エロマンガ先生ANOTHER 桜葉桃八はカフェオレが飲みたい 作:しゅみタロス
マサムネ「いらっしゃーせー」
国光「合同同人小説どうですかー」
桃八「一冊300円でーす、お買い上げをー」
すると3人のファンが声を掛ける。
ファン1「あ、和泉先生ですよね?」
ファン2「まさか同人誌出されていたとは」
マサムネ「はい、エルフさんやムラマサさんの作品も収録されているので是非読んでください」
ファン3「1000円で3冊お願いします」
桃八「ありがとうございます」
買い上げた同人誌をカバンに入れると手を差し出す。
ファン1「完売目指して頑張ってください!!」
マサムネ「はい、頑張ります!!」
すると桃八は後ろのバッグからカフェオレを3つ取り出す。
桃八「ちょっと一息つこうか」
マサムネ「そうだな、一旦落ち着こう」
国光「丁度昼時だしね」
そう言うと3人はコンビニで買った物をを取り出し、ビニールを剥く。
マサムネ「桃八はたまごサンドか」
桃八「ツナと迷ったんですがカフェオレと食べるならやっぱりこっちかなって」
国光「僕のコロッケパン、良ければどうぞ」
桃八「良いのかい?」
国光「ちょっと買いすぎちゃって……」
マサムネ「それなら俺のカレーパンも余ってるから好きなように」
国光「感謝します」
コミケ1日目、多くの人が行き交い、それぞれ好きなものを共有する夢のイベント。ここまで来るには色々な出来事があり、今でもそれを思うとこの場所に感慨深さを感じる。何よりテレビでしか見た事のない場所に自分たちがいるだけで興奮せざる負えない、そのぐらいテンションの上がり具合である。
マサムネ「この調子で後7冊、キッチリ売れると良いな」
国光「とりあえず売り終わったら場外の青いテントの前でコスプレチームと合流だね」
桃八「そう言えばエロマンガ先生もコスプレチームと一緒ですよね?」
マサムネ「とは言っても家からカメラで覗いてるだけだよ、でも紗霧の事だから他のコスプレイヤーさんに迷惑かけてるんじゃ……」
国光「まあ、千寿先生がストッパーになるって言ってるんだし大丈夫なんじゃないかな?」
マサムネ「だと良いんだけど……」
桃八「エロマンガ先生って筋金入りの変態なんですね……」(汗)
マサムネ「そこが可愛いんだけど……」
国光「わからんでもない」
食事を終えると店にファンがやって来る。
ファン「すみませーん、2冊ください」
桃八「ありがとうございます」
残り少なくなった同人誌を纏める。
桃八「残り5冊、売り切ろう」
マサムネ・国光「はい!!」
そう言うと再び呼び込みを始めた。
コスプレブース
紗霧「おおおおおおおおおおお!!」
エルフ「どうかしら?」
紗霧「向こうは東京ミュウミュウ、ダンガンロンパ、ガンダムSEEDにエイティシックス、ウルトラセブンにジャンパーソンまで」
エルフの肩に設置されたカメラは紗霧のパソコンと繋がっており映像がリアルタイムで流れている、そしてパソコン越しにコスプレブースを堪能する紗霧、映るコスプレイヤーたちをパソコンでスクリーンショットし、ファイルに保存していく。
エルフたちもごちうさコスでファンの前で撮影会を行っており、レベルの高いコスプレイヤーと渡り歩く、周囲には多くのファンがカメラを構えており様々な構図の写真が写されていた。
すると……
コスプレイヤー1「すみません、もしかして山田エルフさんと千寿ムラマサさんですよね?」
ブルーアーカイブのコスプレをした人が声を掛ける。
エルフ「ええ、そうよ」
コスプレイヤー2「やっぱ!!私達大ファンなんです!!、良かったらサインと写真良いですか?」
エルフ「構わないわ、一緒に獲りましょう」
コスプレイヤー1「それじゃあ、行きますよー」
カシャッ!!
コスプレイヤー2「ありがとうございます」
ムラマサ「それにしても、よく私達だとわかったな」
コスプレイヤー1「さっき物販ブースに和泉マサムネ先生が出展してて彼から聞いたんですよ」
コスプレイヤー2「これ、さっき買ったマサムネ先生の同人誌、是非ともこれにサインを」
エルフ「そういうことね、わかったわ」
エルフはサインに応じ、それを受け取ると誇らしげにコスプレイヤーたちは去っていった。
ムラマサ「良いファンサービスになった」
エルフ「マサムネに感謝しないとね」
紗霧「それよりももっとコスプレイヤー見せてよ、イラストの参考にしたい」
ムラマサ「わかった、それならもう少し奥のブースに行ってみよう」
エルフ「時間もあるしもう少し楽しむわよ」
紗霧「それじゃあ、しゅっぱーつ!!!!」
ビッグサイトブルーテント前。
マサムネ「そっちはどうだった?紗霧」
紗霧「もう何もかも最高!!、こんなに楽しい事が後2日もあるんだね」
桃八「初日は上々、残りの部数も売り切れるようにもっと気を引き締めていかないと」
エルフ「因みにそっちは売上どうだったの?」
マサムネ「まあ、7000円ちょっとぐらいか……」
エルフ「微妙な売上ね」
国光「まあ、良いじゃないですか、楽しめたんだし」
桃八「そうですね」
マサムネ「さあ、帰るぞ」