舞い降りた世界一の男   作:シャト6

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第38話

リアンヌ「では…始めるとしましょうか」

 

大輔「そうだな」

 

先程の穏やかな雰囲気とは一変し、互いの覇気がぶつかり合う。空は割れ、大地には罅が入る。

 

ベック「お頭、流石にこれはヤバいぞ」

 

シャンクス「ああ…俺はここに残って見届ける。それ以外の連中は船に避難しろ!」

 

ウタ「嫌!大輔を置いていけない!」

 

シャンクス「我が儘を言うなウタ!」

 

シャンクスはウタに向かって今までにないくらい怒った声で言う。

 

ウタ「シャ、シャンクス?」

 

シャンクス「…分かってくれウタ。これ以上お前達がここにいれば、大輔の邪魔になる」

 

ウタ「……」

 

シャンクス「そもそも、この島がもつか分からない…」

 

マキノ「それ程なんですか!?」

 

シャンクス「ああ…だからこそ、俺以外の連中は船に避難しててくれ」

 

ウタ「…分かった」

 

そしてシャンクスを残し、ウタ達は船に戻っていった。

 

シャンクス「さて、ここに残ってるのは、見届人の俺とお前達だけだ」

 

リアンヌ「…お心遣い感謝します。赤髪のシャンクス」

 

シャンクス「なんか現役の海軍大将に言われるとむず痒いな」

 

大輔「ま、気にするな」

 

リアンヌ「では…尋常に勝負!!」

 

大輔「来い!」

 

そして、俺とリアンヌの戦いが始まった。

 

リアンヌ「行きますよ…シュトルムランツァー!」

 

大輔「百式観音。壱の掌!」

 

百式観音の掌とリアンヌのランスがぶつかり衝撃波が生まれる。

 

シャンクス「おいおい…」

 

その光景を見たシャンクスは、冷や汗を流していた。

 

大輔(うっは〜…やっぱリアンヌのランスは硬いな。百式観音の掌を武器で対抗する奴なんて、今までの人生でも数人だけだったが…その中の1人なんだよな〜リアンヌの奴は)

 

リアンヌ「久し振りの感触ですね。やはり腕が痺れます」

 

リアンヌにも一応ダメージは通ってるみたいだな。

 

大輔「相変わらずだな。百式観音のスピードについて来れるのは」

 

リアンヌ「そちらも相変わらずのスピードですね」

 

お互い笑いながらそう言う。だが、悪いがその隙は見逃さない。

 

大輔「百式観音…参の掌!」

 

俺は両手でリアンヌを挟む。

 

シャンクス「おいおい…いくらなんでも死んだんじゃないのか…」

 

シャンクスからそう聞こえるが、リアンヌがこの程度でやられるはずはない。

 

大輔「…!?」

 

するとにリアンヌを挟んでいる両手が、徐々に開かれていく。

 

リアンヌ「はああああっ!!」

 

そして完全に掌の中から開放された。

 

シャンクス「……」

 

シャンクスは遂に言葉を失っていた。

 

大輔「やっぱりそうなるか」

 

リアンヌ「いえ、流石は百式観音。凄まじい威力です」

 

大輔「その中から普通に脱出されると、流石に凹むな」

 

俺は百式観音を消して、別の技に入る。

 

大輔「はあああああ…だああああ!!!!」

 

俺は気を全集中させ、体が金色に光り輝く。

 

リアンヌ「やはりそうきましたか」

 

リアンヌは予想通りといった反応をする。

 

大輔「ま、そろそろ終わらさないと島が保たないからな」

 

リアンヌ「そうですね」

 

お互い最期の攻撃に移る。

 

大輔「でやあああああ!!東方不敗が最終奥義!」

 

リアンヌ「さあ、耐えてみなさい!はああああぁぁぁ…」

 

シャンクス「さ、流石にこれはヤバいぞ!」

 

シャンクスはそう言い、俺達から離れ自分の船に避難した。それが正解だ。

 

大輔「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

 

リアンヌ「我は鋼、全てを断ち切る者!これで…終わりです!」

 

大輔「石破!天驚けええええええええん!!!!!!!!!」

 

リアンヌ「聖技、グランドクロス!!!!」

 

お互いの最大の技がぶつかり、俺達を中心に物凄い規模の爆発が起きたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウタ「うそ…」

 

ベック「おいおい…島が消えたぞ…」

 

私達は、走ってきたシャンクスの指示で、かなり沖合いまで避難していた。

 

幽香「これは赤髪の指示がなかったら、完全に巻き添え喰ってたわね」

 

永琳「そうね。大輔の強さは知ってるけど、まさかそれに対抗する人物がいたのに驚いたわ」

 

幽香「そうね。私との戦いでも、あそこまでならないわ」

 

ウチの船で、大輔の次くらい強い幽香さんが冷や汗を流しながらそう言ってた。

 

シャンクス「……」

 

ルゥ「お頭、大輔達を探しに行かねぇと!」

 

シャンクス「分かっている。お前ら!大輔を探しに行くぞ!」

 

トワ「私達も大輔君にを探しに行くよ!」

 

『おう!』

 

爆発が収まり、元島だった場所に船を近付けた。

 

グレイフィア「まさか、島1つ消えてなくなるとは…」

 

黒歌「御主人様の攻撃の威力は、相変わらず桁違いにゃ」

 

ヴァイオレット「中佐!返事をして下さい!」

 

小舟を下ろして、それぞれ島だった場所の近くを探す。

 

「…ぃ」

 

ウタ「ん?今何か聞こえたような…」

 

「…ぅぃ」

 

ウタ「やっぱり聞こえた!あっちから聞こえたよ!」

 

私が指差した方に向かうと、木にしがみついてる大輔と海軍大将の人がいた。

 

大輔「ここだ〜!」

 

ウタ「大輔!」

 

シャンクス「無事だったか!」

 

大輔「なんとかな。リアンヌも無事だ」

 

海軍大将の人は、気を失っているのか大輔にもたれ掛かっていた。

 

大輔「いや〜、まさか島1つ消し飛ばすのは想定外だった」

 

美鈴「想定外って…」

 

大輔「一応半分は残しとく予定だったんだがな…」

 

シャンクス「半分って…」

 

ベック「お頭、俺達の娘は、とんでもない奴を好きになって、俺達の義息子になるとはな」

 

シャンクス「全くだ…」

 

大輔「取り敢えず引き上げてくれ。流石に気を使い過ぎて体がだるい」

 

ウタ「全くもう…」

 

大輔と海軍大将の人を引き上げ、船に戻り両方永琳さんの治療を受けたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンクス「さて、話してもらうぞ大輔」

 

大輔「ああ。俺とあいつの関係だろ?」

 

シャンクス「そうだ。なんでまだ結婚もしてないお前の事をあいつは夫と言ったんだ?」

 

大輔「…今から言う事は全て事実だ。その事を頭に入れて聞いてくれ」

 

シャンクス「分かった」

 

そして俺は、リアンヌとの関係と他の連中の事、そして俺が何度も転生してることを説明した。

 

大輔「っと言うわけだ」

 

シャンクス「…にわかに信じ難い話だな」

 

ベック「けど、大輔が言う事を聞けば辻褄が合うのも事実だ」

 

ルゥ「俺は大輔を信じるぞ」

 

ヤソップ「俺もだ」

 

シャンクス「別に俺も疑っちゃいねぇよ」

 

ベック「ま、本来ならあり得ない話だからな」

 

シャンクス「けど、以前俺があったシエルのこともあるからな。信じないわけにはいかないさ」

 

大輔「シャンクス…」

 

シャンクス「流石にお前の船に乗ってる全員が、過去にお前と関係を持ってたのは驚いたがな。ウタやマキノは知ってたんだろう?」

 

ウタ「うん。大輔の船に乗った時に説明してくれた」

 

マキノ「それを聞いて納得しました」

 

シャンクス「それならいいさ。大輔、こんないい女達を泣かせるなよ?ウタを含めて」

 

大輔「当たり前だ。海賊だろうが海軍だろうが天竜人だろうが、俺の女に何かした時点で生きてる事を後悔させるさ」

 

シャンクス「お前だったらできそうでこえぇよ…」

 

シャンクス、できそうじゃない。できるんだよ。

 

ウタ「けどあの人はどうするの?」

 

シャンクス「そうだな。いくら前は大輔の女だったとはいえ、今現在は海軍大将だ」

 

リアンヌ「その心配は必要ありません」

 

するとリアンヌが永琳と出てきた。

 

シャンクス「アリアンロード、その必要がないとはどういうことだ?」

 

リアンヌ「私の事はリアンヌと呼んで下さい。そして、心配ない理由ですが、私は既に海軍を退職しています」

 

『…はいいいい!?』

 

シャンクス「だったらなんで俺達と戦ったんだよ!」

 

リアンヌ「その方が、赤髪海賊団の実力を測れるからです」

 

シャンクス「お、お前なぁ…」

 

リアンヌの言葉に呆れるしかないシャンクスだった。

 

リアンヌ「ですので、私は今後大輔の船に乗りますので、皆さんよろしくお願いします」

 

大輔「ま、だろうと思ってたよ」

 

束「また部屋を増やさないとね〜」

 

シズナ「ローテーションの組み直さないとね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃の海軍本部…

 

海兵「た、大変ですセンゴク元帥!」

 

センゴク「何事だ騒々しい」

 

海兵「ア、アリアンロード大将からこ、この様な手紙が!」

 

私は海兵から手紙を受け取る。そこにはこう書かれていた。【退職届】と。

 

センゴク「な、なんだと!?」

 

私は慌てて中の手紙を確認する。

 

『センゴク元帥殿。私は本日を持って海軍を辞職します。理由は五皇の1人である【観音の大輔】は私の夫ですので彼の元に向かいます。元々天竜人との関わりも疲れましたので。長い間お世話になりました』

 

センゴク「……」

 

海兵「セ、センゴク元帥…」

 

センゴク「巫山戯るな!」

 

私は余りの出来事に、声を荒らげてしまう。

 

センゴク「退職理由が、五皇である大輔の元に向かう為だと!しかもそいつが夫だと!そんな馬鹿げた話があるか!彼女は、我が海軍に取って、私やガープを凌ぐほどの実力者だ!次期元帥と言われていたのに、よりにもよって…悪党の元へ行くなんぞ…」

 

海兵「い、いかがされますか…」

 

センゴク「直ちに手配書の作成だ!金額は45億ベリーだ!」

 

海兵「ハッ!」

 

センゴク「ただでさえ、エレジアが観音の縄張りになった事で頭を抱えて追ったのに、更なる事態を引き起こしおって…!」

 

こうして、元海軍大将で鋼の聖女であるアリアンロードは、全世界に手配されたのであった。

主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か

  • 当然参加!
  • 立派な海賊になるまで待つ
  • 参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)
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