舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第21話

俺達の懸賞金が世の中に出てから半年が経った。今日も俺達はのんびりと航海している。

 

大輔「Zzzz…Zzzz…」

 

幽香「全く…ウチの船長はのんびりし過ぎよ」

 

永琳「別にいいんじゃないかしら。特に問題もないし」

 

幽香「…ま、別にいいけど」

 

シエル『…告。右舷の方向から海軍の船が近づいて来ます』

 

大輔「…ん?」

 

シエルの報告で俺は目を覚ます。シエルのお陰で、俺はゆっくりと寝ることができるからな。ホントシエルには助かってる。

 

大輔「…あれか」

 

永琳「あら大輔。起きたの」

 

大輔「ああ。シエルの報告のお陰でな。どうやら、右側から海軍が来てるそうだ」

 

幽香「あらそうなの?」

 

永琳「何しに来たのかしら」

 

多分、前に新聞に書いてた七武海の勧誘か?そんな事を考えていると、海軍の船が俺の船の横に停泊する。

 

「貴様がダイスケか」

 

大輔「ええそうですが…海軍の方が何か御用で?」

 

「貴様に七武海の要請を言いに来た」

 

大輔「七武海…ですか」

 

「そうだ。これは名誉な事だ。海賊ではないにしろ、あの白ひげと戦って引き分けたのだ」

 

大輔「名誉…ねぇ」

 

どこが名誉なんだか。あんなゴミ(天竜人)の言う事を聞いてる時点で…

 

大輔「申し訳ないですが、私は七武海に興味ありません」

 

「なんだと!」

 

大輔「七武海になれば、貴方達海軍に協力しなければならない。別にそこはいいんです」

 

「ならば何故断る!」

 

大輔「断る理由ですか?そうですね…貴方達海軍より上の存在に協力するのが嫌なんですよ」

 

「なっ!」

 

俺ははっきりと言ってやった。海軍より上の存在。それは世界政府に天竜人の事をさす。

 

大輔「天竜人…ゴミがこの世界の神だと言い、海賊から一般市民を守る存在のくせに、ゴミがこの人を連れて行くと言ったら、目を背けてそれを受け入れる。そこで奴隷になった家族や恋人に手を出せば、容赦なく殺す。そんな組織がある海軍の七武海に、応じる筈ないじゃないですか♪」

 

「き、貴様!」

 

すると数人の海兵が銃を俺に突き付ける。当然幽香が日傘、永琳が弓を取り出し応戦する。

 

大輔「私に銃を突き付けたということは…交渉決裂って解釈でいいんだよな!」

 

俺は覇王色の覇気を出す。そこらの雑魚海兵はあっという間に泡拭いて倒れたがな。

 

「グッ…」

 

話してた男は、膝を付きながらも耐えていた。ま、耐えれる程度に抑えたからな。

 

「ほう…これが白ひげと渡り合った男の覇気か…」

 

すると奥から、グラサンをかけたおっさんが出てきた。

 

「ゼ…ゼファー先生…」

 

大輔「ゼファー?」

 

シエル『解。元海軍大将で黒腕のゼファーと呼ばれてる人物です。現在は、若手海兵の育成に着手してます』

 

ああ。あの映画に出てきた人か。

 

大輔「へ〜…元海軍大将の黒腕のゼファーか」

 

ゼファー「俺を知ってるか」

 

大輔「ウチには優秀な仲間がいるんでね」

 

ホントシエル様々。後でナデナデしてやろ♪

 

大輔「それで、元海軍大将までいるとは思わなかったが…やるか?」

 

先程より更に覇気の威力を上げる。

 

ゼファー「…いや、止めておこう。ここで戦えば、俺や部下達が無事じゃすまんからな」

 

大輔「……」

 

俺は覇気を引っ込める。

 

ゼファー「海賊ではないにしろ、俺もお前と考えは同じだ。天竜人の下にいる海軍。天竜人のお陰で助けられなかった人も大勢いた!」

 

大輔「そこまで思ってながら、なんであんたはまだ海軍にいるんだ?」

 

ゼファー「できるなら、俺も海軍を抜けたいさ。けど、部下達を路頭に迷わせる訳にもいかん」

 

すると後ろから男女が出てきた。

 

大輔「なるほど。あんたみたいなのが海軍に多くいれば、もっと変わったかもしれないのにな」

 

ゼファー「……」

 

大輔「ま、俺は七武海に入るつもりはないから。上にはそう伝えな」

 

俺は振り返り、自分の船に戻ろうとする。

 

大輔「…ああそうそう。断ってもし俺の大切な女に手ぇ出した場合…天竜人を含めて生きてれると思うなよ?

 

ゼファー「!!?」

 

俺の覇気に、ゼファーですら膝を付いた。

 

ゼファー「…フフフ…ハハハハッ!まさかこの俺が膝をつくとはな!」

 

大輔「ま、これでも半分も出しちゃいないがな」

 

ゼファー「…つくづく化け物だな。白ひげと引き分けた…あれは嘘だったか」

 

大輔「…どうかな。それと、今のまま海軍にいるなら、あんたのいう部下二人…耐えれるのやら」

 

ゼファー「…ああ。だろうな。アイン!ビンズ!」

 

「「はい!」」

 

ゼファー「お前達に聞く!俺に関係なく、このまま海軍であの天竜人の為に正義を貫けるか?」

 

アイン「そ、それは…」

 

ビンズ「……」

 

ゼファー「少しでも戸惑い、違和感があるなら…今すぐ海軍を抜けろ」

 

「「!!」」

 

ゼファーの言葉に動揺する二人。

 

ゼファー「己の信念を…あいつらに何を言われようが貫けるなら…俺と来い」

 

ビンズ「拙者は…拙者はゼファー先生とどこまでも共にするでござる!」

 

アイン「私…私は…」

 

アインは未だに迷っているみたいだな。

 

ゼファー「アイン…その時点で、お前の答えは決まっている」

 

ゼファーは、優しくアインの頭を撫でる。

 

アイン「ゼファー…先生…」

 

ゼファー「ダイスケ…」

 

大輔「…なんだ」

 

ゼファー「悪いが…こいつを連れて行ってくれないか?」

 

大輔「…はぁ!?」

 

何を言い出すんだこのおっさん!

 

大輔「おいおい正気か?海賊じゃないにしても、俺達はお尋ね者だぞ?」

 

ゼファー「ああ分かっている。だが、迷ってるアインには、あの汚れてる世界は酷過ぎる。だから頼む!会ったばかりだが、お前なら信用できる!この通りだ!」

 

ゼファーとビンズは、俺に向かって土下座をしてきた。ホント…ここまで部下のことを考えられると、逆に羨ましすぎるよ…

 

大輔「…アイン…だったな」

 

アイン「はい」

 

大輔「お前自身はどうなんだ?」

 

アイン「私は…私はやはり天竜人の行為を黙認できる自信がありません。なので…貴方さえ良ければ…私を連れてって下さい!」

 

マジで言ったよこの女…

 

幽香「…これは貴方の負けね。大輔」

 

永琳「そうね。ここまで言われて、無視できる貴方じゃないでしょ?」

 

…ったくこいつらは。

 

大輔「…分かった…お前の覚悟、しかと聞き入れた。よろしくなアイン」

 

アイン「…はい!」

 

こうして、何故か元海兵のアインが仲間になったのであった。あ、後、一応部下が連れ去られたって事にしたいから、ゼファーとは軽く戦ったぞ。んで、【観音の大輔】って名前がついた。百式観音使ったからって安直すぎだろ…




かなり…かなり無理やりですが、まずは2番目にアンケが多かったアインを仲間にしました。

こんな話しか考えられなかった

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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