コンタクトをつけたまま寝ることが最近多くて、起きた時目がショボショボになってるのが普通になってます。
「くっそ!!!こんな狭いところで出てきやがって!!」
決して人だけなら狭くはない。
だがこいつに至っては別だ。既に部屋が崩れ落ち岩が露出していく。
場所を移動したいが……。
「グァアアアアアア!!!」
あいも変わらず好き勝手叫びやがって。
鼓膜逝くだろうが。
「うるせぇなぁ!!」
呪術師となり元来の力が戻った今、本来は手こずる相手じゃない。
だが……俺はさっき呪力も使い果たしてカラッカラだ。
あったり魔力すらも魔力変換で呪力に変えてしまった。
あれから数分しか経ってないが、呪力と魔力は多少回復している。
だから術式、纏雷、を駆使して奴を殺すっ!!
ヘビモスは前腕を乱暴に振り払う。
「シロ、派手に動く。捕まってろよ?」
「んっ!……」
“纏雷”‼︎‼︎
白い雷が全身を纏い、力が一気に湧き上がる。
一歩踏み出すと同時に、目の前の景色はヘビモスの足元へと変わった
俺が通った跡は稲妻が迸り、地面が白く焼け焦げていく。
ここまできた推進力を利用し、そのまま後ろ足の膝を逆に思いっきり蹴る。
骨が折れる振動がこちらに伝わって確実に折れたことを確認し、続いて胴体へ切り替える。
その時、ヘビモスはその巨体からは想像できないほどの速さで飛び退き、
正面から突進を仕掛けてくる。踏み込む一歩一歩が地面を砕き、もとあった部屋などとうに限界を留めておらず、それを悪化させるように迫り来る。
「ハハッ!!突進か!!いいぜ乗ってやるっ!!」
出来るだけシロへ被害が行かないよう細心の注意を払い、
電磁波でシロの辺りを囲む。
俺は準備を終えると、その場から動く事もせず身構える。
雄叫びを上げながら迫り来る黒い凶星。
その頭蓋を全身全霊で殴りつけるっ!!!
瞬間に地面が破裂。何メートルものクレーターが俺とヘビモスを中心に一気に広がり同時に亀裂が入る。
「「おああ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」」
互いに叫び合い、お互いの今出せる全力を出し尽くす。
純粋な力勝負。
……だがどれだけステータスをあげてもやはり、ヘビモスに届かない。それほどの化け物。
完全に俺の方が劣勢。腕がメキメキと軋んでいく。
反転術式に使える呪力すら残ってない。あったとしてもそれを纏雷へ使う。
「ッ!!!くっそ!!あと一歩がっ………!!!」
押し負ける。
慢心せずもっとステータスを上げるべきだった、
「……ハルッ!」
「…!?」
「…私を信じて…。」
シロは何かを決めた瞳でこちらを見てくる。
「………いいぞ。ただしっ……一分。それが限界だ。」
「んっ!」
意識をヘビモスへ集中させながらシロの声を聞く。
一分といったがそれほどの時間が稼げるか…。
だがヘビモスとの力量が俺単身だけで埋めれないしやるしかない。
「乗ってやるといったが、それは無理そうだっ!!!」
今まで込めていた力を全て抜きその場でしゃがむ。
もちろんヘビモスは全身全霊の突進をしていたのだから、すぐに止まれる訳もなく壁へ激突する。
「シロっ!!」
「いただきます…」
カプ……
シロは俺の首へ噛みついてきた。どう言う訳か分からないが、今は血を吸われている。
吸血鬼だからか?
「ぷはぁ……ご馳走様。。」
「……“煉獄”!!」
血を吸い終わったシロがそう唱えると背後から魔法陣が現れる。
その四つの大きな魔法陣から、放たれる高出力指方放出。
「うおっ!!!」
吹き荒れる熱波とその出量に驚愕する。
なんだあれ……。
魔法が発達した今の状況でも、軽々と国一つ消し飛びそうな威力。
大魔道士が貼った結界すらも、薄氷みたいに砕け散ると言うのがのが容易に想像できる。
魔法が当たった部分は灰燼と化し、ヘビモスは生命活動を停止させた。
こんな易々と…。
「…えへん。」
ドヤ顔でこちらを見てくるシロ。
思わず頭をくしゃくしゃに撫でた。
「すごいなシロ。本当に助かったありがとう」
「…えへへ。」
頬を赤くして笑うシロに思わずドキッとしてしまった。
いかがだったでしょうか。いつもよりは少し少なめです。
あとハルとシロについて詳しく言ってませんでしたね。
名前:百鬼ハル(なきりハル)
年齢:17
身長:170前半→182㎝(レベルアップの恩恵により)
体重:多分60Kg
現在の体:片目、片腕で今を生活している。
髪色は黒色のままで、少し伸びた。檜山までは行ってない。天之河より少し多いくらい?かな。
目の色は茶色。
纏雷使用時に使う雷によって残光の色が変わる。
白雷なら白。
黒雷なら黒。
みたいな感じ。
顔が整っているかはわからない。でも八重樫、白崎、曰く裏でモテるタイプ。
名前:シロ(本名不明)
種族:吸血鬼族
年齢:???
身長:150ちょっと。
現在の体:素っ裸。一応ハルの着ていた服を着ているが、何故か色っぽい。透き通るような銀色の髪で、ハルは「あれは白髪だろ」とのこと。
色はまたもやハル曰く「ホワイトダイヤモンドに似てる」とのこと。