舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第33話

ウタとマキノと合流した翌日、俺達は次にくいなが待ってる【シモツキ村】に向かっている。

 

大輔「飯だぞ〜!」

 

ウタ「やった〜!大輔のご飯美味しいから好き!」

 

大輔「ま、一応どの世界でも料理人だったからな」

 

それぞれ朝食だけは自由にしている。だが…

 

ウタ「!!大輔!またそれ食べてるの!?」

 

大輔「いいだろ別に」

 

ウタ「それ臭い〜!」

 

ウタが臭いと言ってる物。それは納豆だ。俺は根っからの日本人だ。米や味噌等は手作りで蓄えている。ま、幽香や永琳、束は平気だが、それ以外の連中はこの臭いは堪らないらしい。

 

幽香「あら、納豆があるのね」

 

永琳「私も貰えるかしら?」

 

束「私も〜!」

 

シズナ「う〜ん…私の所も似たような食事だけど、流石にこれ(納豆)はキツイかな…」

 

ま、こればかりは慣れてもらうしかないな。ウタは朝食の時に納豆が出た時だけ、俺から離れてしかめっ面でパンケーキを食べるのだった。食事が終わり、各自自由にする。俺も全員の食器を洗い終わった(とはいえ、束が全自動食洗機を作ってくれた)ので、甲板に出ていつもの場所でのんびりする。

 

「クー」

 

すると、ニュース・クーが新聞と珍しく手紙を届けてきた。

 

大輔「手紙?」

 

永琳「私達がいる船に届けるなんて、結構頭がいいのね」

 

俺は受け取った手紙を読む。

 

大輔「……」

 

その内容を読んだ瞬間、俺の頭の中にあいつの事が思い出された。

 

大輔「……」

 

俺は横にあるテーブルに、飛ばないように重しを乗せて船首に向かった。

 

幽香「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は置かれてた手紙を読む。

 

幽香「『中佐、お元気ですか。私は今、世界経済新聞社という場所で、代筆業をしています。初めの頃は、私はただここで働くだけの存在でした。ですが、中佐の手配書を見た瞬間、過去の事を思い出し、手紙を書きました。…会いたいです。凄く中佐…大輔さんに会いたいです』…なるほどね」

 

永琳「どうやら、この娘も昔の彼の恋人、又は妻だったみたいね」

 

幽香「みたいね。けど、あいつの様子を見た感じ、何かあったのは間違いないわね」

 

シズナ「そうだね。手紙を読んでから、大輔の雰囲気変わったもんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大輔「……」

 

シエル『……』

 

ヴァイオレット…まさかお前がこの世界にいるとはな。お前には…戦いは多いこの世界には来てほしくなかった。

 

シエル『…告。上空より気配を感知しました』

 

大輔「なに?」

 

俺はシエルに言われ空を見る。すると、パラシュートでこちらに向かって降りてくる人影を発見した。誰だ?

 

大輔「…!お前は」

 

降り立った人物を見ると、まさかの人物だった。その人物とは…

 

大輔「…ヴァイオレット」

 

ヴァイオレット「ようやく…ようやく会えました…中佐!」

 

ヴァイオレットは俺を見て、涙を浮かべながら抱きついて来た。

 

ヴァイオレット「会えて…幸せです」

 

大輔「ああ…俺もだ」

 

だけど、こいつをまた再び戦いの世界に戻す事を俺はできない。

 

ヴァイオレット「…中佐?」

 

大輔「ヴァイオレット。ここに来た理由を聞かせてくれ」

 

ヴァイオレット「それは、中佐に会いたかったから…」

 

大輔「それは分かってる。だが、世界経済新聞社にいたお前なら分かってるはずだ。俺が現在、海賊ではないが四皇と呼ばれているのを」

 

ヴァイオレット「……」

 

大輔「俺は…お前を再び戦いの中に戻すつもりはない!」

 

俺はヴァイオレットに真剣な顔でそう言う。

 

ヴァイオレット「…それは覚悟できてます。それでも!私はまた中佐と…大輔さんといたいんです!」

 

大輔「!!」

 

そう言ってくれるのは嬉しい。だが…それでも…!

 

大輔「……」

 

幽香「あんたの負けよ。大輔」

 

大輔「幽香…」

 

すると幽香を始めとした、船員全員が俺達の所にやって来た。

 

幽香「そいつの覚悟、私達と同じよ」

 

永琳「そうね。貴方の為なら、私達は命をかけれる」

 

シズナ「私の前に、ヴァンと一緒にいる君を追い掛けたんだもん。ヴァイオレットの気持ちは充分分かるつもりだよ」

 

ヨル「私も、以前は(前世を含め)殺し屋をしてました…ですけど、それを話した後も、大輔さんは私と一緒にいてくれて…愛してくれました」

 

トワ「帝国が内戦に巻き込まれて、私が危険な目に合っても、大輔君は必ず私を守ってくれたよね?」

 

ヤマト「大輔は、僕をカイドウの呪縛から救ってくれた。彼女もまた、僕と同じなんじゃないかな?君のために、戦うことは厭わない!」

 

アイン「貴方は海軍で迷ってる私を、会ったばかりなのに仲間にしてくれました」

 

美鈴「幻想郷の時も同じですよ。私達は皆貴方の事が好きなんです」

 

束「私が言うのもおかしいけど、だ〜ちゃんはもうちょっと私達を信じてほしいな♪」

 

マキノ「それに、私は戦闘なんて全くできないのに、大輔さんは船に乗せてくれたわよね?」

 

ウタ「だよね〜。だから、今更増えてもって感じになるね」

 

幽香「それに、この世界に来て貴方と共に行く時点で、全員覚悟はできてるのよ。その子もね」

 

幽香にそう言われ、俺はヴァイオレットを見た。その瞳は一切の迷いがなく、真っ直ぐ俺のことを見つめていた。

 

大輔「……」

 

シエル『解。これは完全にマスターの負けです』

 

んな事分かってるよ。ホント、お前を含めて俺の周りにはいい女がいすぎだ。

 

大輔「そう…だな。ヴァイオレット」

 

ヴァイオレット「はい」

 

大輔「お前を再び戦場に戻すが、それでもついてきてくれるか?」

 

ヴァイオレット「!もちろんです、中佐!」

 

大輔「分かった。これからよろしくな」

 

こうして、ヴァイオレットが仲間になったのだった。




吉男様からのリクエスト

ヴァイオレット・エヴァーガーデンからヴァイオレット・エヴァーガーデンを登場させました。

本編を全て見たわけではないので、喋り方とかキャラのイメージが違うかもしれませんがそこは悪しからず。

因みに大輔は、ヴァイオレットエヴァーガーデンの世界では中佐です。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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