百合と悪魔と煙草と銃とレズバトル   作:てりのとりやき

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ストーリーとはあまり関連がないけどほとんど説明されない設定

 

<星>

この作品においては二通りの意味を持つ。

第一に、主人公たちの住まう惑星を指す。近年では世界的な寒冷化が強まりつつあり、この事を「神が見捨てた大地」と嘆く者(特に凡種と呼ばれる者達)が多い。

第二に、それは惑星級生命体の事を指す。明確な意志は持たないが大雑把かつまどろみに浸っている半覚醒の状態で生きており、自身の表皮、つまりは大地の上で生きる者達への慈愛を持った一個の命である。亜種の一部が『星』と呼ぶ場合、それは生命体としての星を指す。この『星』で生まれた種こそが亜種であり、彼らは本来ならば大地の主役、生態系の頂点に立つはずであったが、後述する<神>の来訪によりそれは夢想の歴史となった。

 

 

<神>

この作品においては二通りの意味を持つ。

第一に、凡種が信じる宗教上の神。

第二に、別の惑星より来訪したとある異星人である。古代や神代よりもはるか昔、未だ生態系の循環すら行われていない頃に来訪した<神>は、その超越的な技術を用いて死の大地に豊穣をもたらし、自身の遺伝子を継ぐ源種、遺種、凡種たちを、更には完全な別種である亜種をも導いた。<星>は異星の存在である<神>を拒むことも出来たが、その慈愛を理解したために凡種たちの繁栄を許すに至る。しかしある時、何らかの原因で星を去っており、以来その姿を見た者はいない。この事実を知るのは<神>来訪の頃から生き続けているレテミアやイリス、フルールなどの極わずかな者達のみである。

 

 

亜種(デミス)

上述したように、この星で芽吹いた種族。極悪な環境下で発生したため強靭な肉体と環境適応力を持ち非常に長寿だが、その分繁殖能力は低く次第にその数を減らしている。様々な見た目をした者がいる。

 

 

源種(ハイエルフ)

<神>が異星より来訪した際連れていた、<神>の血を継ぐ五人の娘を指す。尖った耳と永久の生こそが何よりの特徴。五人それぞれが<神>より授かった超越的技術を持っており、例えば第一子にして長女『太陽』の娘――つまりフルールは、<神>が創った人工恒星の操作権限を持つ。他にも第五子にして末女『時』の娘――つまりヴィエは、時空間操作の顕現を持つ。他にも物理法則を無視した現象(簡単に言えば超能力)を起こすことが可能。

現在においてフルールとヴィエ以外の娘は全て死亡または再起不可能なレベルにまで破壊されている。また、極一部の者以外は存在そのものを伝説上の生物と捉えている。

 

 

遺種(エルフ)

神、しいては源種の血を継ぐ者達。その数は凡種により狩りによって激減しており、滅多に人里に姿を現さない。源種ほどではないが超能力に目覚めている者が多い。

 

 

凡種(ヒト)

神、源種、遺種の血を継ぐ者達。最も短命であり、最も繁殖能力に長けている。神のひ孫。

 

 

<祖魔>

亜種が生まれるよりも前に生まれた12の亜種達を指す。亜種が遠くない未来で自身の表皮の上で生まれることを知った<星>が、彼ら亜種が問題なく生きていけるよう環境調整を目的に唯一自らの力で創り出した生命体であり、簡単に言えば亜種のプロトタイプである。自死を望む以外に決して死ぬことのない出鱈目な生命力を持ち、その中でも最初に創られた生命体であるイリアヘキサデウス――イリスは<星>が初めて作ったという事もあり原子レベルにまで砕かれても、存在自体が消滅しても、“絶対に”再生する。

 

 

 

 

 

 

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