死の支配者の寵愛   作:たまらー

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アインズ様の人型の姿はこうありたいという理想像なのでリアルよりも美化されています。


余韻

アインズは自室でシャワーを浴びながら

『俺が(アルベドを)洗ってやればよかったかな』と…だがすぐに思い直した。

いまにも昂りそうなそれを宥める。

充足感はある 気怠い疲労感 眠ったことで頭は冴えている。

だがアインズは強欲で我儘になっていた。

ずっと禁欲生活を送っていたのだ。

『次はどんなふうに鳴かせてみようか?』 にんまりとほくそ笑んだ。

指輪を外し人型を解除する アインズは多忙だ。

今夜はお預けである 焦らしてやろう わざとそうしたのだ。

 

アインズが退室するとアルベドは暫く茫然自失となった。

夢を見ているのだろうか?

いや体中に桜の花びらを散らしたような唇紋の跡 アインズが付けた印だ。

アルベドはほぉっと桃色の吐息を洩らした。

まだ花芯が甘く痺れている アインズの名残りと疼くような鈍い痛み

シーツには深紅の破瓜の証 やっと想いが通じたのだ。

アインズが建国し魔導王となったとき妃争いが勃発したが問題は先送りされた。

そして今回の衝撃発言である。

『性欲処理のセフレは自分で探せ』 あまりの暴言に絶望し嘆き悲しんだアルベドだったが

まさに地獄から天獄へ昇格である。

 

翌日アインズがアルベドの部屋を訪れると彼女はハラハラと大粒の涙を零した。

「ど、どうしたアルベド?!」 アインズは内心狼狽える。

「心細かったんです…でも安心しました」 安堵したのか

アインズが来てくれたのが余程嬉しかったのだろう 白百合が綻ぶように微笑んだ。

見るとアルベドの頭部に角はなく腰に翼も生えていない。

手には例の指輪が嵌まっている。

『なるほど人間の体になるとさすがのアルベドも気弱になるのか』

アインズは指輪を抜き取った。

「どうだ気分は?」 元の姿に戻ったアルベドは自分のリアクションに戸惑った。

「これの説明をしてやろう これは[人化の指輪]だ

異形種が人間に変身できる」

「それではアインズ様も?」 彼は頷いた。

「顔色が良くなったな…それにしてもおまえがあんなしおらしい台詞(セリフ)をな

それで人間の体はどんな具合だ?」

盛っていた雌猫が借りてきたようになっている。

アルベドは明らかに心境の変化が見られ

アインズは庇護欲とそれとは逆に征服欲をくすぐられた。

「アルベドよ私は至極空腹だ 肉料理(メインディッシュ)はおまえにしよう」

アインズは指先でアルベドの唇に触れ

「この口でねだってみろ」 そう促した。

アルベドはもじもじしている。

「どうして欲しいか言ってみろ」

「…て…」 小声になる 「ん?聞こえないぞ」 意地悪な質問だ。

「ど、どうぞ私を存分に食べて下さい!」

「よしっ!」 『ふふっ仕草がいじらしいな』

アインズは勝ち誇ったように傲慢な笑みを浮かべる。

彼はかぶりつくようにアルベドの接吻(くちづけ)をもぎ取った。




アインズ様ツンデレだったんですね。
アルベドを穢してしまいました 責任は取ります。



いやぁ読んで下さる方がこんなにも嬉しいです。
勢いで書いたので続きは下書きが出来てからになります。
アナログ人間なのでご了承下さい。
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