幕間Ⅵの続き
「私よ ちょっといいかしら」 シャルティアはアルベドを部屋に招き入れた。
「これアインズ様からそれと…」 「なんでありんすか?」
「貴女とお茶をしてこいって」 シャルティアはティータイムの支度をしながら
「これありがとうでありんす」 例の指輪のことである。
それを受け取るまでシャルティアは頻繁にバーナザリックで酔い潰れていた。
管を巻いての絡み酒でしょげきっていたのだが
「アインズ様にわらわを妾姫に推してくれたでありんしょ
貴女に張り合える絶世の美女になってみせますわ」と膨らみが目立ってきた胸を突き出す。
上げ底はしていない
経過観察中だ 背丈も10㎝伸びて顔立ちも大人びてきた。
アルベドはそわそわしている 「どうしたでありんすか?」
シャルティアが肩にぽんと手を触れた途端アルベドは飛び上がった。
「ひゃう!」ヘンな声が出た 「あっ!」咄嗟にキュッとそこに力を込める。
粗相せずに済んだようだ もし落としたら罰は何だろうと期待してしまう。
「ご、ごちそうさま」 帰ろうとするアルベドの歩き方がぎこちない。
ピン!ときたシャルティアはアルベドのボディーラインをなぞった。
「な、なにするのよ?!」 アルベドはシャルティアをキッと睨んだ。
「やっぱり下着つけてないんだぁアルベドのエッチ!」 「だ、だってアインズ様が!」
あれを仕込んでいるのはバレてはいなかった。
「アインズ様ったらやだぁ!」 シャルティアはおどけてみせたが
『アインズ様は恥辱プレイがお好きなのね』とおもわぬ収穫にニッコリとアルベドを送り出した。
アインズはウズウズしながらアルベドを待っていた。
戻って来たアルベドは半べそになりポカポカとアインズを叩いた。
「モモンガ様なんて嫌いです!」
プイッとそっぽを向きむくれるアルベドにアインズは平謝りし
「わるかった そう拗ねるな」 彼女が根負けするキスの雨を降らせた。
アルベドは観念したように熱烈な
「どうぞいたぶって下さい」 もう午後の仕事どころではない 今日は残業確定である。
溶ろけたアイスの実は格別な味わいだったとか
ジルクニフの憂鬱
魔導国の属国となったバハルス帝国の皇帝ジルクニフはガバッと跳ね起きた。
深夜の寝室に一人 じっとりと脂汗をかいている 髪はぐっしょりだ。
頭だけでなくそこにも血が昇っている 「あ、ありえないだろう!?」
『皇帝の座に就く以前この顔のおかげでそういった倶楽部に勧誘されたことはある。
貴族連中には囲っている者もいるが私は断じて興味はないぞ』 それなのに何故だ?!
あの人間に化けた怪物にこの私が蹂躙される
そんなあるまじき光景 それを悪夢に見るなどなんたるおぞましきことか!
自分はどうかしてしまったのだ これは恐怖支配による妄想だ。
いやこれは暗示だ 従属するなら体も差し出せという要求なのか ジルクニフは青褪める
あのマスクの下がどうであれ紛い物だ 気にしてどうなる
これではまるで懸想しているようで胸糞がわるい。
「やあジル」 ゾワッ幻聴が聴こえる 総毛立つ 親しげにあの男はそう呼ぶ 忌々しい
だかあの声で脅迫されたらどうする…あれは人を蠱惑する
ジルクニフは八つ当たりするようにそれを扱きたてる 彼は自己嫌悪に陥った。
BLもどきになってます ジルファンの皆様重ねてごめんなさい
アインズ様もうベタ甘です 結婚したら尻に敷かれそうですね。