エロマンガ先生ANOTHER 桜葉桃八はカフェオレが飲みたい   作:しゅみタロス

8 / 14
第8話

 

ゴー――――――!!

 

マサムネ「凄い人混みだな」

桃八「恐らく出店組に混ざって深夜組もかなりの数いるようですね」

国光「寧ろこれが正しいのかもしれないですね」

桃八「最もな意見です」

 

マサムネたちは電車に揺られながらビッグサイトへ向かう、出店の準備に取り掛かるためだ。今回のコミケはグループ分けで準備と同人誌販売の男子組、合流予定でコスプレイヤーサイドの女子組に分かれている。

 

アナウンス「間もなく~東京ビッグサイトに参ります」

 

 

マサムネたちは改札を出るとそこには……

 

マサムネ「ここが……」

国光「コミケの聖地……」

桃八「東京ビッグサイトだ」

 

夕焼けの光を帯びて燦然と輝くビッグサイトに3人は見とれてしまう。

 

すると桃八はスマホを手にする。

 

桃八「どうです?、記念に一枚」

マサムネ「そうだな!!」

国光「記念撮影と行きますか」

 

ビッグサイトを背景に3人はスマホの前で肩を寄せ合った。

 

桃八「行きますよ、はいチーズ」

 

カシャ

 

桃八「皆で共有しましょう」

マサムネ「エルフたちにも送っておくか」

 

 

一方女子組は……

 

エルフ「準備組の連中、楽しそうね……」

ムラマサ「ちょっと羨ましい……」

紗霧「卑怯者」(ボソッ)

 

 

ビッグサイト 現地

 

マサムネ「ありがとうございましたー」

 

支給されたブーステントに机、椅子などを受け取った3人は指定されたエリアへと向かう。

 

桃八「開発連合スペース、ここのようですね」

国光「それじゃあ、始めましょう」

マサムネ「よし、やるか」

 

フレームの紐を解き、バラバラのフレームをパーツごとに組んでいく。

 

桃八「Aフレームは右の足、Bフレームは左の足ですよ」

国光「Dフレームは真四角ですね」

マサムネ「Cフレームは三角、つまり上ですね」

 

フレームをボタンロックで嵌めていき、テントの布を張りつけ、机と椅子を並べた後、マサムネはそこに開発連合のポップと精算機を置いた。

 

桃八「これで完成ですね」

国光「後は明日、買いに来てくれると良いですね」

マサムネ「さて、もうこんな時間だし夕飯にしようか」

桃八「それなら僕たちの泊まるホテルの近くに良い店があるんですよ」

マサムネ・国光「おお!!」

 

目を輝かせる二人は桃八に連れられ、飲食街へと向かった。

 

 

マサムネ「うわ~凄い美味そうだよ」

国光「目移りしちゃいますよ、どこから食べればいいのか」

桃八「良いお店でしょう、ビッグサイト近くの飲食店の中ではこの定食屋は僕のお気に入りなんです」

マサムネ「桃八流石だよ……」

 

桃八行きつけの定食屋、一徳。ここに足を踏み入れた3人は運ばれてきた料理に驚愕する。

 

マサムネ「嘘だろ、こんな分厚いトンテキ定食あるのか!!」

国光「僕の生姜焼き定食も凄い枚数だ、8枚もある」

桃八「とんかつ定食もこのボリューム、中々でしょう?」

 

桃八は割りばしを割り、白米を手にした。

 

桃八「明日は物凄い激務だからしっかり食べましょう!!」

マサムネ・国光「いただきまーーース!!」

 

それぞれ定食を食べ始めると……

 

マサムネ(なんだこれ、少し辛めの味付けだけど肉の油の甘さも感じて絶妙な甘辛具合、肉も歯で軽く切れるぐらい柔らかくて重厚な噛み心地、白米がとの相性も良い)

 

国光(絶妙な豚バラの噛み心地、生姜の爽やかな香りと辛さ、醬油ベースに様々な香味野菜の味が感じられる、素晴らしい逸品だ)

 

桃八(サクサクの洗練された衣と肉の柔らかさ、辛みの効いたとんかつソースが肉と合わさり、上質な味を楽しめる、レモンや辛子と言った調味料が食欲を刺激する)

 

定食に舌鼓を打ち、食べ終わると緑茶を手にトークを始めたのだった。

 

桃八「因みに皆はコミケで何か買われますか?折角参加するんですから買ってもいいと思うんですけど」

国光「僕はとあるシリーズの上琴関係の同人誌を手に入れられたらと思ってます」

桃八「上琴、良いですね。カップリング同人誌は僕も買う予定ですよ、主ににこまき」

マサムネ「ラブライバーだったんですか?」

桃八「ラブライバー歴4年です」(メガネクイッ)

マサムネ「成程」

桃八「マサムネさんは何をご所望で?」

 

 

マサムネ「俺は店を見ながら欲しい物を探すよ、あ、でも俺じゃなくて紗霧からのお遣いでとらぶるダークネス関係の同人誌頼まれてる」

桃八「R-18確定ですよね?それ」

国光「まあ、とらぶる自体一般向け漫画ですし」

マサムネ「その割にはギリギリすぎるマンガなんだよなあ」

桃八「同じ意見です」

国光「僕も」

3人「アハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

互いに時間を終えると予約していたホテルへと向かった。

 

マサムネ「予算に見合うホテルがあってよかったよ」

国光「お待たせ、シャワーから上がったよ」

桃八「じゃあ、次、良いかな?」

マサムネ「ああ、良いよ」

 

するとマサムネはスマホにカメラ型デバイスを接続する。

 

マサムネ「紗霧、カメラ繋いだぞ、見えるか?」

紗霧「見える、見える、さあ、コミケだアアアアアア!!」

 

国光「いつの間にそんなものを……」

桃八「地味にハイテクなカメラだ」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。