【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く   作:タラバ554

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18 おじさんなりの本気

ヘスティアファミリアとアポロンファミリアが正式にウォーゲームする事になった

試合内容は攻城戦

……馬鹿じゃないの?

 

「選んだのはボクじゃないぞ! ヘルメスだ!」

 

おじさん思わずため息でちゃう

仕方ないのでおじさんも奥の手を出しちゃおう

 

「奥の手? 何だいそれ」

 

前リリちゃんが居た時に話したでしょ。おじさんの世界の常識。

 

「え”」

 

◆◆◆◆◆

 

ウォーゲームが決まって直ぐにおじさん行方を眩ませた

同時にベル君は強くなる為に足掻き

サポーター君はベル君の手伝い

 

兎に角出来る事は全部やって

迎えたウォーゲーム当日

そこにおじさんの姿は無くゲームの開始時間が迫っていた

 

◆◆◆◆◆

 

「あぁ、城が落とされる……」

「カサンドラ……もうその夢の話はやめな」

「違うの……城が落とされるだけじゃない……皆の闇が暴かれる」

「なんでもいいけど、このウォーゲームは私たちの勝ちで終わるわよ」

 

◆◆◆◆◆

 

「実況は私イブリアーチャーでございます!」

「解説は主神ガネーシャ様!」

「俺がガネーシャだ!」

「さらに特別ゲスト! 何とヘスティアファミリア所属のおじさん!」

「はい、おじさんです~よろしく」

 

◆◆◆◆◆

 

「んなぁ!? おじさん君??!!」

「ドチビ……おじさんあんな所におってええんか?」

「何をしてるんだおじさーーん!」

「あっはっは! 君の眷属はそもそも勝負を捨ててるじゃないかヘスティア!」

「うっ、うるさいぞアポロン!!」

 

◆◆◆◆◆

 

ウォーゲームが開催して暫く、普通に解説してたおじさんの口が滑り始める

 

「あ~、あそこの魔法で縛り付けられてる彼ですがね、名前は〇〇、生まれて初めての告白は2軒隣の子で盛大に振られ、その母親に慰められてから性癖が歪んで年上好きになってますね。

その隣は25歳で未だにピュアボーイ。何でも近所の花屋のお子さんに仄かな恋心を抱いてるとか。あ、因みにお子さんは今年10歳だそうですよ?」

 

主に性癖関係の暴露話で。

おじさん、自分が持ってる人的ネットワークでアポロンファミリア総勢約100人のあらゆる隠しておきたい性癖を暴いて実況席に座っている。

尚、戦っているアポロンファミリア団員はこの状態に一切気が付いていない。

 

「あっ、因みにこの情報は全て紙に纏めたものがヘファイストス本店に置いてあるので興味のある人は手に取ってね!」

 

◆◆◆◆◆

 

「へ、ヘファイストス! あっ、アレはどういうことだぁ!?」

「何よアポロン」

「あいつの言ってる事だ!」

「さぁ? 私は店にチラシを置かせてほしいって言われたから許可しただけよ」

「(うわぁー……多分ホンマにチラシなんやろな……端っこにちょろっとだけ書かれた)」

 

◆◆◆◆◆

 

そこからは実況というより暴露大会である

アポロンファミリアの構成員全員の性癖暴露&黒歴史暴露

そしてソレが終わるとアポロン自身の神としての黒歴史を面白おかしく話す

最後にファミリアの不正とかギリギリアウトな行為を楽し気に語るおじさん

 

これを見たオラリオに住む住民の考えが一致した

 

「「「「「(コイツは敵に回したらやばい)」」」」」

 

◆◆◆◆◆

 

「……っと言う訳で~、これで全部かな? よし! 喋りたい事全部話したし? そろそろおじさんもウォーゲーム参加しますか」

「おぉっと?! ここからウォーゲームの会場まで半日以上あるが?! おじさんはゲームがあと半日以上かかるとの宣言かぁ!?」

「いや? ちょっと便利なのを手に入れたので……イシュタルちゃーん! ありがとねー! オラリオの皆もイシュタルファミリアの歓楽街を宜しくー!」

 

そう言って実況舞台から飛び降りる

 

「対象『ベル君』! 【テレポート】!」

 

おじさんの足元に穴が出来る、ソコへ飛び込めばオラリオに浮かぶ窓に映るおじさん

 

「「「「「はぁあああ!?!?!?」」」」」

「おっ、おじさん!?」

「yes!おじさんです!」

 

ベル君を捕んでいたカサンドラにゲンコツ食らわせて床に沈める

 

「ベル君GO!!」

「はっはい!!!!」

「させるか! アロ・ゼフュロス!!」

 

炎で出来た円盤がベル君を襲う

うーん、団長同士の一騎打ち

場が盛り上がってる所に水をかけるのは流石におじさんもやりづらい

(オラリオでの精神攻撃は除く)

 

赤華(ルベレ)!!!!

 

◆◆◆◆◆

 

そこからはベル君が追い詰められて逆転勝利。ウォーゲームも最高潮。

おじさんも拍手喝采。ついでに相手の団長の髪の毛を剃って転がしておく。

 

「おじさん殿、アレはいくら何でも……」

「えげつねぇ」

「……」

「リリはあれくらいで丁度良いかと」

「あはははは」

 

おじさん的には大分緩い制裁なんだけどね(ネット社会じゃないから基本残らないし)

 

◆◆◆◆◆

 

オラリオに帰ったらアポロンファミリアのホームがヘスティアファミリアのホームになったでゴザル

あっ、因みにおじさん元の世界に帰れるようになったから仕事の引継ぎして帰るよ

 

「「「「「えぇぇ?!?!?」」」」」




老骨は去る、若者は走る

ではおじさんは?

次回、おじさんの手引き

おじさんにも守るものはある
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