どうぞ
~区内高等学校 校門前~
「ふあ~、眠い」
大きなあくびをしながら投稿するキリヤ。朝に弱い為、いつもこんな感じなのだ
『決まって、あくびをしますねマスター。今度から朝に運動などしてみてはどうですか?』
呆れた感じで話すエリューに運動かぁ~と面倒臭げな顔をするキリヤだった
「「「ちょっと、待ったー!!」」」
後ろから大声が聞こえ、振り返ると胴着を着こんだ奴らがいた
「げっ!?またお前らか~」
「またとは何だ!今日こそ貴様を倒してやる!!」
「「そうだそうだ!」」
剣道部奴らだ。エレナが廃部寸前の剣道部を立ち上げた時からいる奴等でエレナの事を凄く慕っているが、以前に俺がエレナとの勝負に勝ったときからちょっかいを出してくる様になった。
「前にも言ったが、いくらお前らが束で掛かってきても意味無いぞ~」
まあ、コイツらは口ばっかで大して強くないんだよな~
「黙れ!今までの俺たちと思うなよ!!此方には秘策が・・・」
キーンコーンカーンコーン
予鈴が鳴り、ダッシュで教室に向かうキリヤ
校庭のど真ん中に胴着を着た突っ立っていた三人組はその後、先生に説教を食らったそうな
~2年Ⅰ組 教室~
「あ~、お前ら!今日からこのクラスに新しい友達が来るぞ」
俺らの担任、マッチョの某若本○夫ボイスの先生から転校生の発表がある
教室がざわつき始める
「先生!転校生は男ですか?女の子ですか?」
ビシッと手を上げて質問する男子A
「ほう、聞きたいか?転校生は・・・女の子だ!」
それを聞いた瞬間、キリヤ以外の男子がウオオー!と雄叫びを上げた
「やかましいぞ貴様らー!まあいい、じゃあ入ってこい!」
ガラッとドアが開き、入ってきた子は腰辺りまで伸びた銀髪、吸い込まれそうな綺麗な蒼い瞳のお嬢様感満載の女の子だった
「「「ウオオー!」」」
また、叫び声?もとい雄叫びが上がった
「えぇ~い,やかましいぞ!」
先生の一言で辺りは静まり返る
「じゃあ、自己紹介をしてもらおうか」
「はい・・・初めまして、皆さん。わたくしは“クリスティーナ・アミエーナ”と申します。気軽にクリスと御呼びください。今日から宜しく御願いします」
礼儀正しい子だな~が第一印象なキリヤ
「よーし、みんな仲良くするように。じゃあ席はキリヤの隣が空いてるな」
するとキリヤに殺気のこもった視線が刺さる。クリスはキリヤの隣の席に座る
「宜しく御願いしますわ」
「お・・おう、俺はキリヤ。此方こそ宜しくな」
これで新しいクラスメイトが増えた
~放課後~
そういえば、今日は確か、ヴィヴィオとアインハルトの練習試合があるんだったと思い出したように荷物を纏めて教室から出たが・・・
「待ってたぜ!」
仁王立ちしながら待っていたのは今朝の三人組だった
「はあ~、俺は急いでるんだ。そこを退いてくれ」
「嫌だね♪」
ニヤニヤ笑ってやがる、本当に面倒な奴らだ
「アンタらと時間潰す程、暇じゃないんでね」
そう言い、キリヤは窓から飛び出し、校門まで走るが・・・
『マスター、囲まれてます!』
「くっ、剣道部がこんな事していいのか!?アイツが泣くぜ」
10人程に囲まれた
「さあ!」
「「「「「覚悟しろー!」」」」」
竹刀又は木刀を持って集団で攻めてきた
それに無言でエリューを展開(剣のみ)するキリヤがいた
ークリスsideー
「ふう、今日は疲れましたわ」
新しくきた学校の流れに慣れるように努力するのも一苦労ですし、ここの殿方は不謹慎すぎです。はあ~、早く帰りましょ
靴に履き替え、校門に向かう途中、「やれやれー!」「頑張ってー!」と声援が聞こえる
「?何かしら」
気になり、様子を見に行くと・・・
「こ・・コイツ、強えぇ。この人数でかすり傷なしかよ」
クリスの目に入ったのは息を切らしている5人組とキリヤがいた
「(その人・・足元で倒れいるのは彼一人で倒したの!?)」
「どうした?俺を倒すんじゃなかったのか?」
黒い剣を肩に乗せながら余裕な顔をしているキリヤ
「ええい、一斉にかかれー!」
5人同時に襲いかかってきたが・・・。姿勢を低くし、5人組に突撃するキリヤ。最小限の動きで攻撃を捌きつつ、確実に相手の腹部・背中・首の辺りに攻撃を打ち込む
バタッ
「言っただろう、アンタたちじゃあ、俺には勝てない」
辺りに歓声が響き渡る。キリヤは剣をしまい、そのまま帰ってしまった
「やっと・・やっと見つけましたわ」
フフフッと笑みを浮かべるクリスだった
戦闘がいまいちだった気がする作者でした