ガンダムビルドブレイカーズ:Code:ヴァル   作:Wandarel

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アービィ「予想外の事も起きるものね……。あらごめんなさい。皆さん、おまたせしました。前回は天ノ玉原市に来た私達が実質の権力者とも言われているシズクという人に会ったのだけど、喧嘩を始めちゃったの。どうしたらいいのかしら……。」


第2話「女王VS戦女神」

シズク「シッ!!」

閃光のような正拳が飛んでくるが、トキメはそれを見切りことごとく避ける。

だが………。

トキメ(攻めに転じられないな……。)

全くのスキがないシズクに舌を巻いた。

そう思いながらも投げ技を仕掛けたが、シズクは直ぐに振りほどかれ、避けられる。

トキメ「純粋な意思を持って私を殺しに来てるね……。」

シズク「もちろん、やる時は徹底してやる。それが私のポリシーだから。」

瞬時に足払いを仕掛けられ、トキメが足を取られる。

そして、背中から倒れた時シズクの拳がすぐ目の前まで来ていたが…。

トキメは冷静に対処し受け流した。

シズク(……当たらないな。)

激しく攻防が続くが決着がつかない。

シズク(……あれ使おうかな。)

シズク「ここまで私について来れた人は久しぶり。そのお礼にちょっとだけ奥の手を見せてあげる。」

コォォォォという、掛け声が入る。

トキメ「……?呼吸?」

トキメはその行動に首を傾げた。

だが、それは裏目となる。

既にシズクの正拳がトキメを捉え、微量ながら電撃のような何かが走っている。

トキメがつかれたと同時に感じたのは内部へのダメージ。

トキメ(内部攻撃!?)

シズク「はぁぁっ!!」

そのまま勢いよく拳を打ち付けたが……。

トキメ「ふううぅ……。」

その攻撃を受け流し……。

トキメ「返しますよ。」

同じようにその波紋のように響く衝撃を返した。

が、強すぎたがゆえ両者共に吹き飛んだ。

トキメ「うっ……!」

シズク「あいたっ!」

だが、すぐさま構え直す。

トキメ(息…・呼吸に関わることなら首を絞めれば早いかも……呼吸器を狩るべきか……?)

そう考えていた時、突然カンカンカンとゴングがなった。

ユウ「あーあもう派手にやっちゃって本当に……誰が片付けすると思ってるの?しゅーりょー!」

シズク「もぺっ!!?」

ユウがシズクに枕を投げつけ終わらせた(?)

ユウ「はいはい、さっさと片付けて。本当は戦うことが目的じゃなかったんだからさ。」

シズク「うーん、でもまぁ、そこそこ強かったわ。磨けばさらに……。」

ユウ「言い訳無用!さっさと手伝う!」

シズク「ユウ、最近私に冷たくない?」

ユウ「デフォルトよシズ。」

トキメ「……破天荒ね。私もそうだったけど。」

とりあえずは事なきを得た。

その後はユウが部屋に案内してくれた。

ユウ「月夜見神社。今日から貴方の家よ。」

トキメ「ここが……。」

家……。

トキメはここに来る前に電之商店を見てきた。

跡形もなく消えた我が家。

残されてるのは、イチカのみ。

トキメ「……ユウさん。」

ユウ「どうしたの?」

トキメ「私、あの子の為にも全てを賭けます。」

ユウ「………気負いすぎないようにね。貴方はまだ子供よ。たまには大人の力も頼っていいんだから。そうだ、私と相部屋だけどいいかな?」

トキメ「問題ないですよ。」

トキメは再び一層深く覚悟を決めた。

トキメとして、妹の幸せを必ず守ると。




トキメ「学校〜。」
アービィ「私、どうして学校に?」
次回
ガンダムビルドブレイカーズ:Code:ヴァル
第3話「戦女神の降臨」
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