【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く   作:タラバ554

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7 おじさんの棒と盾

クールに去ろうとしたら首根っこ掴まれました

部屋に拉致られました

おじさんを攫って乱暴するんでしょ! エロ同人誌みたいに!

 

「同人誌とやらは知らんが、お主が巷で噂のおじさん殿だな」

「うん、多分そのおじさんはおじさんの事だね」

「よし! 私の胸を小さくしてくれ!」

「ほ?」

「鍛冶仕事をしているとだな、この胸が窮屈でしょうがないのだ。助けると思って!」

「あ~~、まぁその依頼自体は良いけどさ……今日はもう魔力残ってないから無理」

「何~~~~!」

 

結局の所、翌日にまたヘファイストスファミリアに来ることになった

 

◆◆◆◆◆

 

んで、椿ちゃんの乳を小さくして帰ろうとした所をヘファイストスさんに捕まった

対価を払うって事だけどヘスティアちゃんが世話になりまくってたらしいから別に要らんのじゃが?

このスキルもヘスティアちゃんからの貰い物だし

椿ちゃんは何か新しいハンマーくれるって言うから貰うけども

 

押し問答も面倒なので「じゃあ防具を何かください」って言ったら「分かった」って言われた

 

因みに眼帯はもうしてない。笑顔が可愛い感じのキャリアウーマンだった。

 

◆◆◆◆◆

 

暫くダンジョンに籠ってたらヘスティアちゃんが居なくなってた

何でも神の会合(?)に出てるんだとか

そんなのあるのね

所で今日、こんな朝早くから町全体騒がしいけど何かあるの?

あ、お祭り? へぇ、折角だし屋台見て回ろうかな

 

◆◆◆◆◆

 

ベル君と一緒にお祭りに出かけて、お使いを頼まれ~の、ぶらぶらしてたらヘスティアちゃんが来た

風呂敷を大事そうに背負って

何かデートだどうだと言ってたから二人にしようとしたら怒られた

三人デートですって

おじさんが居るのはおかしくないか?

というかシルちゃん探さないと彼女お財布持ってないんだが? 困った。

 

◆◆◆◆◆

 

一応せめて闘技場の入口付近を散策しながらデート兼人探しを続けていると何かモンスター出てきた

ベル君にヘスティアちゃん担がせて走る

直撃しそうなときはおじさんが盾に入る

脂肪がカウンターしてくれるので問題ない

字面にすると凄い間抜けだが事実だ

とか思ってたら複数に囲まれた!?

あぁ、対応しきらん!

ベル君とりあえずヘスティアちゃん抱えて逃げろ!

俺!? 平気平気! あっごめん、嘘! なんかちょっと痛いの混ざってる!

 

この熊野郎!

 

思わず掴んで体落としかましたらドロップアイテム残して消えたわ

あっ、ちょっとひっかき傷出来てる。マジ許さん。

怒りのおじさんパンチ、キック、ヒップドロップ。

モンスターは死ぬ

 

何かプロレスっぽかったと思ったら周りのギャラリーが凄かったので

 

イチ! ニ! サン! ダーッ!

 

をやっといた。

この町の人って基本ノリが良いから割と楽しい

 

◆◆◆◆◆

 

何かベル君もしるばーばっく? ゴリラ倒したんだってさ!

しかもヘスティアナイフとかいう専用武器!

ロマンだねぇ。格好いいじゃない!

とか言ったらおじさんにも渡された。

 

「椿君からの渡された君専用のハンマー、如意金剛って名前らしい」

 

普通のハンマーっぽい

いや、武器だから頭の部分大きいけど取っ手が短くて取り回しが……とか思ったら伸びた

思わず両手でぶんぶん振り回すと今度は頭が大きくなった

 

これはもうアレだな「おじさん棒」だな

薄い同人誌が厚くなる、これでモンスターをひぃひぃ言わせるしかねぇ!

 

◆◆◆◆◆

 

とか思ってホームの庭で色々試してたけど、コレ変形に魔力消費するわ

椿ちゃーん! おじさん魔力少ないんですけどー!

 

尚、魔力で変形はおじさんの魔力を伸ばす目的があったらしいが

おじさんがそのことに気づく事は無い

 

◆◆◆◆◆

 

おじさんがそんなアホな事を考えた翌日、ヘファイストスファミリアに呼び出し食らった

防具出来たんですって! やったぜ!

んで渡されたのが……盾でした。

所謂ラウンドシールド

丸盾とも言うアレだ

 

「えっ、軽っ?!」

 

見た目鉄だからもっと重いと思ったら全然軽い。

 

「感謝の意味も込めてソレには私の銘と……恩恵を刻んでおいたから。ヘスティアナイフの兄弟盾みたいなものね」

 

良く分からんけど良い物らしい。おじさんには勿体ないのでは?

 

「良いのよ、使ってくれると嬉しい」

「折角なので使わせえてもらいます。あっ、もし何か体の事で悩みあればまたスキル使うので」

「え? あぁでも流石にこれ以上望むのは……」

「例えば人との間に子供欲しいとかあったらどうぞ言って下さいな。調整は利くんで」

「え?」

「ヘスティアちゃんが試して欲しいって言ってやってみたら出来るみたいだったんで、避妊も妊娠の調整もばっちり利くのでヘファイストスさんも必要なら言って下さいね!」

 

それではー。と言って部屋を出る。

良い事をした気分は何と気持ちの良い事か

 

建物を出た後、ヘファイストスさんの

「ヘスティアーーーーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼」

という怒声が聞こえたが神同士にも色々あるのだろう

 

さて、またこれからダンジョンだ!




おじさんにピンチが訪れる時、新たな扉が開く

人はそれを死亡フラグと言う

次回、仁義なきおじさんの戦い

おじさんの明日は何処だ
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