エロマンガ先生ANOTHER 桜葉桃八はカフェオレが飲みたい   作:しゅみタロス

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第7話

 

マサムネ「やった……ついにやったんだ……」

桃八「ここまで来たんですね、ようやく……」

国光「本当に……」

 

マサムネたちがいるのは市内にある印刷所、原稿が完成し、現在同人誌が60部刷られている。

 

エルフ「いよいよ私達の……」

ムラマサ「私達の小説が……」

 

すると部屋から……

 

アナウンス「サークル開発連合さん、印刷物が完成しました」

 

全員「来た!!!!」

 

部屋を飛び出し、向かった先には……

 

山のように刷られた自分たちの同人誌だった。

 

マサムネ「凄い、ちゃんとエロマンガ先生のイラストに忠実だ!!」

桃八「僕がいつも贔屓にしている印刷所です、原画に忠実な印刷を出来る印刷所は市内でここだけなんですよ」

国光「早速持って帰って読みましょう!!」

エルフ「さあ、戻るわよ!!」

ムラマサ「早速熟読だ!!」

 

和泉家

 

マサムネ「うわ~相変わらずエルフは過激派だな」

エルフ「エロ無くして同人誌は語れないわ!!」

国光「桃八さん、バリバリのラブストーリーに極振りしてますね、尊い」

桃八「一応、日常物やラブコメがメインの作家なので」

ムラマサ「政宗君、やっぱりバトル物書かせると映える。カッコイイ……」

マサムネ「久しぶりのバトル物だけど気に入ってくれて良かったよ」

 

その頃 

 

紗霧「凄い……、皆で作った初めての同人誌……」

 

自分の書いたイラストや仲間の熱意の籠った短編小説の数々、紗霧は一枚づつページをめくる度にワクワクしていた。

 

そして

 

桃八「あ、そう言えば伝えておくべき事があるんだった」

マサムネ「なんかあった?」

 

桃八はスマホを見せる。

 

桃八「僕たちの出店するブースの場所と日程の目途がついた、3日間フル参加で予定通り、1日20部ずつ販売。これで明後日の出店は問題なしだよ」

マサムネ「さすが桃八、わざわざそのことまで話を進めてたのか」

国光「同人界隈に精通してるだけあってわかってますね」

エルフ「フフフ……」

3人「???」

 

突然不気味な笑い声を出すエルフ、ムラマサはエルフを見る。

 

ムラマサ「もしや、アレを見せるのか?」

エルフ「決まってるじゃない、このために2人で準備したんだから」

マサムネ「何の事だ?」

国光「さあ?」

桃八「でも何か裏でやってた感じですね?」

 

エルフ「その通り、ちょっと待っててね」

 

2人は部屋に戻る、そして何やら……

 

ガタガタガタ、ゴトゴトゴト、ギーギーギー

 

マサムネ「アイツら、一体何を……」

桃八「部屋、大丈夫ですよね?」

国光「多分」

 

 

そして現れたのは……

 

キャル~ン

 

エルフ「お待たせ♪」

ムラマサ「ど、どうかな……」

 

3人「おおおおおおおおお!!!!」

 

突然現れたのは人気アニメ、ご注文はうさぎですか? のシャロと千夜に扮した2人だった。

 

マサムネ「いつの間にそんなコスプレを!!」

桃八「凄い、レベルの高いコスプレだ!!」

国光「良いよ良いよ、最っ高だよ!!」

 

パシャパシャパシャパシャパシャパシャ!!

 

スマホで写真を撮りまくる単純な男ども。

 

桃八「コスプレ用意したって事は……」

 

エルフは自慢げに伝える。

 

エルフ「コミケ当日の3日間、私達はコスプレイヤーブースでファン交流をすることにしたの、その為に前から所有していた洋服と和服をベースにカスタムしたのよ」

ムラマサ「私もごちうさのアニメを見ながら勉強して作った、可愛く見える……かな?」

マサムネ「すごく可愛いよ」

桃八「100点だね」

国光「心が……ぴょんぴょん……」

マサムネ「境地に達してる奴いる!!」

 

すると……

 

紗霧「凄い……」

マサムネ「お、紗霧……」

 

すると背後からゴキブリの様に音もなく忍び寄り……

 

エルフ「ヒッ……」

 

紗霧がエルフの下半身を覗き込む。

 

紗霧「見えた……

 

ノーパンだ」

 

エルフ「い、いやあああああああああ」

国光「ええ!!もしかして穿いてないの!!」

桃八「穿いてないとかアリですか!!」

マサムネ「つか何で穿いてないんだよ!!」

 

エルフは反論紛いに言い訳する。

 

エルフ「だ、だってコスプレの時は穿かないのが常識って……」

桃八「すみません、それ、デマなんで信じる必要性皆無ですよ」

エルフ「そ、そんなあああああああ!!」

ムラマサ「み、皆、こっち、見ないでえええええええ!!」

 

 

その夜

 

桃八「それで、あの二人はどうですか?」

 

風呂あがりにアイスカフェオレの缶を開けながら聞く桃八。

 

マサムネ「自宅に帰ったは良いがしばらくは羞恥心で立ち直れないかも、自業自得と言うか……」

国光「まあ、一晩立てばほとぼりも冷めますよ」

 

桃八はカフェオレのダンボールが空になると同時に告げた。

 

桃八「明後日は待ちに待ったコミケだ、一旦それぞれ自宅に帰って当日に向けて準備をする必要がある」

国光「いよいよですね」

マサムネ「それじゃあ、皆今日は帰るのか?」

 

桃八「そうさせてもらうつもりですが迷惑ですか?」

マサムネ「ああ、構わないよ」

国光「じゃあ、僕もこの辺で」

桃八「当日会いましょう」

国光「それでは」

マサムネ「ああ、また今度」

 

互いに帰路に着くとマサムネは同人誌を読み返すのだった。

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