なんか自己紹介すらさせて貰えず学校を追い出されてしまったので諦めてコンビニに食料でも買いに行くとしよう·····
まぁポジティブに考えれば自己紹介しなくてもみんなに認知されてたって思え·····ないよなぁ·····
まぁそれでも収穫はある、何人かは虐めに加担しようとはしてなかった。平田に綾小路っぽいやつ、櫛田に高円寺ぐらいだろうか·····
これからの学校生活どうしようか·····なんか原作と既にかけ離れてる気がするんだが·····原作知識で何とかなるのか·····これ·····
「うるせぇな!!ちょっと待ちやがれ!!」
考え事をしながらコンビニに入るといきなり怒鳴り声が飛んできた。
こいつは確か自己紹介の時にブチ切れて出てったヤンキーの須藤だ。こいつは前の自己紹介の時に居なかったし仲良くなれるチャンスなのでは?
「同じDクラスの奴だよな·····どうしたんだよ」
さりげなく親切に喋りかけてみる。
「ん?同じDクラスにお前なんかいたか·····?まぁいいや·····端末忘れちまってよ·····かわりに払ってくれねぇか?」
そういえば原作でもこんなイベントあったな·····主人公がパシられるやつだよな…確か·····
「まぁいいけど後で払ってくれよ·····?」
「わ〜ってるって」
須藤は頭をポリポリかきながら言ってるがこれ絶対明日忘れるやつだろ。なんか前世でもそんな事あったな。俺の数学の教科書ちゃんはあれ以来二度と帰ってこなかったが元気だろうか·····今頃可燃ごみの中だろうな·····
「じゃあこれでお願いします」
俺のかざした端末からは4000ポイント程度引かれた。
単価高くね?あいつ何を買ったんだよ·····まぁいっか·····
「俺はこのままちょっとコンビニの前でカップラーメン食うけどお前も着いてくるか?」
須藤の誘いに乗って俺は近くのとろけるカフェオレを買ってコンビニの前に行った。
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「お前はなんか部活入るつもりあんのか?」
急に須藤から聞かれるがそーいやこいつバスケ中毒者だったな·····手に持ってるカップラーメンもバスケ漫画のシール付きみたいだし。当てたシールは赤髪の丸坊主らしい。それを見習ってかこいつの髪も赤色である。狂信者かな?
「俺·····?なんも考えてねぇなぁ·····」
中学校の頃は転校して1年半で7個の部活をやってた。そのせいか7つの部活を支配するとか言われてたらしい。
決して皆から嫌われてタライ回しにされていた訳では無い。決して。
「そうか·····俺はバスケ部に入ろうと思ってるぜ·····中学の頃からバスケは強かったしな」
そんな事を話してると上級生が近付いてきた。にしてもウザイ顔だなこいつら
「俺達の縄張りに陣取るとは·····2年生の俺たちに随分舐めた態度だなぁオイ。今年は生意気な一年が入ったもんだぜ」
「あ? いい度胸じゃねぇか!」
須藤は2秒で挑発に乗ってしまったようだ。髪が赤色に近ければ近いほど沸点が低いのかもしれない。
オレとしては無視でも構わないのだが·····というか、スルーしたい·····、あっちの挑発が見え見えだと思わなくもない。ここで須藤に殴らせて金稼ぎでもするつもりだろうか
須藤はクラスメイトだ。助けて然るべき場面なのだろうか……?でも俺クラスの奴らに虐められたしな·····初日から
「おー怖い怖い。お前ら、クラスはなんだ? あー悪い。……当ててやるよ·····お前ら、Dクラスだよな?」
「だったら何だよくそが!あ?!」
「聞いたかお前ら? Dクラスだってよ!」
ゲラゲラと哄笑する二年生。
店員や他の利用客は困ったような表情を浮かべているが特に何もしない。
周りを見てみると監視カメラが2台·····やっぱり1年からクラスポイントとプライベートポイントを稼ごうとしているっぽいな
流石に暴力沙汰になれば店員も対応せざるを得ないだろうが、今のところは無視を決め込むようだ。
·····俺が対応するしかないさそうだな
「先輩方、監視カメラありますよ、ほら」
取り敢えず俺は監視カメラを指さしておく。これでひとまずは帰る·····よな?
「あ?」
可哀想な『不良品』のお前らには、特別に今日はここを譲ってやるよ。感謝するんだな」
「逃げんのかオラ!」
頼むから黙っててくれよ須藤。まぁこいつには無理だな
「弱い犬程よく吠える。せいぜい最初で最後の楽をするがいいさ。地獄を見るのはお前らだからな!」
『不良品』とか地獄を見るとか言っちゃって大丈夫なんだろうか、確か原作では後輩に教えたらアウトだったような·····
監視カメラにも写ってるだろうしこれは覚えておこう。
「あーあと、お前よくその犯罪野郎とつるんでられるよな、そいつ、あの天野セイントだぜ?」
最後に余計なことを言い残してきやがったあいつら。
同情した目だった先輩達が汚いものでも見る目になってしまった。最悪だ。
けど店員の目は変わってないどころかよりいっそう同情を増してるってことは店員は冤罪だとわかってるらしい。
「クソっ·····てかてめぇあの犯罪者だったのかよ、てめぇなんか絶縁だ絶縁!」
この学校で初めてできた友達(?)に颯爽と絶縁を告げられながら、俺はその場を去るのだった·····
なんも買えてないしショッピングモールに向かうとしよう。
Dクラスを
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許すな!
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許してあげよう