舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第10話

エレジアから戻ってから、平和な日々が流れている。今日もいつもの様にルフィが何かやろうとしている。

 

シャンクス「おいルフィ、何する気だ」

 

ルフィ「ふん。おれは遊び半分なんかじゃないっ!!もうあったまきた!!証拠を見せてやるっ!!」

 

ルフィは船首に立ち、どこから持ってきたのかナイフを持っていた。

 

大輔「あいつナイフなんか持って何するつもりだ?」

 

ウタ「分かんない。ルフィは偶に訳分かんない行動するもん」

 

樽に座った俺と、その俺の膝に座ってるウタもルフィを見る。

 

シャンクス「だっはっは!おう!やってみろ。何するか知らねぇがな!」

 

「またルフィが面白ェ事やってるよ」

 

ルフィ「ふん!!」

 

するとルフィは、持ってたナイフで自分の左目下を刺した。

 

『!?』

 

ウタ「ちょっ!?」

 

大輔「あのバカ!」

 

ルフィ「いっっっっっっっってェ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」

 

シャンクス「バ、バカ野郎!何やってんだァ!!?」

 

ルフィ「いて〜よ〜〜っ!!」

 

当然だが、刺したルフィは痛がり、シャンクス達は大慌てだ。

 

ウタ「ホント…何やってんのよ…」

 

大輔「根性試しには最適だが、一歩間違えれば失明する位置だぞあそこは」

 

俺とウタは、ルフィの行動に頭を抱えるのだった。

 

シャンクス「野郎共乾杯だ!!ルフィの根性と俺達の大いなる旅に!!」

 

そしていつもの様に宴が始まる。

 

大輔「ホント宴好きだよなお前ら」

 

ウタ「いいじゃん!それが海賊でしょ」

 

大輔「俺は海賊じゃねぇっての」

 

んでルフィはルフィで、いつもの如くシャンクスに航海に連れてってくれって言ってる。すると…

 

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

 

 

「邪魔するぜぇ。ほほう…これが海賊って輩かい…初めて見たぜ。間抜けな顔してやがる」

 

先程まで騒がしかった空気が一変した。

 

ルフィ「?」

 

山賊「俺達は山賊だ。…が、別に店を荒らしに来た訳じゃねぇ。酒を売ってくれ。樽で十個程」

 

マキノ「ご、ごめん…なさい。お酒は…今丁度切らしてるんです…」

 

ヤバイ。山賊と聞いてマキノが震えてる。

 

大輔「ウタ、悪いが少し降りてくれ」

 

俺はウタを降ろし、マキノの側に行く。

 

山賊「んん?おかしな話だな。海賊共が何か飲んでる様だが?ありゃ水か?」

 

マキノ「いえ…ですから…」

 

大輔「すみませんお客さん。つい先程出したお酒で最後なんですよ」

 

俺はマキノの前に割って出る。

 

山賊「なんだお前は?」

 

大輔「この店の従業員です。申し訳ありませんが、この方達がお店にあるお酒を全部飲んでしまいまして。ですので今すぐお売りする事ができないんです」

 

山賊「ほう…」

 

大輔「お手数でなければ、明日樽十個除けておきますので、それでどうか」

 

山賊「……」

 

俺がそう言うと、山賊はジッと俺を見る、

 

シャンクス「これは悪い事したなぁ。俺達が店の酒飲み尽くしちまったみたいで。すまん」

 

シャンクスは山賊の頭に謝る。

 

シャンクス「これでよかったらやるよ。まだ栓もあけてない」

 

シャンクスは、自分が飲もうとした酒瓶を山賊に渡そうとした。

 

 

 

 

 

バリィン!!!

 

 

 

 

 

 

しかし山賊は、シャンクスの目の前でそれを割った。中に入ってた酒は見事シャンクスにかかった。

 

山賊「おい貴様、この俺を誰だと思ってる?ナメたマネするんじゃねぇ…ビン1本じゃ寝酒にもなりゃしねぇぜ」

 

シャンクス「あ〜あ〜。床がびしょびしょだ」

 

山賊「これを見ろ」

 

すると山賊は手配書を取り出して見せてきた。こいつの名前はヒグマか。

 

ヒグマ「八百万ベリーが俺の首にかかってる。第一級のお尋ね者って訳だ」

 

何が【第一級のお尋ね者って訳だ】だよ。第一級どころか底辺中の底辺だっての」

 

ヒグマ「……!!!」

 

ん?

 

「ブフッ!」

 

シャンクス「クククッ…」

 

あれ?何で山賊連中以外笑ってんだ?

 

シエル『解。マスターが思っていた言葉が、後半になって口に出ていました』

 

ありゃ〜…マジかよ。そら山賊怒るわ。

 

ヒグマ「テメェ…よりにもよって、この俺を底辺中の底辺だと!!」

 

ハァ…仕方ない。言ったもんは言っちゃったしな。

 

大輔「ええ。それが何か?」

 

ヒグマ「俺のどこが底辺中の底辺だ!!」

 

大輔「どこが…ですか?実に簡単なお話ですよ」

 

ヒグマ「なに?」

 

大輔「例えば、先程貴方に親切に接していたこちらのお客様」

 

俺は持ってた手配書をヒグマに見せた。

 

大輔「これがこちらの方の懸賞金額です。ご自分の目でお確かめ下さい」

 

ヒグマは乱暴に俺が置いた手配書を見る。すると、見る見る顔が青褪めていく。後ろにいた子分連中も同じだ。

 

ヒグマ「こ…これって…!」

 

大輔「ええ。こちらの方は、つい最近エレジアを襲った事で有名な【赤髪のシャンクス】さんです。懸賞金は十億四千万ベリーですね。そして、今現在この店にいるのは、全て赤髪海賊団の皆様です」

 

そう言い切ると、ヒグマは震える手でゆっくりと手配書を置く。

 

ヒグマ「…も、申し訳ありませんでした!」

 

ヒグマはシャンクスに土下座し、子分連中は足早に店を出て行った。

 

ヒグマ「ま、まさか、あの赤髪のシャンクスさんだとは思いも寄りませんで!」

 

シャンクス「お、おう…」

 

ヒグマ「店主さん!これ先程壊したドアの修理費です!後、明日でいいので樽十個売ってもらっていいでしょうか!」

 

大輔「構いませんよ。では明日、樽十個避けておきますので、私に声を掛けてください」

 

ヒグマ「は、はい!それでは失礼しました!待てお前ら〜!俺を置いてくな〜!」

 

ドアの修理代を置いて、ヒグマは逃げるように店を出て行ったのだった。

 

『おおおおおおっ!』

 

すると赤髪海賊団から大きな声を拍手が起きた。

 

シャンクス「お前凄いな!俺の手配書を使ったとは言え、追い返すとはなぁ」

 

大輔「別にそうでもないさ」

 

ウタ「ちょっと大輔!私の手配書返してよね!」

 

大輔「ああ、悪いなウタ。お陰で助かった」

 

俺は謝りながら手配書を返す。

 

大輔「それに、マキノを助けたかったしな」

 

マキノ「大輔さん…」

 

俺はマキノを優しく撫でる。俺の方が年下なんだけどな…一応…

 

ウタ「ム〜!」

 

すると頬を思いっ切り膨らませたウタを見て、自分もと俺のところに来て頭を撫でさせた。それを見たシャンクスが、頬をピクピクさせてたけどな。

 

ルフィ「けどシャンクスカッコ悪ィ」

 

シャンクス「ルフィ。男はな、喧嘩をする相手を見極めなきゃなんねぇ。ああいう奴等の喧嘩は、買った方が損をする」

 

ルフィ「ん〜…分かんねぇ!」

 

大輔「ま、ルフィにはまだ早かったか」

 

ルフィ「うるひゃい!」

 

ルフィは何かを食べながら抗議する。俺は笑いながらルフィを見ると、なんか隣で宝箱が開いてるんだが…

 

大輔「…おい、シャンクス」

 

シャンクス「…なんだよ」

 

ウタ「ねぇシャンクス。ルフィが食べてるのって…それにその宝箱って、シャンクスが大切にしてたやつなんじゃ…」

 

俺達にそう言われ、シャンクスはルフィを見る。

 

シャンクス「ルルル…ルフィィィィィィィィィ!!!!?」

 

流石のシャンクスも、ようやくことの大事さが分かったみたいだな。

 

ルウ「ないっ!!敵船から奪った()()()()()()が!!!!」

 

シャンクス「おおお、お前もしかしてこの中身食ったのか!」

 

ルフィ「う、うん…デザートに…不味かったけど」

 

大輔「おいおいマジかよ…」

 

ウタ「アハハ。ルフィもあたしと同じだね!」

 

俺は頭を抱え、ウタは自分と同じで嬉しいのか笑っていた。

 

シャンクス「ゴムゴムの実はな!!悪魔の実とも呼ばれる海の秘宝なんだ!!!食えば全身ゴム人間!!!そして()()()()()()体になっちまうんだ!!!!

 

ルフィ「え〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!うそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

 

シャンクス「バカ野郎ォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!」

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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