ーPM8:30ー
「エリュー、まだか!?」
魔力反応を感じたエリューの言った方向へ向かうキリヤ
『もう少しです!』
細い裏道を抜けると少し大きな道に出た。そこにバリアジャケットを着た二人の女性が戦闘中だった
『加勢しますか?』
しかし、どっちが通り魔だ?ん?、あの人・・・
「いや、様子を見よう。赤髪の人が危なくなったら助けよう」
キリヤは赤髪の人は通り魔じゃないと思っていたのだ。それもそのはず、赤髪の女の人はさっきヴィヴィオと一緒にいた人だと覚えがあるからだ
すると赤髪の人が通り魔?に強烈な蹴りをかますが、カウンターバインドで捕まり、動きを封じられてしまった
「エリュー、行くぞ」
『了解、マスター!』
そう言い、キリヤはバリアジャケットを纏い、黒い片手直剣を二人の間に向かって投げつけた
二人は目の前に剣が現れた事に驚く二人
「誰ですか?」
ツインテールの女の人?が距離をとり、構える
「・・・これ以上、争うのはやめた方がいいぞ」
二人は声のした方を見ると黒を基調としたバリアジャケットを着たキリヤに視線を移す
「!、お前(助けてくれたのか?)」
赤髪の人の動きを封じてたバインドを剣で切り裂く
「何故、私の邪魔をするんですか!」
拳をグッと握り、キリヤを睨み付けながら叫ぶ女の人?
「俺はアンタの目的は知らない。だけど、関係ない人に手を出すのは良くないと思っただけだ!」
持っている剣を向けながら理由を告げるキリヤに女の人?は・・・
「私は証明しなくてはいけないんです。彼の・・覇王の為にも!!」
キリヤに突撃を仕掛けてきたが、サッと避ける
「今のアンタには無理だな」
ボソッと言ったつもりが聞こえていたみたいで、さらに速度を上げて突っ込んできた
ガキンッ!
鈍い金属音が辺りに響く。女の人?は放った拳を剣でいとも簡単に止められた事に驚いた様子だった
「言ったはずだ、今のアンタには無理だ!!」
剣で腹部を殴りつける
「ッ!?」
ガクッと力が抜けたように女の人?はキリヤに倒れこんだ
「ふう~、なんとかなったか」
道の端に寝かせ、赤髪の女の人と話しをした。彼女の名前はノーヴェと言うらしい。簡単だが、襲われた理由を聞くとノーヴェが聖王のクローンや冥王と面識が有るからだそうだ
そしてさらに驚いたのはさっき気絶させた女の人?が小さな女の子になっていることだ。恐らく、変身魔法を使って色んな人に戦いを挑んでいたと分かったのだ
「取り合えず、コイツの事はアタシに任せな。何かあったら、連絡を入れる」
ノーヴェと連絡先を交換し、俺は急いで家へと帰った
ー次の日ー
学校の屋上、誰も来ない処で昼寝をしていると・・・
『マスター、ノーヴェ様から連絡が来てます』
「・・頼む」
体を起こし、目の前にモニターが表れる
【悪いな、今大丈夫か?】
「問題ないです。用件は?」
内容は通り魔事件が解決したこと。そして、彼女についてだった
「・・・成る程、つまりあの子は覇王の純血統という訳ですか」
俺もとんでもないことに首突っ込んだかなっと頭をかきながら溜め息つくキリヤ
【ああ、そこで相談なんだけどな】
それからノーヴェの相談事について聞く。アインハルトの・・覇王の悲願を受け止めてくれる奴、つまりヴィヴィオに会ってもらうということらしい
「・・・」
【どうだ?】
キリヤは少し考えていた
「その・・・アインハルトでしたっけ?俺の事何も言ってなかったですよね?」
どうやら昨日の事を気にしてたキリヤ
【その辺は大丈夫だ。安心しろ!】
「・・・なら協力します」
取り合えず、キリヤはノーヴェに協力することになった
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登録してくれた皆さん、読んでくれる皆さん有り難う
主題歌つけてみたいな~
『IGNITE』っていい歌だな~