにはDAを辞めてもらうか。俺たちの活動は、1人のリコリスやリリベルを集団で取り囲んで、DAを辞めさせることだ。転職先を斡旋すれば*2、大人のリコリスリリベルなら簡単に堕ちてくれる。この間なんて、

 

「どうだ?年間休日80日、みなし残業120時間で月13万円の仕事だぜ?」

「お金が出るの⁉︎しかも休みがそんなに⁉︎やります‼︎やります‼︎」

 

 クソブラックな求人を1秒で呑んでくれた。それほどDAはブラックらしい。

 

 こうして俺たちはDAを崩壊させ、仮初の平和を消してバランスを取る仕事をしている。さてと、コイツにも転職してもらわねえとなぁ………

 

「それじゃあ、お前にもDAを辞めてもらう‼︎」

「生憎、俺には辞められねぇ事情があってな………だからテメェらを潰させてもらう‼︎」

 

 交渉は決裂した。ならば戦だ‼︎

 

「それじゃあ、潰れな‼︎」スッ

 

 そうして、北原伊織はポケットから水鉄砲を出した。

 

「「「「は?」」」」

 

 誰一人として、その行動の意味が分からなかった。

 

「お前、何がしてぇんだ?」

「これでお前を倒す。それだけだ。」

 

 どうやら、この男は生粋の馬鹿らしい。水鉄砲如きで、俺たちが倒れるはずもなかろう?

 

「それじゃあな‼︎」ピュン!ピュン!

 

 そうして、北原伊織は真島さん………

 

「「ぐわぁ!」」 

 

 ではなく、俺の隣にいた部下の口に水鉄砲を飛ばした。水鉄砲は見事命中し、その2人は美味しい水を飲みました………

 

「「ぐっ………」」バタン

 

 って倒れたぁぁぁぁ⁉︎

 

「貴様、毒入りか⁉︎」

「毒?逆だ逆。薬だ。百薬の長、酒だよ。」

「嘘つけぇ‼︎」

 

 そんな嘘が通じるか‼︎あと酒は薬じゃねえ‼︎

 

「酒の音がしてたな……」

 

 なるほど、真島さんが言うなら当たりだな。ということは………あの野郎、水鉄砲で油断させるつもりだったんだな。ならば遠慮はいらねえ‼︎思う存分殺してやる‼︎

 

「まあ、俺も飲んで証明してやるよ。酒だと。」ピュー

 

 と思っていたら、その男は水鉄砲を自分の口に発射し、中の水を飲んだ。

 

「ほら、なんともないだろう?」

 

 確かに、その男は無事だった。ならば何故、仲間は倒れた………?

 

「この音………度数96%、スピリタスじゃねえか‼︎」

「お前、音で分かるのかよ………すげえ耳だな‼︎」

「テメェの肝臓もな‼︎」

 

 真島さんがその理由を明かしてくれた。度数96%だと⁉︎そんなもの口にしたら即死じゃねえか⁉︎逆になんでアイツは生きてんだよ‼︎

 

「だが、肝臓以外は………どうかな⁉︎」

 

 とりあえず、真島さんが戦ってくれる。ここは任せるとするか………

 

「オラァ‼︎」

 

 まずは真島さんの蹴り………

 

「いい蹴りだなぁ‼︎武器壊しか‼︎」

「そうだぜ‼︎」

 

 を北原がかわす‼︎

 

「いい性格してんなぁ‼︎」ピュー

 

 そして、北原の酒を、

 

「お前もなぁ‼︎」

 

 真島さんが避ける‼︎そしてカウンターのパンチ‼︎

 

「くそっ、大の大人が酒から逃げるんじゃねえ‼︎」ピュー

 

 避けられたか………。肝臓だけじゃなく、運動神経も抜群ってワケか‼︎

 

「逃げるわ、当たり前だろ‼︎」

 

 真島さんも持ち前の耳を活かして酒を避けてる‼︎アツい攻防だ‼︎

 

 

 

 そんなことを思っていると………

 

「くそっ!服が重くて、思ったように酒を当てられねえ‼︎」

 

 北原が変なことを言い始めた。まさかバトル漫画にありがちな、クソ重い服を着てる系か⁉︎自分の制約の為に‼︎

 

「だから脱ぐぜ‼︎」スッ

 

 そしてあの男が服を脱ぎ、地面に衝撃が…………

 

「…………」パタッ

 

 走らなかった。そればかりか、奴は全部脱いで全裸になった。

 

「テメェ、それ普通の服じゃねえか。ユ○クロのなぁ⁉︎」

「そうだが?」

「そうだが、じゃねえよ⁉︎なんで全裸になった⁉︎」

 

 マジで意味が分からない。服を全部脱いだら、色んな意味で弱体化してるじゃねえか‼︎

 

「酒の席では全裸がドレスコートだろ。」

「んなわけあるかぁ⁉︎」

 

 どうやら、奴に常識は通用しないらしい。

 

「それにお前、言ってたよなぁ?バランスを取らなくっちゃなぁ、って。」

「それがどうした?」

「俺が全裸でお前が服を着てちゃ、バランスが取れねえだろうが⁉︎」

 

 どうやら、奴に常識は通用しないらしい。こんな奴、さっさと殺して………

 

「なるほど………確かにその通りだな………」

 

 真島さぁぁぁん⁉︎貴方、酔ってるんです⁉︎それとも、匂いで酔うタイプなんです⁉︎確かに北原のせいで、この辺一体が酒臭いけど………

 

「だろ?服は着てると言っても色んな種類がある。それ故にバランスを取りにくいが、全裸は一種類しかねぇ。そうだろう?」

「確かに……全員が全裸の方が、バランスがとりやすい………」スッ

「流石だな、テニスマン。」

「真島だ。」

 

 こうして、真島さんまでもが全裸になってしまった。これは………俺たちも全裸になった方がいいか?

 

 ということで、試しに俺たちも全裸になってみることにした。すると………

 

「すげえ!」

「服に囚われないって、こういうことか‼︎」

「確かに、バランスがいい!」

 

 とても気持ちよかった。これが全裸のハーモニーか………。皆で脱ぐって気持ちがいいな!

 

「見つけました!」

「おお、たきなか!」

 

 そして、黒髪ロングの女の子までやってきた。これは女の子も脱いじゃっだりして…………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「公道で全裸酒盛りをする変態共です!警察の皆さん、捕まえて下さい!」

「「「承知した‼︎」」」

「「「えっ⁉︎」」」

 

  そんなことはなかった。俺たちは警察に捕まったのだった………

 

「ちょっと待て、たきな!俺は違うぞ‼︎」

「何も違わないでしょう‼︎あと知り合いだと思われるのが嫌なので、話しかけないで下さい‼︎」

「たきなぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 北原伊織と一緒に…………

*1
お前が言うな

*2
リコリコアニメと設定を変えました。




最近忙しくて書けませんでした!すいません!

そしてリコリコで千束が宮古島に!まさかのぐらんぶるとのコラボが成立したので、次は沖縄編です!
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