死の支配者の寵愛   作:たまらー

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募る想い


幕間Ⅰ.ⅴ~のⅣ

幕間Ⅰの追加エピソード

アインズは九階層にある宝石店(ジュエリーショップ)に来ていた 彼はショーケースを覗き込んでいる。

並んでいるのはネックレスやブローチだ アインズは顎に手をやり

『う~んどれも俺がイメージしてるのと違うんだよな』

「お気に召しませんかアインズ様?」

店員メイドがチラチラと挙動を窺っている。

「いやアルベドが普段ドレスのときにしているだろう

ビーズアクセのようなあんなので、踊り子(ベリーダンサー)の衣裳飾りみたいなのが彼女には似合うと思うんだがな」

「さようでございますね」と店員メイドが肯定する。

「図案化して魔法で造ってみるか 取り敢えずそれとこれを頂こうかな」

そのあと別の店舗で鈴とチェーン付きのチョーカーとベネチアンマスクを購入する。

そこで見つけたある物で連想する。

「獣人化の指輪もあったよな ケモ耳としっぽも萌えるか」

と悦楽のバリエーションに加えた。

その帰り路アインズはフラワーショップに寄り、カサブランカの花束を手に鼻歌混じりにデザインを思案するのだった。

アインズ様素敵です。

お手製のジュエリーが出来上がる頃、深夜のプールでアインズと裸アクセ姿のアルベドが目撃されている。

シャラン♪繊細な音色 素肌に金糸細工のキラキラとしたダイヤの粒を散りばめたような宝飾が、胸元と腰回りで揺れている。

ブレスとアンクレットがアクセントになっている。

肝心な箇所が見え隠れするエロチックなチラリズム いやらしさもまたスパイスだ 究極の水着である。

これらに関連する事柄はナザリック新聞のアインズ様特集に詳細に掲載された。

個人情報が筒抜けである。

だがアインズがこっそり盗撮した写真をラミネートして、それを懐で温めてニヤけているのは秘密だ。

 

アルベドは困惑しながらも歓喜に咽ぶ 朝な夕なに求められ女冥利に尽きる。

禁欲的(ストイック)なアインズをその気にさせるには強行手段しかない。

既成事実を作ろうとしたのが裏目に出て、こっぴどいフラれ方をしたがおかげで念願は叶った。

だが想定外だったのは彼の気質を誤解していた。

体力には自信はあるがアインズが精力的に活動できる原動力 彼は自分よりも優っている超越者(オーバーロード)なのだ。

既に無自覚の百戦錬磨の猛者となっている。

アルベドが淫魔の体を持て余していたのが嘘のようだ。

アインズが望むならば嫋やかな妾姫となろう。

見えない運命の糸に心も囚われている身なのた。

 

「アルベド!?」 アインズに肩を揺さぶり起こされた。

「大丈夫か? 魘されていたぞ」 アルベドは泣きながら眠っていた。

「…何処へも行かないで下さい このナザリックをいいえ私を置いて去らないで下さい!」

アルベドは嗚咽を漏らす アインズは縋りつくアルベドを強く抱き締める。

「私はここにいるぞ 何を恐がっている 誰か私を拐かしに来るのか? 

私がこの世界に来たのは不可抗力だが自分の意思で此所に留まっている

おまえ達を守るのが私の使命だ おまえが盾となるなら一人で逝かせはしない

おまえを奪われたら地の果てまで追ってやる! このぬくもりを離すものか」

それは紛うことなくアインズの憤るような愛情表現だった。

アルベドの瞳に涙が溢れる アインズはそれを唇で掬い取った。

依存し合う それもひとつの愛の形であり惚れた女の為に身命を賭すは男の矜持だ。




アインズ様変態設定入ってますね ギリギリを攻めたい
下品にならないようにはしてますが堪忍して下さい。
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