舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第35話

くいなが仲間になり、俺達は久々にエレジアに寄ることにした。

 

ウタ「でも久し振りだな〜」

 

大輔「そうだな。あれから7年か」

 

ウタ「そうだね。ゴードン元気にしてるかな?」

 

7年前にシャンクス達と行って、トットムジカが出てきた時は焦ったけど、楽譜も燃やしたから今は安心できるな。

 

美鈴「皆さん!島が見えましたよ!」

 

大輔「ホントだな」

 

ホント久々のエレジアだ。俺達は船を港につけ上陸する。街は昔みたいに音楽で栄えていた。

 

ウタ「本当に、元通りになってよかった…」

 

ウタはエレジアの光景を見て、涙を浮かべていた。すると、奥から見知った顔の男がやって来た。

 

「報告を受けて見に来たが、君達だったか」

 

大輔「久し振りだなゴードン」

 

やって来たのは、ここエレジアの王ゴードンだ。

 

ウタ「ゴードン!」

 

ウタは久々に会ったゴードンに抱き着いた。ゴードンも笑顔でウタを出迎えた。

 

ゴードン「ウタ!大きくなったな」

 

ウタ「うん!ゴードンも元気そうでよかった!」

 

ウタ「ああ。あの後大輔君が島の建物を全て元に戻してくれたからね。直ぐに復興ができたよ」

 

大輔「なに、結局はエレジアの住人達の功績だ」

 

ゴードン「そうか」

 

昔の話を懐かしむように話す俺とゴードン。

 

ウタ「ねぇゴードン!また歌わせてよ!」

 

ゴードン「もちろんだ!もうトットムジカの心配する必要もないから、存分に歌ってくれたまえ!」

 

ウタ「やった!」

 

ゴードン「大輔君達も、どうかゆっくりしていってくれたまえ。国を上げて歓迎する!」

 

大輔「なら、少しの間厄介になるぞ」

 

こうして俺達は、数日エレジアに滞在する事が決まった。その日の夜、ライブは明日盛大に開く為、今日は歓迎会が行われた。ウタ達は歌を歌ったり、出された料理を美味そうに食べてたり、それぞれ自由にしていた。俺はゴードンとテラスで話している。

 

大輔「ホント元気そうでなによりだ」

 

ゴードン「ああ。君達も」

 

酒を飲みながら話していると、ゴードンは何か言いたそうだった。

 

大輔「…何かあったのか?」

 

ゴードン「…君にはお見通しだったか」

 

大輔「まぁな」

 

ゴードン「実は、エレジアを新たに世界政府加盟国にしようとしたんだ。だが…」

 

大輔「世界政府に加盟するには、莫大な資金がいると」

 

ゴードン「その通りだ。しかし、7年経ったとはいえ、未だに世界政府に支払えるだけの金額はない」

 

大輔「なるほど…」

 

エレジアが世界政府にて加盟すれば一番安心だが、それができないとなると少し厳しいな。

 

ゴードン「そこで、大輔君に頼みがある」

 

大輔「俺に頼みだと?」

 

ゴードン「そうだ。君は今、世界では四皇と呼ばれている」

 

大輔「そうだな。別に海賊を名乗ったわけじゃないが」

 

ゴードン「そこでだ!ここエレジアを君の縄張りにしてほしい!」

 

大輔「そう来たか」

 

確かに、世界政府に加盟できないなら、今現在最も力がある四皇の俺が、エレジアを縄張りにすれば、他の人海賊や海軍は手出しができない。だが、ここで大きな問題がある。

 

大輔「別にエレジアを俺の縄張りにするのは反対しない。ウタにとっても、ここは故郷みたいなもんだ」

 

ゴードン「なら!」

 

大輔「ただ1つ問題がある。俺は海賊じゃない。だから旗のマークなんてないんだよ」

 

ゴードン「なるほど。確かにそのマークがなければ、誰の領土か分からない」

 

大輔「んでだ。滞在してる間に、旗のマークを考えておくよ」

 

ゴードン「それはありがたい!」

 

大輔「全員集めて話さないとな…」

 

さて、これはどうするか…んで、ゴードンと別れて早速俺は全員を呼び出した。

 

ウタ「どうしたの?急に全員呼び出して?」

 

大輔「ああ。実はさっきゴードンと話してたんだが…」

 

俺は先程話した内容を全員に伝える。

 

幽香「なるほどね」

 

ヴァイオレット「確かに、今の中佐ならエレジアを領土にしても問題ないと思います」

 

美鈴「ですが、その為には今後私達が使うマークが必要と」

 

大輔「そうなんだよ」

 

永琳「マークね〜」

 

全員がウンウンと悩む。そりゃ今まで作ってなくて、いきなり作らなきゃならないからな。

 

「皆様、少し休憩されてはいかがですか?」

 

大輔「ああ、そうするか」

 

「でしたら、紅茶をご用意したしますね」

 

ウタ「やった〜!グレイフィアさんのお菓子美味しいんだよね♪」

 

「ニャ〜」

 

休憩と分かった瞬間、俺の膝の上に黒猫が飛び乗ってくる。

 

大輔「休憩と分かった瞬間来るとは、ホント頭いいな黒歌」

 

黒歌「ニャ~ン♪」

 

俺は膝に乗った黒歌を撫でる。この光景…何処かで覚えがあるんだよな…

 

黒歌「にゃん…」

 

黒歌は俺をジッと見ていた。お前も何か思うところがあるのか?

 

グレイフィア「どうぞ大輔様」

 

大輔「ありがとうございます。グレイフィアさん」

 

彼女の名前はグレイフィア。数年前に黒歌と共にエレジアに流れ着いたそうだ。とはいえ、黒歌と同じでグレイフィアもどっかで会った気がするんだよな〜。

 

グレイフィア「大輔様。この後少しお時間いただけますか?城を出て丘の上で待てますので」

 

大輔「!?」

 

グレイフィア「それでは失礼致しました」

 

グレイフィアはそう言って、部屋を出て行った。黒歌も同じタイミングで出て行く。その後も色々と話をしたが、俺はグレイフィアの言葉が頭に残り、ほぼ後半の話は聞いてなかった。そして夜遅くになり解散し、俺は島が一望できる丘に一人でやって来た。既にグレイフィアが待っており、何故か黒歌もいた。

 

グレイフィア「お待ちしてました」

 

大輔「すみません。お待たせしまして。それで、こんな夜更けに俺に何かご用で?」

 

俺は注意しながらグレイフィアと黒歌を見る。

 

グレイフィア「…やはり覚えてませんか」

 

「仕方ないにゃん」

 

すると黒歌が人に変身した。

 

大輔「お前は!」

 

黒歌の人間の姿を見た瞬間、俺はかなり前の事を思い出した。

 

大輔「……」

 

黒歌「思い出したかにゃん?」

 

大輔「…ああ。思い出したさ。今回は俺が忘れてたけど、まさか二人共こっちに来てたのか」

 

グレイフィア「この黒猫で思い出されるのも、少し複雑な思いですが…まあ、思い出してもらっただけよしとします」

 

大輔「悪いなグレイフィア」

 

グレイフィア「いえ。けど、ようやく思い出したから許すわ」

 

ホントプライベートだと話し方変わるよな。

 

黒歌「にゃ〜♪ようやくご主人様と一緒にいられるにゃん!」

 

黒歌はそう言いながら俺に抱き着く。グレイフィアも俺の右腕に抱きついて来た。

 

大輔「けど懐かしいな。お前らとは、何故かこういった丘で話が多かったからな」

 

グレイフィア「そうね。私を助けてくれたのも、こういった丘だったわね」

 

黒歌「にゃ〜。そうだね。私も白音と話をした時も、こういう場所だったね」

 

懐かしいな。

 

大輔「けど、またお前らとこうして出会えたんだ。素直に嬉しいぞ」

 

「「///」」

 

二人を抱き締めると、顔を真っ赤にさせていた。

 

グレイフィア「…ホントズルいわね貴方は」

 

黒歌「ホントにゃん。これだからご主人は…」

 

大輔「そう言うな。お前らもこれから一緒に来るんだろ?」

 

「「当然です/当然にゃ」」

 

大輔「なら、これからよろしくな♪」

 

こうして、新たにグレイフィアと黒歌を仲間にしたのだった。因みにその日の夜、俺達は城には戻らず自分の船で過ごした。何故かって?言わなくても分かるだろ…翌日、俺達はかなり遅くに起き城に向かった。食堂で待ってた他の連中達は、俺達が入った瞬間物凄い視線で見てきた。ウタや束、シズナは頬を膨らませていたは…

 

幽香「あら、随分と遅いご到着ね」

 

永琳「ホントね」

 

美鈴「……」

 

大輔「あ〜…」

 

マキノ「フフッ。理由は分かりますけどね」

 

マキノ、笑ってるのに怖いんですけど…

 

大輔「その〜…」

 

グレイフィア「改めましてますか本日より大輔様の仲間になるグレイフィア・ルキフグスと申します。生前は大輔様のメイド兼妻でした」

 

黒歌「にゃん!私は黒歌だにゃん。生前は大輔の使い魔兼妻だったにゃん♪」

 

『ああ、やっぱり…』

 

ま、大体俺とイッショに来た時点で察してるよな。

 

ウタ「ま〜詳しい事は後で聞くとして、一応今後私達が使うマークなんだけど、これはどうかな?」

 

するとウタは、大事そうに折りたたんでた紙を広げて俺達に見せた。

 

大輔「なんだこれ?」

 

ウタ「子供の時、ルフィと一緒に考えた新時代のマーク。本人曰く、シャンクスの麦わら帽子みたいだけど…」

 

麦わら帽子…どこがって言っちゃ駄目だよな…

 

シエル『解。個体名赤髪のシャンクスの麦わら帽子と、解析不能です』

 

マジか。シエルですら解析できないって。

 

大輔「ま〜いいんじゃないか?シャンクスやルフィとは長い付き合いだし、ここエレジアも関係あるしな」

 

ウタ「じゃあこれで決定だね!」

 

束「後さ〜、せっかくだ〜ちゃんは観音って呼ばれてるんだし、観音がその帽子を持ってる感じにしたらいいと思うな」

 

『賛成』

 

満場一致で決まったよ。こうして俺達のマークは、百式観音が麦わら帽子であろうマークを持っているマークに決まった。そこからは早く、束がチャチャッと機械で読み取りプロントアウトして、旗と帆にそれを書いた。

 

ゴードン「これが君達のマークか」

 

大輔「ああ。これを城のテッペンにでも掲げとけば、余程の馬鹿か無知な奴以外は来ないはずだ」

 

ゴードン「ありがとう。感謝しかない」

 

大輔「気にするな。あ、それと…」

 

俺はある提案をゴードンだけに耳打ちする。するとゴードンは驚いた顔をする。

 

ゴードン「それは…もし叶ったら嬉しいのだが」

 

大輔「大丈夫だろ。説得には俺とウタが行くし」

 

ゴードン「分かった」

 

大輔「ま、楽しみにしとけ」

 

こうして、マークが決まった俺達の旗がエレジアの城のテッペンに取り付けられ、エレジアが俺の初めての縄張りになったのだった。




ハクエモン様からのリクエスト

ハイスクールD×Dより
グレイフィア・ルキフグスと黒歌を登場させていただきました。


これより前にお答えいただいた方達のキャラが出ないとは限らないので、ドンドン応募して下さい。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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