舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第16話

ベルメールの所でミカンを買ってから数日が過ぎた。ミカンを買って早々と立ち去ろとしたが、ナミとノジコが泣きそうな顔をするので、その日はココヤシ村に泊まった。出航する時も二人は俺の服の袖を中々放してくれなかった。んで、俺はマキノやウタに挙げた物と同じ物を、ナミとノジコにあげた。どんなものかって言えば、ネックレスなんだけどな。これでもしこの四人に何かあったら、マキノは深緑、ウタは紅白、ナミはオレンジ、ノジコは青色と光る。それで、何処に行けばいいか一瞬で分かるからな。んで、俺達は今偉大なる航路に来ている

 

大輔「やれやれ。シエルや秘密道具が無きゃ、こんな馬鹿げた天候の海進めてなかっただろうな」

 

幽香「確かにそうね。なんなのよ…船に穴開ける雨って」

 

永琳「季節も少し進むごとに春夏秋冬に変わったりするし…」

 

大輔「道中で寄った街で、偉大なる航路の気候の資料買って正解だったな」

 

全く…直すのも楽じゃないんだぞ…秘密道具も使いすぎたらメンテしなきゃなんないし…

 

シエル『告。強大な気配を感知しました』

 

はぁ!?何処からだよ!!

 

シエル『前方からです』

 

俺は前方に目を凝らす。すると、クジラの様な船が前方にあった。クジラの様な船…おい…もしかして…

 

シエル『解。三皇の1人である【白ひげ海賊団】の船だと思われます』

 

大輔「はあああああああああっっっっっ!!!!!?」

 

シエルの報告に、流石の俺も大声を出さざる負えなかった。すると船内から幽香と永琳が慌てて出てきた。

 

幽香「いったいなんなのよ…そんな大きな声を出して」

 

永琳「いきなり大きな声出さないでよね。危うく調合してる薬こぼすところだったわよ」

 

大輔「いや、大声出さざる負えんわ!!」

 

幽香「何があったのよ?」

 

大輔「いや、今シエルから強大な気配を検知って報告があったんだが…」

 

永琳「強大な気配?」

 

大輔「ああ…んで聞いて驚くなよ」

 

俺は真剣な表情で二人を見る。

 

幽香「なによもったいぶって。三皇か海軍でもいたって言うのかしら?」

 

大輔「ああ幽香…正解だ」

 

幽香「えっ?」

 

大輔「シエルが報告したのは…三皇の1人の白ひげ海賊団だ」

 

「「はあああああああっっっっっ/ええええええええええっっっっ!!!!!!!!」」

 

俺にそう言われ、流石の幽香も永琳も驚いていた。そりゃ驚くよな普通。三皇連中は、新世界の海に普段はいるはずだからな。

 

大輔「…でだ。このまま行けば十中八九白ひげの船とぶつかる」

 

幽香「…でしょうね。私もようやく見せたわ」

 

永琳「あれが…海賊船白ひげの【モビー・ディック号】ね」

 

永琳も見つけたらしく、白ひげの船を見てそう呟く。

 

大輔「ってな訳で…」

 

永琳「大輔…貴方まさかとは思うけど…」

 

俺の考えに、永琳は頭を抱えた。

 

大輔「ああ。せっかく偉大なる航路にいるんだ。少し挨拶していこうと思ってな」

 

永琳「ああ…やっぱりね。幽香の方もやる気満々だし」

 

幽香を見ると、嬉しそうな顔で日傘をさし始めた。

 

シエル『解。白ひげに負ける事はありませんが、それでも油断は禁物です』

 

分かってるよ。だから、補助は頼んだぞ…相棒!

 

シエル『了。任せて下さいマスター』

 

そして俺達は、白ひげの船に近づいた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く…オヤジがいきなり偉大なる航路に行くって言いだした時は驚いたよい」

 

「全くだ。たまにオヤジは突然そんな事言い出すからな」

 

「ゼハハハ!いつもの事じゃねぇか。ええ?マルコ」

 

全く、皆勝手だよい。

 

マルコ「けどオヤジ。なんで急に偉大なる航路に行くって言いだしたんだ?」

 

白ひげ「ああ。俺の勘だが、面白い奴と会えそうな気がしてな」

 

勘って…相変わらずだなオヤジ。

 

『!!!!!』

 

すると、突然物凄い覇王色の覇気を感じた。隊の連中はもちろんだが、隊長クラスの俺達まで膝をつくなんて…

 

「失礼。三皇の白ひげ海賊団だった為、威嚇させてもらいました」

 

そう言いながら、男と女二人が船に乗り込んできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大輔「失礼。三皇の白ひげ海賊団の船だった為、威嚇させてもらった」

 

俺は点滴に繋がれた白ひげを見ながらそう言う。

 

白ひげ「ほう…中々の覇気じゃねぇか。ウチの隊長クラスを跪かせるとはな。そんな覇気、俺が知ってる中でも数えるほどだ」

 

大輔「そうですか。三皇白ひげ海賊団船長である【エドワード・ニューゲート】にそう言われるとは嬉しいですね」

 

白ひげ「生意気な小僧だ。まだ本気じゃねぇくせしてよ」

 

白ひげの言葉に、隊長達が驚きの顔をする。

 

大輔「私が本気じゃないと、よくお気づきで」

 

白ひげ「舐めるなよハナタレ小僧。それくらい分からねぇ俺じゃねぇよ。俺ですら、気を抜けば気絶しそうなんだからな」

 

その言葉に更に驚いた顔をする隊長達だった。

 

幽香「凄いわね大輔。あの白ひげにそこまで評価されるなんて」

 

永琳「本当にね。取り合えず、そろそろ覇気止めたら?」

 

大輔「そうですね」

 

永琳に言われ、俺は覇王色の覇気を止めた。

 

白ひげ「それで…俺になにか用なのか?」

 

大輔「まあ、用事というより三皇白ひげがどのような人物か見てみたかった…それだけです」

 

「おいおい…それだけの為に、あれだけの覇王色を出したのかよ…」

 

白ひげ「…グラララララ!面白れぇ小僧だ。俺がどんな奴か見てみたかっただけ…か」

 

大輔「ええ。あ、もちろん土産を持ってはきてますよ」

 

俺はスキマから作った酒を取り出す。ベルメールの所で貰ったミカンを使った酒だ。白ひげの場合は度数高めのでいいだろ。

 

白ひげ「ほう…」

 

大輔「口に合うかは分かりませんが、よろしければどうぞ。私が作ったお酒です」

 

白ひげ「…いいだろう!野郎ども!宴だ!!」

 

『ええええええええっ!!!!!!!?』

 

「なんでだよオヤジ!」

 

「そうだよい!」

 

「敵対がないとはいえ、船に乗り込んできた奴等だぞ!」

 

白ひげ「やかましい!」

 

白ひげの大声で、部下たちは静まり返る。

 

白ひげ「だったらなんだ。お前らの誰かがコイツと戦うってのか?それで勝てるってんなら俺は何も言わねぇ」

 

その言葉に、隊長を含む全員が黙り込んだ。

 

白ひげ「何も言えねぇなら、さっさと宴の準備をしろ!」

 

そして、白ひげ海賊団の連中は、渋々宴の準備をするのだった。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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