死の支配者の寵愛   作:たまらー

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今回二部構成となっております。


幕間Ⅵ

アルベドはしどけない姿でナイトドレスに包まっている。

彼女のクローゼットは夜用の衣裳で華やいでいた。

毎晩のように取っ替え引っ換えしており、まどろっこしくなったアインズが引き千切ろうとするので消耗が著しい。

あるとき数回しか着ていないお気に入りのチュチュを台無しにされて、アルベドが涙目になりアインズはおろおろしたが凌辱プレイ用として活躍している。

アルベドは左手を翳しその顔はくふんと得意気だ。

薬指にはアインズがデッサンし魔法を付与した婚約指輪(エンゲージリング) アルベドが白銀(プラチナ)アインズが(ゴールド)のペアリングだ。

アインズはもちろん結婚指輪(マリッジリング)も用意してある。

特注で精巧な細工にルーン工匠の文字が彫られている。

アルベドはウール・ゴウンの姓となる 蟠りは既になくむしろ優越感がある。

結婚しても当分は新婚でいたいが異種族交配は妊娠しにくいとデミウルゴスが言っていた。

一年位したら人化の指輪で励もう 人間の体は不思議だ。

憐憫の情など微塵もなかったのに、エ・ランテルに赴き人間の幼子を見掛けて可愛いという感情が芽生える。

コキュートスが御方の御子をあやせる日も将来実現するだろう。

アインズの婚約発表は号外として報じらている。

エ・ランテルは急遽祝賀祭となりセバスの案で国民全員に酒と菓子が配られた。

その太っ腹な豪快さに皆が大いに慶び讃えた。

 

「起床時間ですモモンガ様」 アルベドがやさしくアインズにキスをする。

「ん~まだこうしていたい」 アインズが頬擦りしているのはアルベドを縛るときに重宝しているショールだ。

通称[天女の羽衣]彼女の残り香が染み込んでいる アインズはベットで未練がましい。

「こっちは起立してるんだがな」 とアインズはシーツを摘んで見せる。

「そっちじゃありません そんなことをしていたら食事が疎かになります」

「私はおまえがご所望だ」 「もう召し上がりました」

「おまえのここはおかわりをしたがってるぞ」

「いけません!」 もぞもぞしているアインズの手がアルベドにペシッとはたかれた。

「い・や・だ」 アインズは駄々を捏ねる いつもの朝のやりとりだ。

逃れようとするアルベドをアインズは羽交い締めにし、シルクのようになめらかな肌に唇を滑らせる…

寝室でフレンチトーストにフルーツサラダとフレッシュジュースの朝食を摂る。

現時点でアインズは脇目も振らず全身全霊でアルベド一筋だ。

アルベドもまたアインズに囚われ彼の虜だ。

アインズは禁断の果実を口にしてしまったのだ 甘美な媚薬のように抱くほどに魅了されていく…

 

アインズはそれを指先に引っ掛けてくるくると回している。

するりと背中とドレスのスリットから手を差し入れ、マジシャンみたいに上下共抜き取られてしまった。

「か、返して下さい!」 「どうしようかな…おつかいを頼もう

この書類をシャルティアに届けてくれ 食後の休憩をしてきなさい

ただし自分の部屋に寄って履いてくるのはルール違反だ」

「…はい」アルベドは消え入りそうな声で答える 「それとこれを中に入れて行くんだ」

アインズはランチのデザートの凍らせた大粒の白葡萄(マスカット)をアルベドに放った。

「そ、そんな!」 「あとで確かめるからな」 『私が取り出してやろう』

アインズは嗜虐の笑みを浮かべる アルベドの反応にアインズはご満悦だ。

アルベドはアインズを恨めしそうに見遣りしぶしぶ出掛けて行った。

廊下で辺りをきょろきょろ物陰で裾をたくし上げると唾液で湿らせたそれを押し込む。

『冷たっ!』 ドレスの下が心もとなかった。




内容は変わってませんが思いつく限り手直ししてます。
一文増えてたり言葉が以前と違ってたりします。
未熟者なので未完成です どうぞ生温い目でみてやって下さい。
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