第二部アインズ様の恋煩い編Ⅱ
マネキンならぬ己の骨格標本が受肉されていく。
土台となるのは生前?の自分だがこんな青白い外観ではあまりに貧相だ。
筋肉を増量して肌の色と顔を補正 でも素性は晒したくない そうだアイマスクを付けよう。
黒目黒髪は冒険者モモン 片やアインズは魔導王だ それに見合った容貌
アインズは人間だったときの自己肯定感が低かったが、それはリアルの弊害慢性の栄養不良で満身創痍痩せぎすだったからだ。
肉付きと血色を良くしたことで優しげな好青年となった。
それにオーバーロードの悪のカルマ値の性質が加わると、ニヒルな影のある女を惹き付けて魅了する男の色気があった。
それに対しアルベドの
そして日本人としては標準サイズのそれを体格に合わせて調整する。
装着して確実に発動できるか立ち上がり具合も重要だ 経験が皆無なのだから形状と大きさ位は拘りたい。
完成した[ヒューマンスーツ]それを使用するに当たってアインズには譲れないものがあった。
それは主導権だ 男として押し倒す側でありたい。
アインズは煩悩に苦悶しながらも決行までのプランを練った 恋い焦がれた女を攻略するために。
仄暗い部屋にはキャンドルが灯りほんのりと甘い香りがする ムードのある曲が流れテーブルには料理が並べられている。
アインズが椅子を引き促されるままに席についた。
アルベドが何より驚嘆したのはアインズの姿が
「種明かしはあとだ食事にしよう …すまなかったな 大人気ない態度を取って
これはその詫びだ」 頭を下げようとするアインズを「お、おやめ下さい!」 アルベドは押し留めた。
「…私がご迷惑だったのでしょう?」 「ああそうだとも!」 咄嗟にアインズは語気を荒げた。
「…一方的に想いをぶつけておいて私が平常心でいられたと? 挑発されても
最早忍耐の限界だった。
ガタン!椅子を跳ね除けアインズはアルベドを組み敷いて馬乗りになった。
食らいつくように唇を抉じ開け舌を絡めとる シュミレーションを重ねてきた。
スライムに擬態させ女体の構造と手順を脳ミソに叩き込んだ。
勢いに任せて実践あるのみ 「おまえの主は誰だ? 支配するのは私だ」 アインズはアルベドの着衣を毟り取った。
体中を舐め尽くすような愛撫 「…ずっとこうしたかった」 アインズは狂おしげに呟く。
不器用な
痛々しいまでに反り返り暴発寸前のそれを宛がう もう余裕などなかった。
アルベドの中に押し入っていく 突き立てられ激しい律動にアルベドは必死にしがみついた。
鼓動が聞こえる アインズもまた焦燥に駆られていたのだ。
アルベドは悦びに震えた アインズを深く飲み込んでいく。
絞り摂られるような快感にアインズは熱く迸る欲望を放った アインズの背中に爪痕が刻まれる。
「あ、アインズ様」 「…モモンガだ」 「!」幾度となく互いの名を呼び合う。
昂りは鎮まるどころか昇りつめるたびに、喘ぎとうねりが更なる興奮を煽り欲情は滾り続けた。
この物語でのアインズ様は実直で慎重派ですがあとはなるようになるさの開き直ったマイペース型です。