世界で1人の呪術師は世界最強   作:はるなが

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どうもー13話ですーーー


第十三話 鬼族の末裔

 

 

たっぷりとシロを堪能した後、俺たちはひとまずこの崖に挟まれた場所から抜けることに。

移動手段は自転車とか車はないので、シロを背負い纏雷(出力弱)を使って移動してる。

 

「なんもないな…。」

 

どれだけ走っても崖ばっかり。道端で出会う魔物以外の生物は居ないみたいだ。これからやることは結構あるぞ。

そのためにまずは近くの町に行きたいな。

と、その時微かだが前の方から地響きが…。

まぁ気にしないで先を進む……。

 

「あ!やっと見つけました!!」

 

うわぁ…。

目の前から走ってくる1人の女。

思わず俺はその場で足を止めてしまった。

 

全てがシロと正反対の容姿であり、長く少しだけ赤いポニーテールに誰もが魅了されるだろうスタイルに豊満な胸。そして……。

 

「角?」

 

はぁはぁと膝に手を着き息を整える女。

その頭部には二本の立派な角が生えていた。

 

「この子……鬼族。」

 

シロは静かにそう呟く。

シロの反応からしてかなり珍しい種族っぽい。

 

「鬼族…?」

 

「私と同じ向かい存在した幻の種族。私の種族とは親戚みたいな感じだから幻ってほどでは無かったけど。鬼族は外界との関係を遮断してたから…。」

 

「そんな珍しいのか…。」

 

「よく知ってますね私たちのこと。親戚ってことはあなたは「まあ取り敢えず先を急ぐか。」ちょっと待ってください!!!」

 

俺は目の前の女をほっといて先を急ごうと、すると服の端を掴まれて止められる。

 

「なんだよ。」

 

「私を助けてくれま……ちょっと待ってください!!!なんで行こうとするんですか!」

 

「今助けてと言ったろ?そんな面倒な事やってられるか。」

 

人助けなんて好感度を稼ぎ、自身が優越感に浸るだけの行為なんざごめんだ。

 

 

「…ハル。話だけでも聞かない?一応私の親戚みたいなものだから…。」

 

「それで?なんで助けて欲しいんだ?」

 

女は「なんで私が頼んでも…!!」「切り替え早いですねッ!!」

とか言っている。早く言わないと行くぞ。

 

「すみません取り乱しました。……実は私追われてるんです!」

 

「へぇ頑張れよ。」

 

「ちょっ!!!!」

 

俺がその場からすぐさま立ち去ろうとすると、既に女を追っていた奴等だろう、そいつらが俺たちを逃げれないように囲っていた。

 

だがそれは凶悪な魔物などではなく、鎧を纏った人間。

久しぶりに見た人間は女と俺のシロを鄙猥な目をしている。

こんなクソみたいな奴らなんだな人族って。

 

「ハハッ!!こりゃあ上物だ!!ロリ趣味でよかったわ!俺のドンピシャなんだよなこいつ!」

 

「てかこの男はなんだ?一丁前にスーツと上からコートなんか羽織りやがって。」

 

「しらねぇ。そこのお前!お前はこの女のなんだ?」

 

「俺の愛人だが?」

 

「………アッハッハ!!!シオン!お前と同じロリ趣味の奴がいたぞ!それに愛人だってよw!!」

 

「いいねぇ、そそるねぇ。その男をボコボコにして押さえつけて、目の前でぶち犯してやるよw。腹から垂れ流れるくらい中に出して従順な性奴隷として家で飼ってやろうw」

 

「見事なクズっぷりだな。」

 

目の前で繰り広げられるクソみたいな発言。

内心すぐにこいつらを殺したい。

 

「男はどうなってもいい!殺してしまってもいい。女2人を捕まえろ!」

 

この集団を束ねる人物がそう言うと、その部下は一斉に襲い掛かる。

人間ってのは欲に従順だな。

一人一人が振り下ろすイカつい武器は躊躇なく俺の頭を殴りつけようとしている。

 

「あッ!!」

 

女は驚いて声を上げる。

確かに武器を持った集団が、何も持っていない人一人を一斉に殴りつけるんだ。そりゃ驚くか。

これから目の前で起こる残酷な行為を目の前で見させられるしな。

 

「じゃあお前らは俺の敵って事だな。」

 

だが女の考えは俺がただの一般人だった場合だ。

その想像は安易に打ち砕かれる。

 

「へ?」

 

1番近くに近づいてきた男一人を片手で投げ捨てる。

空高く浮かび上がり、そのまま雷を落とす。

綺麗な人間の丸焼きの出来上がりだ。

 

驚きのあまり他のやつはその場で止まっているが、そんなのはお構いないなしに俺は戦闘を開始する。

 

周りにいた奴らの頭部を握り潰し、腕を変形させ、睾丸を蹴り上げ、胴体に風穴を開け…。

これは戦闘というより一方的な虐殺だ。

 

「俺のシロに何をするって!?」

 

そう言いながら、腕を持ちこちらに引き寄せ顔へ蹴りを放つ。

顔面の骨が砕ける感触と音を脚に響かせながら、横へ薙ぐ。

 

勢いが強すぎて後ろの3人を巻き込んで岩壁にぶつかる。

 

「ちょ…ちょっと待って……」

 

「何故だ?お前は俺の愛人を性奴隷にすると言ったな。そんなことを言って普通許すと思うか?」

 

俺は最後の一人…ロリ趣味の奴を最後まで残し、拷問を始める。

 

「知ってるか?体内に生体電気ってのが流れてるんだか…。最初にそれをいじってやる。」

 

鳩尾にこいつが気絶しない程度に蹴りを入れ、男はその場でうずくまるので髪を掴み取り、持ち上げる。

 

そのまま腹に手を当て生体電気をいじり出す。

 

ピリピリと段々と生体電気が荒れていくのがわかる。

瞬間…。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」

 

絶叫を上げる男。

生体電気が暴れ出し、感電した時と同等の電気が男を襲う。

 

「おいおい汚い声で叫ぶなよ。うるさいだろうが。」

 

そのまま白雷を操作して手足を消し炭にする。

次は声にならない声をあげて悶えて苦しむ。

 

「た…たす…けて……」

 

「無理な相談だ。このまま一生苦しめてもいいんだが俺にもやることはある。遊んでやるのはここまでだ。」

 

俺は頭の方へ移動して脚を持ち上げ…。

 

「じゃあな」

 

そう言って脚で顔を思いっきり踏みつける。

骨を砕く鈍い音と、脳みそを潰すグチョッという音が合わさり気持ちの悪い音がして響く。俺の足が地面につくときには既に男の命は終わっている。

 

「きたないな。」

 

脚を振りながら着いた血を払う。

 

初めて人間を殺した。

存外、大した感情は湧いてこない。

 

「あ…、あの。そこまでする必要ありましたか…?」

 

「それは俺次第だ。ただの敵にはこれ程まではしない。言っただろ?俺のシロを汚そうとしたんだ、これでもマシな方だろ。」

 

「………でも。」

 

女の俺を見る目はまさに「酷く残虐である快楽殺人者」を見る目だった。

まぁ別に他人にどう思われようとどうでもいい。

だがシロはそれを許さない

腕に抱きついてきながら、

 

「ハルをそんな目で見ないで。」

 

いつものシロとは違った真面目な声で女に言う。

 

「す、すみません。少々驚いただけです。非日常的な事を見せられたもので…。」

 

「ねぇあなた。私の知ってる鬼族は戦闘狂だったのだけど、あなたは違うの?本来の鬼族で有ればあんな人間赤子の手を捻るより簡単なはず…。」

 

シロは自身の知っている鬼族とはかなり違う女をみて少し疑問に思っている。

 

「その…私は鬼族の中でも落ちこぼれで…。戦闘面は全く出来ないんです。けど筋力とかはありますよ!でも血とかが苦手で…。」

 

致命的だな。戦闘において血を見ない戦闘などあるのだろうか。

 

「…そう。」

 

「あ、あの!それでなんですけど。…助けてくれたお礼をしたいのですが…。」

 

「要らない。別にお前を助けたつもりは毛頭ない。ただシロを守っただけだ。」

 

「で、でも…。」

 

「ハル。お礼はもらおう。もらって損は無いよ。」

 

 

「シロがいいならいいぞ。それで女、お礼はなんだ?」

 

「ふっふっふ。聞いて驚かないでくださいね?そのお礼は………………

…鬼族の生き残りの集落です!!」

 

 




次は鬼族の末裔の集落です!!

ハジメは忘れてません!ちゃんと出します!呪霊も!!、
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