死の支配者の寵愛   作:たまらー

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後日談~時は流れる


一夜明けて

夜になり来客は帰路に就きガゼフとブレインは屋敷に逗留している。

アインズとアルベドはテラスにいた。

最近のふたりが萌えるテーマにしているのがボンテージファッションだ。

例の貞操帯と一緒に購入したもので今日の乙女チックなドレスの下は胸元がセクシーな編み上げのビスチェにスリット入りTバックショーツ・ガーターベルトに網タイツ・ハイヒールのロングブーツの小悪魔スタイル

趣向としてはバニーガールもおすすめだ アルベドはその肢体を夜気に晒している。

「俺の女王様(アフロディーテ)」 「私の御主人様」 不埒で破廉恥なアバンチュールナイトに乾杯

 

虫の音と「女の…喘ぎ声だよな?」 女が口にしたのは今日の主役の男の名だった。 

「あの野郎おっ始めやがった!」 しかもブレイン達の客間は中庭を隔てた向かいの棟だ。

「ヤラセの当て付けだな 露出プレイかよ」

 

翌朝 「…魔導王さんよ」 「アインズでいい」

「あんた冷酷なバケモンのくせに人間臭いとこがあるよな あんたにも愛情なんてものがあってよかったぜ」

不死者(アンデット)になる前は人間だったかもな」

「はぁ?まあ骸骨のあんたが人型になってまで女を娶るんだ 本気で惚れてんだろ

あんたの人徳で俺達は命拾いしたんだ …それにしてもなぁ独身男が二人もいるってのに何所で女と乳繰り合ってんだよ!」

ブレインは体をわなわなとさせている。

「筒抜けの丸聞こえだったんだぞ 寝られるわけねえだろ」と文句たらたらだ。

昨夜連れ立っていそいそと出掛けようとした二人にパナソレイが娼婦を寄越したのだ。

「すまん気を遣うんだったな」

ナザリックは地下だ 窓がないうえに長年溜め込んでいた鬱憤の反動もあって此所だとオープンになれる。

屋敷はアインズが買い取りパナソレイが管理人だ。

住み込みの現地人メイドに使用人もいるが当主を咎められる者はいなかった。

「一泊二食に夜間興行(レイトショーとサービス)付きかよ やりたい放題であんたが妬ましいぜ。

…俺も嫁さん貰ってガキ作ってそんな人生もありか」

「おまえといると楽しいな 俺にタメ口叩けるのはおまえぐらいだ」 「そりゃどうも」

 

彼等はこのあとも交流を続けアインズは二人の親友を得た。

~その数年後に二人が旅先で出逢った相手と恋仲になり所帯を持ったと便りが届くことになる。

ブレインは姉さん女房ガゼフはオジサマが好きな歳下の若い娘に懐かれデキ婚したとか

 

二人がアインズ達に贈ったのはキャンディアートのフラワーブーケだった。

見事な飴細工でパティシェの力作だ。

帝都に滞在していたときにご祝儀になるものを探していると耳にした菓子職人にこれを渡された。

魔導王に献上したとなれば宣伝にもなる。

実際アインズはその精巧さに感心しアルベドも記念品としては合格お気に召したようだ。




二人が生きててこうなってたらいいなっていう未来予想図です。





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