お気に入りが100件超えに驚きが隠せない作者です。これからもよろしくお願いします~
「ティアナさん、俺がなのはさんに突っ込みます!」
とんでも発言をティアナに言うキリヤ
「何言ってんのよ!?よりにもよってなのはさんに!」
怒られた。それもそうだ、ティアナさん達はあのなのはさんの教導を受けたからこそ、止めたんだろう。でも・・・
「司令塔は早めに叩いておいた方がいい気がしますし、それに・・・」
「それに?」
首を傾げるティアナさん
「なのはさんはさっきから俺に攻撃をしてこないじゃないですか!」
「!・・確かに」
そう、なのははキリヤに一切攻撃を仕掛けてこない。それどころか、キリヤの様子を観察している感じにも思えた
「だから俺から仕掛けます!」
そう言い、キリヤはウイングロードとエアライナーを駆ける
~なのはside~
「(なかなか面白い戦い方をする子だな~♪)」
ニコニコしながらキリヤの様子を観察するなのはにレイジングハートは・・・
『楽しそうですね、マスター。それにしてもあの少年は手強いですね』
クリスの放つ高速の矢を剣で弾いた事に少々、警戒しているようだ。マスターであるなのはは射砲撃がメインな為、近接戦と弾を剣で弾く程の反射神経を持つキリヤはかなり手強い
「大丈夫だよ。レイジングハート」
愛機とは長い付き合いな為、何となく考え事が分かるようだ
すると・・・
『なのはさんッ!キリヤがそっちに向かってます!』
通信が入り、前方を見ると全力疾走でやってくるキリヤがいた
「なのはさん、全力で止めさせて貰います!!」
「私で良ければ、喜んで!」
今此処でキリヤとなのはの一騎打ちが始まる!
~なのはside end~
「(今の俺にどこまで行けるかな)」
なのはの実力や経験の差ではキリヤに部が悪い。しかし、どこまでいけるか・・エースオブエース相手に・・・
剣を抜き、なのはに向かって高くジャンプし、思いっきり剣を振り下ろす。なのははレイジングハートで直接受け止める
「くっ!?」
すぐに距離を取るなのは
「アクセルシューター弾幕集中!シュートッ!」
弾速はクリスに劣るが、確実にキリヤの死角を狙ってくる。だが、それよりも速く反射し、剣で切り裂く
『Photon Smasher』
「ファイヤーッ!」
キリヤに目掛け、砲撃を放つ!その時、キリヤのとった行動は・・
「うおッ!」
ギリギリ、砲撃の下をスライディングして避けた
「あら?」
まさか、砲撃をスライディングで避けたのは初めて見たせいか呆気をとるなのは
すぐに距離を詰め、速い剣撃を放つキリヤ
「(くっ!?防御が硬い、だが!!)」
思いっきり振り上げ、なのはの体勢を崩した
「(抜けるッ!)」
しかし・・・
ガッといきなり、動けなくなったことに気付くキリヤは自分がなのはのカウンターバインドを受けていた事に驚く。そして集束に入るなのは
「(動けないッ!どうすれば・・・そうだ!!)」
川原でやった水切りの事を思い出す。あの時の様に剣に魔力を集中させて・・・
「これで終わりだよ!」
砲撃を放つなのは。キリヤは魔力を纏わせた剣を振るう
「はあぁぁぁぁー!!」
砲撃を切り裂き、キリヤは更に追い討ちをかける
「ヴォーパルストライクッ!」
「!?」
砲撃を斬るキリヤに驚きを隠せないなのは、その上にキリヤの放った「ヴォーパルストライク」をまともにくらってしまう。だが・・・
「なッ!?」
カウンターバインドで身動きをとれない状況になってしまった
「ストライク・スターズ!!」
まともになのはの砲撃をくらっていまい、LIFEは0になってしまった
~なのはside~
「びっくりしたぁ、まさかバインドを砕いた上に砲撃を切っちゃうなんて・・」
先程のキリヤの行動に驚かされてばかりいるなのは
「(凄い子だな~。なんだか嬉しいな♪)」
自分が思うほど、キリヤの実力は遥かに高かった事に嬉しくなる機嫌のなのはだった
~なのはside end~
それからこの練習会・・・もとい模擬戦は2回ほどチーム替えをしながら行われた
~end
戦闘描写を書くのは辛いですね