【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く 作:タラバ554
異世界おじさん
Lv.1
《基本アビリティ》
力:D565
耐久:B789
器用:E402
敏捷:F318
魔力:H101
《発展アビリティ》
幸運:S+
《魔法》
【】
《スキル》
【幸運脂肪】
・シボウを操る
・あらゆる害悪から体を守る
・害悪に対する自動カウンター(相手のステータス依存)
・同意がある場合に限り他者のシボウを操れる
・多好感を得る → 強制幸福 NEW
【庇護脂肪】
・シボウ操作した者のステータスを上昇(任意)
・最大10段階
・体質操作可能
・シボウ消費でサイセイ NEW
・庇護対象カンチ
└庇護対象に関する行動時にステータス補正
・スキル使用時に魔力消費
◆◆◆◆◆
ヘスティアちゃんにステータス更新してもらった
何だかんだでおじさんも冒険者らしいステータスになってきた!
と思う
けどベル君には遠く及ばないっぽい
まぁおじさんはレベルがどうのと言うより元の世界に戻る方法を探す時間の延命措置というかなんというか
そんな感じだ!
多少長生きになるというか若い時代(ギリ30代)を少しでも延長したい
おじさんだって多少は夢を見るのだ
◆◆◆◆◆
何かベル君が夜中にダンジョンに行ったらしい
まぁあの子ったら、大胆
ピュアボーイがヤンチャボーイになったのでお赤飯を炊くべきか
とも思ったが何やらソファで丸くなってるらしい
アイズちゃんに膝枕で逃げた?
何してんの?
◆◆◆◆◆
ヘファイストスファミリアに寄っておじさん棒……もとい如意金剛を受け取る
前は小ぶりなハンマーって感じだったが今は一回り大きい
「手前の作った如意金剛が潰されたのは甚だ遺憾だったが相手が悪かったと言うしかない。おじ殿が相手取ったのは間違いなくガリバー兄弟だろう」
「ガリバー?」
「うむ、lv5の四人兄弟の小人族(パルゥム)。連携させたらかなり手強い相手だ」
へ~と感心しながら如意金剛を伸ばしてみる
軽く振り、少しずつ振りを早く小さく、最終的に全体を使って棒術の様に振り回す
「なんというか、作った私以上にソレを使いこなすのだな」
うむ、おじさん棒復活である
◆◆◆◆◆
椿ちゃんにヘファイストスさんからの伝言を伝えられ
盾の状態を見せにバベルへ顔を出すとこの間ベル君とデートしてた子がヘスティアちゃんと話してた
仕事中なので下手に話しかけるのも不味かろうとヘファイストスさんの所へ
結果、盾に問題なし
気に入ってると伝えると笑ってくれた
思わずおじさんもニッコリして部屋を後にするとお店場でヘスティアちゃんに呼び止められた
「おじさん君、ちょっと良いかい?」
◆◆◆◆◆
神のカンで余り宜しくない予感がするらしい
おじさん的には女のカンの方がよっぽど良いんだけどヘスティアちゃんに言われたら断れない
ダンジョンでベル君を探すことに
そしたら何か見慣れたリュックを背負った冒険者三人組が居るじゃないの
いや、しかし?
あれくらいのリュックを他に持ってる子も居るかもしれない
ただソレを冒険者が持つのかと言われると……多少こっちの常識を学んだおじさんは首を捻っちゃうなぁ
後……なーんかさっきから庇護脂肪が妙に反応してるの何でじゃろ?
ヘイ、ソコのおっちゃん達。おじさんとちょっとお話しようZE
◆◆◆◆◆
お話しようと思ったら襲われた
ハンマー使わなかったけど壁にめり込んで余計に手間がかかった
ちょっとお話したらリリちゃんの荷物らしい
ほほぅ……おじさんが庇護欲をそそられたあのリリちゃん?
思わず黎明卿みたいな声がでた
地面に埋まった冒険者の頭を両手で囲ってじっと見る
ちょっとおじさん頭に来たのでおじさん棒でゴルフしたいな
おじさん棒を伸ばしてゴルフクラブに見立てスイングする
口ずさむは「だんご三兄弟」
まるで三つ並んだ君達みたいだよね!
何回かスイングしてたら気絶しちゃった
オカシイねぇ、おじさんちゃんと当たらないギリギリでスイングしてたのに
取り合えず荷物は全部回収しちゃおうねぇ
◆◆◆◆◆
あっ、勿論だんご三兄弟はちゃんと床から引っこ抜いておいた
うん、死んで無い死んで無い
ちょっと幸福脂肪使ったら何かラリってたけどちゃんと戻ったと思うよ!
人に過去がある、若い者も老いた者も
次回、おじさんの過去
人生は常に見えない穴を開けて誘っている