世界で1人の呪術師は世界最強   作:はるなが

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どうも9話です。


第9話 立ち向かう少女

 

 

シロside

 

「カ……ハ……ッ」

 

「ハルッ!!」

 

右半身を抉られてる。血を吐き出しながら力無く倒れていくハルに抱きつき、倒れるのを阻止した。

ハルが全力で守ってくれたおかげで私への被害はない。ひとまず物陰へ移動する。

 

「ハル…。」

 

残ってる魔力じゃ体を完全に再生でき無い…。

損傷してる部位が広すぎる。流石に魔力もほぼ残ってない。

どうすれば…。

 

 

 

「…!!」

 

ハルの身体から煙…?

……違う!!再生してる!!

前ハルが言っていた、はんてんじゅつしき?のおかげか。

再生してるとわかったなら、やることは一つだ。

 

「ハルが回復するまで……時間を稼ぐ!」

 

 

 

 

私は物陰から飛び出して、創造を始める。

 

「!!」

 

作るのは昔本で見た「銃」と言うもの。

反逆者たちが伝えた一つの武器。

非力な私でも無理なく持てる。

 

作りまでは覚えていないが、そこは違う物で補う!

できる物は不完全。だが今はそれでいい!

 

「“銃創“!」

 

背後に現れる銃の形をしたもの。

魔界に伝わる一種の魔法。魔力の圧縮、魔力の反発、を利用した逸品で

通常の千倍圧縮した魔力を、魔力の反発を応用し高速で打ち出す。

 

ギュィイイイン!!!!!

 

銃口から放たれる一撃は易々と足を消し去る。

バランスを崩した龍は手のような脚を地面へ思いっきり叩きつける。

 

「…うあっ………!」

 

岩を砕き地面を揺らされ、標準が定まらない。

 

「……ッ!ここ!!」

 

1秒後にもう一つの足がくると予想した場所に先読みで放つ。

───だがそれは龍の脚に当たることはなく、私の体に極太の尻尾が直撃する。

 

「がふっ…ッ!」

 

尻尾に当たった勢いのままぶっ飛ばされ、地面を何回転もしてやっと静止する。

立ちあがろうとするが、息をするだけで胸が痛む。肋骨が何本か逝ったようだ。

 

 

だけど!それでも私は少しでも時間を!!

 

「いッ!…」

 

視界が一瞬で狭くなる。

なに?目をやられたの?…それに左腕が上がらない…。

 

「ッ!!!」

 

痛みで理解した。

抉られてるッ!!何時!?全く見えなかった!!

 

「ぅぅっ……。ここッ!!」

 

私は負けじと龍へ魔力を打ち出す!!

その一撃は顔面を吹き飛ばす………筈だった。

 

私の放った魔力が空中で爆発する。

轟く轟音に、吹き荒れる熱風。

 

熱風………まさか!!

 

「学習してる…。」

 

“剛熱“がまだ残っていたのか。

それに私の作った銃と同様に、熱を圧縮して放っていた。

相殺されるわけだ…。

 

「ガァァァアアア!!!」

 

大咆哮と同時にさっきの残りを空へ打ち上げた。

それが分散にてこちらに向かってくる。──まさに流星群。

 

必死に避けるがこの量は避けきれず、脚が吹き飛ぶ。

幼女が足に躓いてこけるように、私は倒れた。

 

迫り来る流星は追尾式。標的を自動で追いかける。

つまり、私が死ぬまで無くならない。

 

避けようにも脚が…ッ

 

「……ッ!!」

 

 

 

 

 

ハルside

 

 

(何やってんだ…。俺は。)

 

シロが必死に戦ってる。

残りの魔力から考えて、単体で勝ち目がないのは分かりきってる筈。

 

(まさか時間を…。)

 

シロの作戦は、

無意識下で反転術式を起動した俺が治るまで、時間を稼ぐって所か。

 

(全く、無茶をしやがる…。あんな身体で戦って…。)

 

(連れて帰るんだ…!約束したろ!)

 

“纏雷″!!!

 

(ここで寝てる訳にはいかねぇんだよ!!!)

 

 

 

加速。さらに加速。

右半身を抉られ、走るための筋肉繊維はさっき反転術式で再生したばっか。ここまで激しい動きをしたらまた千切れる…。

 

否。千切れた側から治してけッ!!!

持っている魔力は全て呪力へ変換しろ!!最後の一撃に全てを賭けるッ!

手始めにシロを救出ッ!

 

「捕まえたッ!!」

 

そのまま残りの熱線を雷でかき消す。

 

「…ッハル」

 

抱きついてくるシロを俺も抱きしめ返した。

だがこれを堪能するのは終わった後だ。

 

一旦距離を置き、状況把握。

 

「シロ残りの魔力で打てるのあるか?!」

 

「……煉獄一つだけなら…。」

 

「上出来だ。…俺が脚になる。シロは合図で煉獄を打て!うおっ…!!」

 

「ガアアァアアアァアアア!!!」

 

突然咆哮を上げる龍。

咆哮が止んだかと思うと、形態変化。

 

「そっちも本気か…。」

 

黒いボロの布切れみたいな翼が生え、怒りで体の熱が上がり、全身の油が気体へ変化する。

 

「やるぞシロ。最終ウェーブだ!気合い入れていくぞッ!!」

 

「………んっ!」

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか。
すごい短い時間で作ってしまった。あまりクオリティは良くないかも。

どっちかって言うと、対人戦の方が戦闘描写描きやすいです。(個人の意見)
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