音楽で「IGNITE」を聞きながら読むと良いかも~
~AM 5:30~
誰よりも早く目が覚めてしまったキリヤは剣で素振りをしていた。それだけ、今日の練習会が楽しみだったのだ
『マスターが早起きなんて、雨が降るんじゃないですか?』
「相変わらず、酷い言い草だな!」
朝が弱いキリヤが早起きしている時点で可笑しいといった結論を言うエリュー
「(今回の練習会は、正直エースオブエースに挑むのも考え物だな)」
そう、チーム分けはまだ知らされてない。仮に味方ならいいんだが、敵として回った場合、此方は近距離戦であっちは遠距離・砲撃と相性は悪い
「エリュー、もしかしたら“あれ”を使うかもしれない」
『マスター!?正気ですか!』
隠し玉を使わなければいけないとまで考えているキリヤ
「落ち着けよ。もしもの時だ、簡単に明かしたりしないよ」
『・・・。』
その後も7時くらいまで剣を振っていた
一同は朝食を済ませ、いざ練習会を開始!
「え~、ルールは伝えたように赤・青組七人ずつのチームに別れたらフィールドマッチです。ライフは今回もDASS公式試合用タグで管理します」
フィールド戦かぁと改めて見ると初めて広い敷地内の戦闘をするわけだ。ちなみに俺は赤組にいるわけでエリオとは別のチームになってしまった
「赤組、せーの!」
「青組、せーの!」
「「「「「セットアーップ!!」」」」」
全員、バリアジャケットに着替えて模擬戦スタート!
「(さて、俺はどうするかな)」
周りの状況を観察しながら敵の配置や味方の位置を見て危なくなったら助けるかと考えていた
『マスター!左です!』
エリューの声で左から飛んできた物をギリギリ避ける。撃った方向を見るとクリスが弓を構えながら立っている
「不意打ちとはやるな~」
「今は模擬戦です、手加減しませんわよ♪」
弓を絞りながら話すクリスに答えようとキリヤも剣を抜く
「くらいなさい!」
魔力を矢にして撃ち出す
「ッ!?」
避けたつもりがライフが減っていたのに気付く。キリヤは建物の間に隠れた
『マスター、彼女の攻撃を避けきるのは無茶です』
「・・・分かってる!」
魔力弾より速さは桁外れだ。避けるのが無理なら・・・
~観戦者側~
「おいおい、アイツ隠れたままだぞ?」
「彼にも何か考えがあるのかしらね~」
すると建物の影からキリヤがクリスに向かって突っ込む
「何を考えているか知りませんが、これで決めますわ!」
突っ込んでくるキリヤの行動に驚くクリスだが、目標へ目掛け弓を絞り、放つ!
ウイングロードを駆けるキリヤは思いもよらない行動に出た
~観戦者側 end~
「(来たッ!)」
矢の軌道を予測し、そして・・・
バシュッ!
剣で飛んできた矢を切り落とした
「!?無茶苦茶ですわね!」
驚くクリスだが、続けて矢を放ち続ける!
「はあぁぁぁぁー!!」
キリヤは飛来する矢を切り落としながら突っ込んでくる
その光景を見ている周りは驚いていた
「うおぉぉぉ、すげぇー!!」
セインはつい大きな声で叫ぶ。それもそうだ、驚くのは矢を弾く事もあるが、何よりキリヤの高い反射神経にだ
見ている全員が固まったまま、二人の戦いを見る。1人例外がいたが・・・
~なのはside~
『彼、なかなかやりますね。マスター』
「うん、正直此処までとは思わなかったよ~」
初めは興味本意と実力を見るためにクリスちゃんに頼んだけど、私も相手してもらおうかな~♪
「ふふっ♪」
物凄く笑顔ななのはがいた
~なのはside end~
その間にキリヤはクリスとの距離をつめ、接近戦を挑む
「はあぁぁぁぁー!!」
クリスに叩きつけるように剣を思いっきり振り落とす。クリスも弓で剣を受け止める
「グッ!?キャアッ!」
バランスを崩し、下に落ちるクリス。キリヤは剣をしまい、ティアナに通信を入れる
「ティアナさん、少し良いですか?」
『えっ!?どうかした?』
ハッとするティアナにキリヤは更に驚く行動に出る
「なのはさんに挑んで良いですか?」
ニヤッと笑いながらなのはの方を見るキリヤがいた
次はキリヤvsエースオブエースです。さぁ、勝負の行方は・・・