長らく御無沙汰しておりました。
アインズはラブホに次いでエ・ランテルと帝都の郊外にスパリゾートを建設、温泉と多種多様に拘った浴場と食事に宿泊もできる複合施設だ。
町中には庶民向けに銭湯を造らせた プレアデス達が現地スタッフを雇い取り仕切ってくれている。
アルベドを伴い開店前の視察に来ていた。
カップル、親子連れ、友人、同僚、知人等が集い体と心を休め親睦を深めるリラクゼーションのためのテーマパークだ エステサロンもある。
しんしんと雪が降っている 外気は冷たく吐く息は白い。
窓から目に映る景色はやがて山は頂きに雪を残したまま雨に変わり樹々は霧に煙る ふたりだけの穏やかな時間
自分とは無縁だったツリーにケーキ、プレゼント何も無い独りぼっちのクリスマス
でも今年は違う ナザリックで宴会を企画したらどういうわけかキリスト(リアルの人間の信仰の対象)ではなく自分(
皆と食卓を囲み娯楽に興じる ダーツにトランプ、ボードゲーム 飲んで騒いで笑い合う。
侘しくて虚しい伽藍堂だったハートに血が通う。
「おまえは温かいな」 失って改めて知る生身の体のありがたさ アインズはアルベドをひしと抱き竦めた。
同じものを見て共感し分かち合い共有する。
私にはおまえ達がいる 自分が帰る場所 辿り着いたのは異界の地エデン 此処に
そしていつか皆で冒険の旅に出よう その頃には増えているだろう家族を連れて アインズは自分達の未来を思い描いていた。
リアルではただ漫然と生きるために働き、無機物な加工品を糧に、夢も希望もなく仮想世界だけが拠り所だった。
かつての仲間達が去り胸にポッカリと開いた穴がいつのまにか埋まっていた。
自分は彼等に何を求めていたのだろう 彼等は長年の
それ以上の特別な存在、彼等にはリアルの現実にそれがあった。
俺はそれを手に入れた 自分が欲しかったものがここにある 同胞に託されたNPC達 愛する者達を担う。
アルベドはシャルティアやプレアデス達と不定期でパジャマパーティを開いている。
ドリンクにチョコやお菓子類を持ち寄り、今ではそれぞれにパートナーができてお惚け座談会になっているが
「…アインズ様って貢ぐタイプよね」 アルベドはおもわずブッのと吹き出した。
「な、なんなのよユリ?!」
「だってランジェリーショップの売り上げに一番貢献してるのはアインズ様だもの」
そうだクローゼットは入り切らなくなり、寝室の改修の際にアルベド専用の衣装部屋が増設された。
ナザリックがカップルラッシュということもあり月一で
即売コーナーもあり男性インナーの売れ行きも好調だ。
ラブホ事業も起動に乗り資金調達は順調だ。
人間との共存 飼い慣らし利益とする 殺してしまうよりも生かしてやる方がおもしろい。
我等が栄光の礎となれ。
冬が過ぎればエ・ランテルは春爛漫花盛りだ 街は賑わい緑と花に溢れ桜並木は風に吹かれて花吹雪が舞い散るだろう。
季節は巡り初夏の訪れともに新たな命が芽吹く。
この物語は私個人の理想形態です。
アインズ様をエロ大魔人にしてしまいお詫び致します。