エロマンガ先生ANOTHER 桜葉桃八はカフェオレが飲みたい 作:しゅみタロス
紗霧「兄さん、コミケに同人誌出すの!!」
兄の発言で目を輝かせるマサムネの妹、紗霧。スマホを繋いで夕食作りに励むマサムネと話をしている。
マサムネ「昨日知り合った後輩作家が同人小説界隈で有名人でさ」
紗霧「知ってる、兄さんが最近集めてるオン活の作者だよね?その人の同人誌も気に入って何度も読んでたよね?兄さん」
マサムネは出来上がった生姜焼きを皿にのせるとスマホを胸ポケットに入れる。
マサムネ「その作家さんとしばらくは同人誌制作で基本商業的な執筆は控えようかなって」
紗霧「そう言って同時に進めるのが兄さんでしょ」
マサムネ「時と場合な……」
紗霧の部屋に夕食を運ぶと彼は桃八に電話を繋ぐ。
その頃……
桃八「~♪」
行きつけの喫茶店でカフェオレとオムライスを嗜む桃八、すると彼のスマホに通知が入る。
桃八「マサムネさん、どうしました?こんな時間に」
マサムネ「さん付けになったんだな桃八」
桃八「ええ、年上に呼び捨ては少々」
マサムネ「まあ、それでいいけど」
するとマサムネは桃八に対し、相談を持ち掛けた。
マサムネ「あのさ、活動するなら現状2人はサークル名乗るにしてもどうかと思うんだけど……」
桃八「確かに、仕事を回すにしても他にもアシスタントを増やした方が良いかもしれませんね」
マサムネ「人数どのぐらい欲しい?」
桃八「大掛かりな物じゃ無ければ少人数でも対応できますし、でも……やるからには少し手間を取るぐらいの物を作りたい気持ちはありますね。ですが都合よく今の時期に協力してくれる作家なんていないでしょうし……」
するとマサムネは不敵な笑みを浮かべる。
マサムネ「俺の交渉次第では大物を用意できると思う」
桃八「ホントですか?大物って一体?」
マサムネ「和泉紗霧と山田エルフに千寿ムラマサ、獅童国光の4人とはちょっとした縁があってさ」
桃八「4人共超人気作家じゃないですか!!それ、オファー出来るんですか?」
マサムネは炭酸の缶を開け、桃八に伝える。
マサムネ「俺がやりたい事だって言えば皆きっと協力してくれる、その4人に俺の方から出版社含めて進言しておくよ、コミケでの活動が嫌いな作家なんていないだろ?」
桃八「マサムネさん、想像以上に凄い人だ!!」
マサムネ「あんまり持てはやさないでくれよ」
桃八「マサムネさんはもっと誇っていいと思いますよ」
マサムネ「はは、ありがとう」
桃八「それじゃあ、僕はこの辺で、期待してます」
マサムネ「ああ、またな」
数日後 出版社会議室。
エルフ「なるほどね~それで私達に声がかかった訳ね」
ムラマサ「同人誌制作にコミケ出展、私としては初めての経験だ」
国光「それに企画持ち込んだのがあの桜葉桃八先生ですよね?コミケ界隈では有名人じゃないですか」
マサムネ「そう言う訳だから皆に手伝って欲しい、この夏のコミケで俺らの書いた同人小説集を皆に見てもらうんだ」
すると国光がマサムネに手を挙げる。
国光「一つ聞きたいんだけど、桃八先生は僕たちと違う出版社の作家ですよね?他社の作家との合同企画って権利的なハードル高いと思うんですけど」
マサムネ「そこは問題ない、実はさっき……」
1時間前
神楽坂「他社作家との合同同人活動?」
マサムネ「何とかならないですか?どうしてもやりたい事なんですけど」
神楽坂「まあ、和泉先生も桜葉先生も人気作家だから私が咎められるクチじゃないし、企業的にノータッチで管理は自己責任なら良いわよ」
マサムネ「と言う感じにこれを企業的なバックアップなしでやる条件で飲んでくれた」
エルフ「それなら全ての作品管理とバックアップは私がするわ」
マサムネ「流石、頼もしいな」
ムラマサ「そ、それなら私は政宗君の生活のバックアップを……」ドキドキ
エルフ「何しようとしてるのよ」
国光「それじゃあ、全会一致で良いですかね」
マサムネ「決まりだな、本日から俺達はサークル、開発連合だ」
3人「開発連合?」
桃八「皆の求める同人誌を開発するという意味で……
開発連合さ」
国光「桜葉桃八先生!!」
エルフ「何故ここに!!」
ムラマサ「バカな、関係者以外立ち入り禁止なのに」
マサムネ「俺が許可を出したんだ」
そして桃八はメンバーに一礼する。
桃八「皆さん、初めまして、桜葉桃八と言います。いや~こうして見ると中々のメンツですね」
マサムネ「そう言う桃八も一応キャリアは同じ位なんだから対等に」
桃八「ああ、これは失礼」
すると国光が席を立ち、手を差し伸べる。
国光「獅童国光です、オン活、読ませて頂いてます」
桃八「ご愛読、感謝します」
するとエルフ、ムラマサも手を乗せるとエルフはマサムネに指示を出し、マサムネも手を乗せる。。
マサムネ「コミケに向けて、気持ちは一つ」
エルフ「とことん付き合うわ」
ムラマサ「どこまででもついていく」
国光「最高の同人誌を作る」
桃八「僕たちは」
「「「「「開発連合だ」」」」」
サークルが結成され、この先彼らはコミケを目標に進んでいくのだった。
紗霧「私は?」