エロマンガ先生ANOTHER 桜葉桃八はカフェオレが飲みたい   作:しゅみタロス

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第10話

ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

 

朝のホテルの食堂で朝食のビュッフェを食べるメンバー、お台場を一望しつつゆったりと楽しむ。

 

エルフ「マサムネは朝からカレー?」

マサムネ「ああ、ここのカレー凄く良いぞ」

桃八「僕はやっぱりスクランブルエッグとベーグル、とても美味しいので良ければ」

ムラマサ「それなら後でもらいに行こう」

エルフ「ムラマサ、それよりもスイーツの制覇が優先事項じゃ無かったかしら」

ムラマサ「ぐっ……それは……」

国光「まあいいじゃないですか、折角のビュッフェなんだし色んな物食べましょうよ」

マサムネ「その通りだと思う、俺もこの後明太パスタ行く予定」

 

リリリリリリリリリ

 

マサムネのポケットからスマホの着信が入る。

 

マサムネ「紗霧?」

 

マサムネ ピッ「紗霧、どうした?」

紗霧「兄さん、頼みたい事があるんだけど……」

マサムネ「どうした?言ってみろ、なんか欲しいのか?」

紗霧「実は……」

 

 

 

 

東京ビッグサイト

 

コミケ2日目、マサムネは残りの40冊の同人誌を手に店を立つ。

 

桃八「唐突ですね、いきなり3日目の同人誌まで今日中に売ろうだなんて」

国光「どういう風の吹き回しですか?」

 

マサムネは同人誌を並べ終わると伝える。

 

マサムネ「3日目はとても重要な事があってな、それを紗霧に頼まれたから今日中に片付けたいんだ」

桃八「それってもしかして……」

マサムネ「3日目だけ特別販売されるゼノブレイド2の公式漫画集、さっき紗霧に頼まれて買ってくるように言われた」

国光「確か企業ブースの方にPOP置いてありましたね、今年のコミケはこれを目当てに来てる人も一定数いますからね」

マサムネ「だから明日に備えてこいつを売り切るんだよ」

桃八「それならしっかり宣伝しないとね」

 

アナウンス「間もなく、ホール入口が解放されます、足元に気を付けて入場してください」

 

すると一斉にファンが押し寄せ、出店も客寄せを始める。

 

桃八「行きますよ!!」

 

エルフ「勿論よ!!」

 

 

3人「え?」

 

突然現れたのはコスプレイヤーブースにいるはずのエルフとムラマサだった。

 

マサムネ「なんで二人が……」

エルフ「手伝ってあげようと思って」

桃八「ええ、良いんですか?それ……」

ムラマサ「コスプレイヤーブースにはいつでも戻れるから、安心してほしい」

マサムネ「それなら頼むよ」

 

ファン1「あ、あれごちうさのシャロと千夜じゃん」

ファン2「レベル高けーー」

 

エルフ「私達制作の合同同人誌よ、一冊どうかしら?」

ファン2「誰が書いてるの?」

エルフ「この私、山田エルフと千寿ムラマサ、和泉マサムネと獅童国光に桜葉桃八、イラストレーターにエロマンガ先生が参加してるわ」

ファン1「嘘だろ、作家陣滅茶苦茶豪華じゃん!!」

ファン2「良し、保存用と読む用で2冊づつ買うよ」

桃八「ありがとうございます」

 

その後

 

ファン3「こっちにも1冊、頼む」

ファン4「僕もお願いします」

ファン5「俺も2冊買わせてくれ!!」

マサムネ「ありがとうございます」

国光「是非とも楽しんでください」

桃八「今後ともよろしくお願いします」

エルフ「どんどん売れるわね」

ムラマサ「これは盛況だ」

 

話によればさっきの購入者がツイッターに開発連合の事を拡散、共有したらしく、マサムネたち豪華作家陣の合同小説と知ったファンが絶え間なく店にやって来る。多くのファンから応援され、同人誌は飛ぶように売れていった。予定通りにスムーズに事が運び、40冊あった同人誌は……

 

ファン「それじゃあ、買わせてもらいます」

マサムネ「最後の一冊、お買い上げありがとうございます!!」

ファン「マサムネさんの作品はいつも読ませて頂いてました、これからもお仕事頑張ってください」

マサムネ「はい、ありがとうございました」

 

ファンは一礼すると店を後にし、マサムネたちは……

 

桃八「ついに……」

国光「ついに……」

マサムネ「全部売れた―――――――――ーーーー!!!!」

 

互いに肩を組合い、狂喜乱舞するマサムネたち。

 

エルフ「やったわね」

ムラマサ「手伝った甲斐があった」

 

互いに努力が実を結び、目標の60冊を見事売り上げたのだった。

 

 

 

そしてコミケ2日目が終了、店を畳んだマサムネたちはホテルに戻っていた。

 

紗霧「良かったね、全部売り切れて」

マサムネ「紗霧の為に頑張ったんだぞ」

紗霧「ありがとう……」

 

紗霧は嬉しそうな顔でマサムネに微笑む。

 

マサムネ「これでやるべきことはやった、後は紗霧の買い物とコミケを思う存分巡れるな」

紗霧「期待してるよ、兄さん♪」

マサムネ「ああ、任せろ」

 

連絡を取り終えると桃八は冷えたカフェオレをマサムネに渡す。

 

桃八「良かったですね、エロマンガ先生の思い通りになって」

マサムネ「まだまだこれからだよ、桃八だってそうだろ?」

桃八「僕も3日目にRWBYの同人誌の新刊を買う予定なのでそれを以って僕の中のコミケは終了かな?」

マサムネ「それじゃあ、明日もよろしく」

桃八「ええ、僕もとことん付き合いますよ、マサムネ先生」

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