番外編
アインズ様がモモンとして活動していた時期に遡ります。
前作に比べてやや控えめなシャイでナイーブなアインズ様です。
エ・ランテルにある黄金の輝き亭の一室 真夜中ナーベラルはぼんやりとした意識の中で
『…モモンさ、ん?』 此所にいるのは自分とアインズ様扮するモモンさんだけだ。
頭を撫でる手が心地良かった なのに違和感があった。
鎧の
どういうことだろう うっすらと目にしたのは記憶にない人物だった。
だが「…ナーベ」そう呟く声はアインズのものだった。
彼はナーベラルの髪、耳元から首筋へ、頬から唇に一頻り触れると側の自分のベットに腰掛けた。
衣擦れの音と乱れた息遣い 何をしているかは一目瞭然だった。
ナーベラルとてアインズを想って自身を慰めたことがある。
部屋は薄暗く陰りその表情は窺えなかったが歯を食い縛っている。
やがてアインズは捌け口のない不満を掌に吐き出した 「…醜悪だな俺は」
彼は慾に塗れたものを布で拭った それは連日続いた。
そして遂に「…抱きたい」核心を突いた。
異性とは無縁だったモモンガにとって今のこの24時間体制のハーレム状態
こうも身近に女だらけでアルベドに至っては隙あらばモーションを仕掛けてくる。
目の毒だ この歪な体ではメンタルがやられそうた。
アインズが打開策として見つけたのは収集品に混ざっていた[人化の指輪]だった。
アルベドとは設定変更した後ろめたさで向き合えずにいた。
彼女が欲しいと思う心情とは裏腹に生身の体はナーベラルに欲情している。
優柔不断で邪な自分が呪わしかった。
「…やめないで下さい」 手を止めたアインズにナーベラルは声を振り絞った。
「な、ナーベ!?」 サーっと血の気が引いていく 知られてしまった この劣情をその変質行為を
アインズの行動はナーベラルに触れながらするという事態にまでエスカレートしていた。
彼は指輪を抜き取ろうとしたがナーベラルがそれを制した。
「私をモモンさんのナーベにして下さい!」 アインズの手を取り自分の胸元に持っていく。
ナーベラルはいつもの旅装束ではなくビスクドールのようなネグリジェを着ていた。
彼女は合意の上でアインズに身を委ねようとしている アインズの鼓動が早鐘のように鳴った。
だが『モモンガを愛してる』裏を返せば『モモンガを愛してくれ』とアルベドに願った。
ナーベラルを抱くのは裏切りだ 「…すまない私はアルベドを」 ナーベラルは首を横に振った。
「アルベド様はアインズ様の妻君となられる御方です 私を通過儀礼となさって下さい」
つまりは
「立場は弁えております 私達ナザリックの僕はすべて御方のもの お慕いしているアインズ様のお役に立ちたいのです」
アインズは一途で健気なナーベラルを愛しいと思えた。
「…わかった私も腹を括ろう ナーベラルおまえを妾とする アルベドには了承させる
それには序列というものがある おまえを優先したのではごねるだろう」
「はいアルベド様を尊重なさって下さい」
「…ただ予行演習はしておきたい ヘタにもたもたしていてはがっかりだろう」とアインズは苦笑いする。
実施訓練の成果あってアインズは、女性の体の仕組みと性感帯を自分にみっちり覚え込ませた。
ナーベラルの膝は彼が安らげる場所となった。
そして現在魔導王となったアインズは、アルベドの求愛を受け入れナーベラルを側室にシャルティアを第二妃候補とした。
モモンガは秘かにもう一人設定を書き換えていた。
シャルティアである 彼女のコンプレックスである胸を盛ったのだ。
男の掌にすっぽりと収まる小ぶりな桃サイズを
小柄な女性もストライクゾーンではある。
両手に花の三股ですね どうやらこちらのアインズ様は情に
ペロロンチーノさんごめんなさいbyモモンガ