舞い降りた世界一の男   作:シャト6

15 / 44
第15話

以前の仲間…恋人達と合流した俺は、秘密道具を使って船の中を改造して、幽香と永琳それぞれの部屋を作った。

 

大輔「どうだ?使い心地は?」

 

永琳「ええ、とてもいいわ。以前使ってた場所と比べて、設備は乏しいけど」

 

大輔「設備は…追々だな」

 

俺は次に幽香の部屋を訪ねる。

 

大輔「どうだ幽香。使い心地は」

 

幽香「あら、大輔。ええ、バルコニーで花も育てられるし、地下に行けばそれ専用の部屋もある。永琳が使う薬草も育てられるし、言う事ないわ」

 

大輔「だったらよかった」

 

幽香「けど、相変わらず不思議ね。貴方が使う道具は」

 

ま~な。部屋は秘密道具の次元ローラーで引き伸ばして広くしてある。それぞれが部屋の整頓を終わらせると、甲板に出てのんびりする。

 

大輔「ん?」

 

すると、風に乗ってミカンのいい香りがしてきた。

 

幽香「…あら?」

 

どうやら幽香も気づいたみたいだ。

 

大輔「多分、この先の島から香るんじゃないか?ミカンの匂い」

 

幽香「ええ、おそらくそうね」

 

永琳「ってか、よく気が付くわね貴方達…」

 

まあ、俺は鼻が普通の人の1万倍以上だから気づいたし、幽香は花の妖怪だからってのもあるだろうな。

 

大輔「折角だし、その島に寄ってみるか。もしかしたらそのミカン売ってもらえるかもしれないし」

 

幽香「そうね。現物があれば、そのミカンを再現できるわ」

 

大輔「なら決まりだ!永琳、頼む」

 

永琳「はいはい。全く、そういうところは昔から変わらないんだから」

 

俺の指示で、永琳は操縦室に行き、その島に行くよう機械に打ち込んだ。暫くして、ミカンの匂いがした島に到着した。

 

大輔「ここか」

 

俺達は船を港に止め降りる。すると、島の人で帽子に風車を刺した男がやって来た。

 

「君達は旅の物かな?」

 

大輔「はい。この島からミカンのいい香りがしまして立ち寄ったんです」

 

「ミカン?なるほど。ベルメールのところのか」

 

幽香「ベルメール?」

 

「ああ。この島でミカンを栽培してるのは、ベルメールだけだからな」

 

大輔「なるほど。できれば少し売っていただけないかお願いしたいんですが…えっと」

 

「ああ失礼。私はこの村の村長をしてる【ゲンゾウ】という」

 

大輔「私は大輔と言います。そしてウチの船員の幽香と永琳です」

 

幽香「風見幽香よ」

 

永琳「八意永琳といいます」

 

ゲンゾウ「よろしく。売ってもらえるかはベルメール次第だが、君達を案内しよう」

 

大輔「よろしくお願いします」

 

ゲンゾウさんの案内で、この島でミカンを作ってるベルメールって人の元に案内された。山道を登っていくと、一軒家が見えてきた。その周りにはミカン畑が広がっていた。

 

ゲンゾウ「ベルメール!いるか!ベルメール!!」

 

ベルメール「一度言えば聞こえてるよ、ゲンさん」

 

ゲンゾウ「聞こえてるならさっさと出てこい!」

 

ベルメール「それで、何か用なのかい?」

 

ゲンゾウ「ああ。この人達がお前のところのミカンを売ってほしいそうだ」

 

ベルメール「へ~、ウチのミカンを」

 

大輔「ええ。いい値で買わせていただきたいのですが」

 

俺がそう言うと、ベルメールは笑顔になる。

 

ベルメール「勿論!買ってくれるならありがたい!」

 

大輔「そうですか。ではこれ代金です」

 

俺は金貨の入った袋をベルメールに渡す。中身を見て、ベルメールは驚きの顔をした。

 

ベルメール「えっと…これいくらくらい…」

 

大輔「ん?ああ、あれいくら入ってましたっけ?永琳」

 

永琳「はぁ…ここに来る道中襲ってきた海賊から奪った財宝でしょう。その袋には一千万ベリー入ってるわよ」

 

ベ&ゲ「「い、一千万~!!」」

 

金額を着て、二人は驚いた。

 

ベルメール「いや…流石にそんなに貰えないよ!」

 

大輔「いえ、気にしないで下さい。これから子供達に色々お金がかかるでしょう」

 

ベルメールの後ろから顔を出してる二人を見ながらそう言う。

 

ベルメール「…いいのかい?」

 

大輔「ええ、もちろんです」

 

ベルメール「…ありがとう」

 

涙を浮かべながら、俺にお礼を言ってきた。見た感じ、家の中もそんなに裕福な感じもしないからな。

 

ベルメール「ほら、あんた達もお礼言いな」

 

そう言われ、ベルメールの後ろに隠れてた子達が出てきた。俺は彼女達に目線を合わせる。

 

「えっと…ありがとう、お兄ちゃん」

 

「…ありがとう」

 

大輔「どういたしまして」

 

俺は笑顔で、二人の頭を撫でる。二人は笑顔になり俺に抱き着いてきた。

 

大輔「おっとっと…」

 

ベルメール「おやおや♪」

 

ゲンゾウ「はっはっは!ノジコとナミが、初めて会う人にここまで懐くとはな!」

 

笑う二人を見て、俺ナミとノジコを抱きかかえた。

 

大輔「さて、それじゃあミカンをいただきますか?」

 

ベルメール「ああもちろん!ナミ!ノジコ!手伝ってちょうだい」

 

「「は~い!」」

 

大輔「俺達も手伝おうか」

 

永琳「そうね」

 

幽香「…仕方ないわね」

 

ゲンゾウ「私も手伝おう」

 

こうして俺達は全員でミカンを収穫するのだった。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。