前回のあらすじ、アインハルトとヴィヴィオを会わせるというノーヴェの考えに協力することにキリヤ。無事に事が運んだかのように思えたが・・・
「・・・。」
変身魔法で大人になったアインハルトと・・・
「・・・はあ~」
黒を基調としたバリアジャケットを纏い、愛剣を肩に乗せ溜め息をつくキリヤ
何故こんなことになったのかというと
~回想~
予定通り、アインハルトとヴィヴィオを会わせる事が出来、ノーヴェからちょっとしたサプライズでとある区内センター内で互いの実力を観るため、組み手をすることになった
なかなかいい感じにアインハルトへ攻めるヴィヴィオだった。しかし、アインハルトは違った
組み手を中断する事になってしまった
「あの・・あのッ!すみません、わたしなにか失礼を?」
背を向けたまま何も答えない
「いいえ、“趣味と遊びの範囲内”でしたら、充分すぎるほどに」
その言葉に悲しい表情を浮かべるヴィヴィオ
「あの!不真面目にやっていたなら謝ります!だから、もう一度だけやらせてもらえませんか?」
必死に頼むヴィヴィオ、なのに返事をしないアインハルト
「いえ、私には確かめたいことがあるんです」
チラッとキリヤを見るアインハルトに周りの人達もキリヤを見る
「ん?」
全く気付いてないキリヤにアインハルトは・・・
「キリヤさん、私と・・・お手合わせお願いします」
~回想終了~
「よし。今から練習試合をやるぞ、魔法なし格闘・剣術オンリーの5分間一本勝負だ!」
審判のノーヴェから試合ルールを聞き、互いに構える
周りのギャラリーも静かに見守っていた
「では・・・始めッ!」
上げた手が降ろされた瞬間、いきなりアインハルトから突っ込んできた
「ッ!」
驚きはしたが、冷静に攻撃を流すキリヤ
「はあああーッ!!」
拳打・回し蹴り・突撃といった鋭い攻撃がキリヤを襲う
ギャラリー側は・・・
「アインハルトさん、スゴいです!」
興奮気味に話すリオ
「でも、あの攻撃を捌くキリヤさんもスゴいよ!」
コロナも目を輝かせながら言う
「あの子、女の子みたいな感じなのに結構、強い!?」
キリヤの見た目と動きにギャップを感じるティアナ
「ふむ、あの少年もかなり鍛えてたみたいだな」
冷静に分析をするチンク
だが、ヴィヴィオだけは違った。さっきから悲しい顔をしながらキリヤとアインハルトの試合を見ていた
「(ヴィヴィオ、やっぱり気にしているのか)」
落ち込んでいるヴィヴィオをチラッと見ると目が合う
「・・・。」
キリヤは攻撃を捌きつつ、好きが出来たところで思いっきり剣を振り上げる
ヒュンッ
風を切るような音が辺りに響き、アインハルトも警戒して後ろに跳ぶ。しかし、キリヤはすぐに追撃する
まだ、体勢を立て直す前の追撃に反応が遅れる
「・・・。」
アインハルトの首に剣を当て、キリヤは・・・
「実戦だったら、アンタ死んでるぜ」
睨むようにアインハルトを見るキリヤ。その言葉に恐怖すら覚える
「しょ・・勝者キリヤ!」
試合終了の合図があり、周りのギャラリーから歓喜の声が上がる
「まあ、俺としてはアンタにはヴィヴィオともう一度、戦って欲しいんだよ」
ヴィヴィオともう一度戦って欲しい、それを言う為にアインハルトとの挑戦を受けたキリヤだった
試合も終わり、時間も遅くなってしまい、アインハルトはノーヴェとスバル・ティアナにと一緒に帰る事になり、ヴィヴィオ達もチンク達に送ってもらう事になった
「それじゃあ、俺はこれで失礼します」
「おう、今日はありがとな」
ノーヴェ達に一礼して帰路につこうとした時・・
「あのッ!キリヤさん」
「ん?」
ヴィヴィオに呼び止められた
「今日はありがとうございました!」
深く頭を下げるヴィヴィオ
「・・・別にいいよ。次の勝負頑張れよ!」
ヴィヴィオの頭を撫でるキリヤ。ヴィヴィオも頬を赤くしながら・・・
「はい!」
笑顔が戻り、少しホッとするキリヤ。その後、みんなと別れ、帰路についた
エリュー
「私の出番が無かった!ショック!?」
キリヤ
「次があるさ。・・・たぶん」
キリヤの戦い方、全部SAO の技でいくか。それとも片手剣の時だけテイルズ技を使うか迷ってます