舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第37話

あれから俺達は三日三晩宴を続けた。流石の俺も軽い二日酔いだ。

 

シエル『告。解毒作用を発動させますか?』

 

う〜ん。今はいいかな。久々に気分がいいし。ありがとなシエル。

 

シャンクス「あ〜…飲み過ぎた…」

 

大輔「そりゃそうだろ。三日三晩宴続けて、その程度で済んでるアンタに驚きだ」

 

ベック「まあ、お頭がこうなるのはいつものことだ」

 

ウタ「ホント昔から変わらないね」

 

ウタも二日酔いのシャンクスの姿を見てそう言う。さて、俺達もそろそろ行くか。

 

シャンクス「…行くのか?」

 

大輔「ああ。シャンクスは二日酔いが治ったらエレジアだろ?」

 

シャンクス「ああ。けど、まさか五皇になって早々に同盟を組んで同じ島を縄張りにするとは思わなかったがな」

 

大輔「まぁ確かにな」

 

今頃海軍の連中は大騒ぎだろうな…

 

大輔「それじゃあシャンクス、そろそろ…!?」

 

すると俺達以外誰もいないこの島に、物凄い気配を感じた。

 

シエル『告。高密度のエネルギーを感知しました』

 

シャンクス「…いったい何者だ?」

 

大輔「さあな。けど、二日酔いは一気に覚めたな」

 

シャンクス「ああ」

 

シャンクスは愛刀のグリフォンを抜く。俺も手袋を付けて戦闘態勢に入る。

 

「…やはりここにいましたか」

 

すると、甲冑をつけた奴がやって来た。声をかける聞いた感じ女っぽいが…まさか…な。

 

シャンクス「お前さん…何者だ」

 

「これは申し遅れました。私は今現在海軍大将をしているアリアンロードと申します」

 

シャンクス「な、なんだと!?」

 

名前を聞いてシャンクス達は驚いていた。

 

ウタ「シャンクス。海軍大将が凄いのは分かるけど、シャンクスでも勝てない相手なの?」

 

シャンクス「…分からないって言うのが正しいな。俺もこうして面と向かって会った事は今回が初めてだ。だが、彼女は海軍の英雄ガープより強いと聞く。そして…俺の船長だったロジャー船長や、白ひげとたった1人で互角に渡り合える人物だ」

 

『!!』

 

シャンクスの言葉を聞いて、俺以外の連中は全員驚きの表情になった。そりゃ海賊王だったロジャーや、エドと同等と言われれば、誰だって驚くわな。俺を除いて…

 

大輔「それで、その英雄をも超える海軍大将が、わざわざ一人で五皇の二人いるこの場所に何か用か?」

 

まさかここでリアンヌに会うとはな。しかも海軍側で…

 

リアンヌ「ええ。この島で何故か懐かしい気配を感じまして。そして来てみたら、貴方達がいたと言うわけです」

 

シャンクス「懐かしい気配だと?」

 

あ〜、多分俺のことだな。リアンヌとは、あの世界で嫁の1人だったし。

 

シエル『…本当にどれだけ嫁がいるのですか』

 

シエルさん?口調が物凄く普通になってますけど!?

 

シエル『否。気の所為です』

 

絶対気の所為じゃないからね!

 

大輔「それで、俺達と会ってどうするんだ?」

 

リアンヌ「そうですね…」

 

するとリアンヌは、持ってたランスを構える。やっぱこうなるよな〜!

 

シャンクス「やはりこうなるか…」

 

先程より真剣な表情になるシャンクス。リアンヌ相手だ。俺もこれは気合い入れないとな…

 

大輔「永琳!美鈴!ヨル!グレイフィア!黒歌!お前らはウタやマキノ、トワを守れ!」

 

シャンクス「ルゥ!ホンゴウ!お前らも同じ様にウタと大輔の仲間を守れ!それ以外の連中はあいつの相手だ!」

 

大輔「シャンクス!気合入れろよ。相手はただの海軍大将じゃないんだ!別名【鋼の聖女】海軍大将アリアンロードだ!」

 

こうして、俺達はリアンヌ相手の戦いが始まった。

 

シャンクス「はああああっ!!」

 

リアンヌ「赤髪のシャンクス。懸賞金40億4890万ベリーですか。流石は五皇の1人と呼ばれる程の人物ですね」

 

シャンクス「そんな涼しい顔して俺の攻撃を受け止められてもなっ!!」

 

リアンヌはシャンクスの覇気を込めた攻撃を涼しい顔で受け止める。

 

大輔「どけシャンクス!」

 

シャンクス「!!」

 

大輔「幽香!」

 

幽香「ええ!」

 

大輔「最初から全力だ!魔砲・ファイナル…」

 

幽香「喰らいなさい」

 

「「マスタースパーク!!」」

 

俺と幽香のマスタースパークを合わせて、普段の数倍の威力にする。

 

リアンヌ「!流石にこれはマズイですね」

 

マスタースパークは、見事にリアンヌに直撃した。したんだが…

 

リアンヌ「…見事です。我が面を砕くとは…ならば、私も全力で応じましょう!!」

 

幽香「うそ…でしょ…」

 

ウタ「大輔と幽香の攻撃を喰らったんだよ!?」

 

トワ「……」

 

トワは、前世で戦ってる姿を見た事があるので、驚きはしてないが黙ってるな。

 

大輔「さて…仮面は外せた。ここからが本番だ」

 

ヤマト「ど、どういうことなの!?」

 

シズナ「仮面が外れてからが本番?」

 

大輔「ああ」

 

幽香「今まで手加減してたって事?」

 

大輔「いや、そうじゃない。仮面を付けた状態でもあいつは本気で戦ってる。ただ、今までその兜を破壊する程強い奴がいなかったってのが事実だ」

 

シャンクス「ああ。ロジャー船長と戦ってた時も、最初は仮面を付けて戦っていた。が、レイリーさんが隙をついて兜を破壊した後、奴の強さは更に上がり、ロジャー船長とレイリーさんバレット等複数人を1人で相手をしていたんだ」

 

ベック「バケモンだな…」

 

ベックマンの意見に、俺以外の全員が頷いていた。

 

シャンクス「クソッ!どうする大輔。相手はあのロジャー船長と渡り合った人物だ。流石の俺も、ウタやマキノ達を守りながら勝つ自信はないぞ?」

 

大輔「……」

 

リアンヌ「あ、別に今回私は完全にプライベートですので、貴方達を捕まえるつもりはありません」

 

シャンクス「…それを信用すると思うか?アリアンロード」

 

リアンヌ「普通に考えれば無理ですね」

 

大輔「…リアンヌ」

 

リアンヌ「!!」

 

俺は本名でリアンヌに話しかける。

 

大輔「そっちが捕まえる気がないのは最初から分かっていた。だが、タダで見逃すわけでもないんだろ?」

 

リアンヌ「…フフッ…やはり貴方には分かりますか。流石は私達の夫を名乗るだけはありますね」

 

『…はああああああああっ!!!!!!!!!!!』

 

シャンクスを含めた赤髪海賊団の連中は、目が飛び出そうな顔をしながら驚いた。幽香やウタ達には、既に俺の事を話しているから誰も驚かなかった。

 

シャンクス「ど、どういうことだ大輔!お前まだ結婚してないって…」

 

大輔「その話は後で必ずする。まずは…」

 

俺は一歩前に出てリアンヌと睨み合う。

 

大輔「コイツの相手だ。まさか、ここに来て久々に半分以上の力を出す事になるとはな」

 

リアンヌ「フフッ。それでも貴方の全力を出させることは出来ませんでした。ですが、今回は出させてみせます!」

 

リアンヌはそう言い切り、ランスを構える。

 

大輔「俺の全力、出させたいなら出させてみやがれ!」

 

俺はゆっくりと両手を合わせる。

 

大輔「…百式観音!」

 

そう叫ぶと、俺の背後に百式観音が具現化する。初めてそれを見たシャンクスや赤髪海賊団、そしてウタやマキノ達は驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマト「あれが…」

 

永琳「ええ。大輔が【観音の大輔】と呼ばれる由来よ」

 

シズナ「あれを出したんだ。だったら、最初から半分の力は出してるんだね」

 

シズナの言葉に、俺とベック達は驚いた。

 

ベック「おいおい…あれはただでさえ凄いと思うが、あれで半分の力だと!?」

 

シャンクス「大輔…お前は本当に何者なんだ…」

 

俺は、エレジアで大輔の中にいたシエルの事を思い出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアンヌ「最初からそれを出しますか」

 

大輔「まあな。ここ最近これ以上の力は使ってなかったからな。だが、お前相手なら最低ここからだ」

 

リアンヌ「嬉しいことを言ってくれます。でしたら、私もその期待に答えなければなりませんね」

 

大輔「ったく…俺の周りの連中は、どうしてこう(物理的にも)気の強い女が多いのかね。トワやウタ、マキノとかの存在が余計心に染みるな」

 

リアンヌ「フフッ。それくらいでないと、貴方の隣には立てませんからね」

 

大輔「はぁ…ドライケルスを思ってた時よりそれが強く認識したよ」

 

リアンヌ「…忘れてください」

 

少し機嫌を悪くするリアンヌ。こういうとこがあるからいいんだけどな。




だいさむ様からのリクエスト


英雄伝説シリーズのアリアンロード【リアンヌ・サンドロット】を登場させていただきました。
応募して下さり誠にありがとうございます。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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