キーンコーンカーンゴンッ。学校のチャイムの音だ。
うーん。もう少し寝させてほしい。今の夢はなんか想像欲が掻き立てられるものがあるんだ…
とんとん。と肩を叩かれる。
「うーんあとちょっと寝かせてぇ…」
そう言いながらのそっと顔を上げると、そこには私の友人である淡雪ちゃんがいた。確か文芸部に所属していて、ツンっとしているがけっこう優しい子で自慢の友人だ。
「今のチャイムがホームルーム前のチャイム。先生が来る前にヨダレ、拭いておいた方がいいよ。」
涎?そう思って口に手を当てると僅かに湿り気があるように感じる。まぁそこは大した問題じゃないんだよね。
「えっ、もしかして6限目にいびき立てて寝てた?どうしよう。あの先生、五月蝿い生徒にはすっごく厳しいんだよね。」
手の甲で拭う仕草をしつつ、自分がやらかしていないか聞いてみる。
「大丈夫。特に音は聞こえなかったし、別の子が質問攻めにあってたから寝てるのも多分バレてないよ。」
一安心だ。あの鬼のような問題数を解かされる放課後居残りは大変心に来るものがあるからね。回避できるには越した事はない。
あれ、淡雪ちゃんって文芸部だからもしかして。
「よかった〜。…あっそうだ淡雪ちゃんって確か文芸部だったよね?」
「そうだね。文芸部だよ。」
何を今更。ってような不思議そうな顔を浮かべている。
「ならさ、本の書き方って知らない?」
「確かに活動の一環で本は書いたことあるけどどうしたの急に?」
ビンゴ。この子なら絶対知ってるって思ってた。
「うーん…この前見たアニメがすっごい良くて自分でもあんな作品を書きたいんだよね!」
「うーん…まぁ理由がどうであれ物語を書くのは凄くいい事だよ。ただ、私だけだとちょっと教えるのは不安だな。」
「どうして?」
「私の書いているやり方は我流だからね。細かいプロット…物語の流れとかを書いたり、地の文と会話文のバランスとかしっかり教えられる気がしないんだよね。
「プロット?地の文?。会話文は聞いたことあるけど他のは聞いた事ないよ。」
「まぁ普通そうだよね」
そう言った後に彼女はやや思案顔になる。そしてちょっと思いついたように
「…そうだ。一回文芸部の部室においでよ。先輩もいるから何かアドバイスもらえるかも。」
先輩か。確かに良いアイディアかも。
「お邪魔しても良いなら行きたい!」
「よし、それなら決まりだね。」
キーンコーンカーンコーン…
ホームルームが開始するチャイムだ。
「それじゃまた放課後!」
そう淡雪ちゃんに言ったあとガラガラーと先生が入ってきた。
「ホームルーム始めるぞー。席につけー。」
第二話投稿しちゃいましたね。
私は我流で書いてます。今まで多くの本を読んでいた為かどう思っているのかを考えるのには困らないのですが、どう言葉に表したらいいか結構難しいですね。