リアンヌ「では…始めるとしましょうか」
大輔「そうだな」
先程の穏やかな雰囲気とは一変し、互いの覇気がぶつかり合う。空は割れ、大地には罅が入る。
ベック「お頭、流石にこれはヤバいぞ」
シャンクス「ああ…俺はここに残って見届ける。それ以外の連中は船に避難しろ!」
ウタ「嫌!大輔を置いていけない!」
シャンクス「我が儘を言うなウタ!」
シャンクスはウタに向かって今までにないくらい怒った声で言う。
ウタ「シャ、シャンクス?」
シャンクス「…分かってくれウタ。これ以上お前達がここにいれば、大輔の邪魔になる」
ウタ「……」
シャンクス「そもそも、この島がもつか分からない…」
マキノ「それ程なんですか!?」
シャンクス「ああ…だからこそ、俺以外の連中は船に避難しててくれ」
ウタ「…分かった」
そしてシャンクスを残し、ウタ達は船に戻っていった。
シャンクス「さて、ここに残ってるのは、見届人の俺とお前達だけだ」
リアンヌ「…お心遣い感謝します。赤髪のシャンクス」
シャンクス「なんか現役の海軍大将に言われるとむず痒いな」
大輔「ま、気にするな」
リアンヌ「では…尋常に勝負!!」
大輔「来い!」
そして、俺とリアンヌの戦いが始まった。
リアンヌ「行きますよ…シュトルムランツァー!」
大輔「百式観音。壱の掌!」
百式観音の掌とリアンヌのランスがぶつかり衝撃波が生まれる。
シャンクス「おいおい…」
その光景を見たシャンクスは、冷や汗を流していた。
大輔(うっは〜…やっぱリアンヌのランスは硬いな。百式観音の掌を武器で対抗する奴なんて、今までの人生でも数人だけだったが…その中の1人なんだよな〜リアンヌの奴は)
リアンヌ「久し振りの感触ですね。やはり腕が痺れます」
リアンヌにも一応ダメージは通ってるみたいだな。
大輔「相変わらずだな。百式観音のスピードについて来れるのは」
リアンヌ「そちらも相変わらずのスピードですね」
お互い笑いながらそう言う。だが、悪いがその隙は見逃さない。
大輔「百式観音…参の掌!」
俺は両手でリアンヌを挟む。
シャンクス「おいおい…いくらなんでも死んだんじゃないのか…」
シャンクスからそう聞こえるが、リアンヌがこの程度でやられるはずはない。
大輔「…!?」
するとにリアンヌを挟んでいる両手が、徐々に開かれていく。
リアンヌ「はああああっ!!」
そして完全に掌の中から開放された。
シャンクス「……」
シャンクスは遂に言葉を失っていた。
大輔「やっぱりそうなるか」
リアンヌ「いえ、流石は百式観音。凄まじい威力です」
大輔「その中から普通に脱出されると、流石に凹むな」
俺は百式観音を消して、別の技に入る。
大輔「はあああああ…だああああ!!!!」
俺は気を全集中させ、体が金色に光り輝く。
リアンヌ「やはりそうきましたか」
リアンヌは予想通りといった反応をする。
大輔「ま、そろそろ終わらさないと島が保たないからな」
リアンヌ「そうですね」
お互い最期の攻撃に移る。
大輔「でやあああああ!!東方不敗が最終奥義!」
リアンヌ「さあ、耐えてみなさい!はああああぁぁぁ…」
シャンクス「さ、流石にこれはヤバいぞ!」
シャンクスはそう言い、俺達から離れ自分の船に避難した。それが正解だ。
大輔「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」
リアンヌ「我は鋼、全てを断ち切る者!これで…終わりです!」
大輔「石破!天驚けええええええええん!!!!!!!!!」
リアンヌ「聖技、グランドクロス!!!!」
お互いの最大の技がぶつかり、俺達を中心に物凄い規模の爆発が起きたのだった。
ウタ「うそ…」
ベック「おいおい…島が消えたぞ…」
私達は、走ってきたシャンクスの指示で、かなり沖合いまで避難していた。
幽香「これは赤髪の指示がなかったら、完全に巻き添え喰ってたわね」
永琳「そうね。大輔の強さは知ってるけど、まさかそれに対抗する人物がいたのに驚いたわ」
幽香「そうね。私との戦いでも、あそこまでならないわ」
ウチの船で、大輔の次くらい強い幽香さんが冷や汗を流しながらそう言ってた。
シャンクス「……」
ルゥ「お頭、大輔達を探しに行かねぇと!」
シャンクス「分かっている。お前ら!大輔を探しに行くぞ!」
トワ「私達も大輔君にを探しに行くよ!」
『おう!』
爆発が収まり、元島だった場所に船を近付けた。
グレイフィア「まさか、島1つ消えてなくなるとは…」
黒歌「御主人様の攻撃の威力は、相変わらず桁違いにゃ」
ヴァイオレット「中佐!返事をして下さい!」
小舟を下ろして、それぞれ島だった場所の近くを探す。
「…ぃ」
ウタ「ん?今何か聞こえたような…」
「…ぅぃ」
ウタ「やっぱり聞こえた!あっちから聞こえたよ!」
私が指差した方に向かうと、木にしがみついてる大輔と海軍大将の人がいた。
大輔「ここだ〜!」
ウタ「大輔!」
シャンクス「無事だったか!」
大輔「なんとかな。リアンヌも無事だ」
海軍大将の人は、気を失っているのか大輔にもたれ掛かっていた。
大輔「いや〜、まさか島1つ消し飛ばすのは想定外だった」
美鈴「想定外って…」
大輔「一応半分は残しとく予定だったんだがな…」
シャンクス「半分って…」
ベック「お頭、俺達の娘は、とんでもない奴を好きになって、俺達の義息子になるとはな」
シャンクス「全くだ…」
大輔「取り敢えず引き上げてくれ。流石に気を使い過ぎて体がだるい」
ウタ「全くもう…」
大輔と海軍大将の人を引き上げ、船に戻り両方永琳さんの治療を受けたのだった。
シャンクス「さて、話してもらうぞ大輔」
大輔「ああ。俺とあいつの関係だろ?」
シャンクス「そうだ。なんでまだ結婚もしてないお前の事をあいつは夫と言ったんだ?」
大輔「…今から言う事は全て事実だ。その事を頭に入れて聞いてくれ」
シャンクス「分かった」
そして俺は、リアンヌとの関係と他の連中の事、そして俺が何度も転生してることを説明した。
大輔「っと言うわけだ」
シャンクス「…にわかに信じ難い話だな」
ベック「けど、大輔が言う事を聞けば辻褄が合うのも事実だ」
ルゥ「俺は大輔を信じるぞ」
ヤソップ「俺もだ」
シャンクス「別に俺も疑っちゃいねぇよ」
ベック「ま、本来ならあり得ない話だからな」
シャンクス「けど、以前俺があったシエルのこともあるからな。信じないわけにはいかないさ」
大輔「シャンクス…」
シャンクス「流石にお前の船に乗ってる全員が、過去にお前と関係を持ってたのは驚いたがな。ウタやマキノは知ってたんだろう?」
ウタ「うん。大輔の船に乗った時に説明してくれた」
マキノ「それを聞いて納得しました」
シャンクス「それならいいさ。大輔、こんないい女達を泣かせるなよ?ウタを含めて」
大輔「当たり前だ。海賊だろうが海軍だろうが天竜人だろうが、俺の女に何かした時点で生きてる事を後悔させるさ」
シャンクス「お前だったらできそうでこえぇよ…」
シャンクス、できそうじゃない。できるんだよ。
ウタ「けどあの人はどうするの?」
シャンクス「そうだな。いくら前は大輔の女だったとはいえ、今現在は海軍大将だ」
リアンヌ「その心配は必要ありません」
するとリアンヌが永琳と出てきた。
シャンクス「アリアンロード、その必要がないとはどういうことだ?」
リアンヌ「私の事はリアンヌと呼んで下さい。そして、心配ない理由ですが、私は既に海軍を退職しています」
『…はいいいい!?』
シャンクス「だったらなんで俺達と戦ったんだよ!」
リアンヌ「その方が、赤髪海賊団の実力を測れるからです」
シャンクス「お、お前なぁ…」
リアンヌの言葉に呆れるしかないシャンクスだった。
リアンヌ「ですので、私は今後大輔の船に乗りますので、皆さんよろしくお願いします」
大輔「ま、だろうと思ってたよ」
束「また部屋を増やさないとね〜」
シズナ「ローテーションの組み直さないとね」
一方、その頃の海軍本部…
海兵「た、大変ですセンゴク元帥!」
センゴク「何事だ騒々しい」
海兵「ア、アリアンロード大将からこ、この様な手紙が!」
私は海兵から手紙を受け取る。そこにはこう書かれていた。【退職届】と。
センゴク「な、なんだと!?」
私は慌てて中の手紙を確認する。
『センゴク元帥殿。私は本日を持って海軍を辞職します。理由は五皇の1人である【観音の大輔】は私の夫ですので彼の元に向かいます。元々天竜人との関わりも疲れましたので。長い間お世話になりました』
センゴク「……」
海兵「セ、センゴク元帥…」
センゴク「巫山戯るな!」
私は余りの出来事に、声を荒らげてしまう。
センゴク「退職理由が、五皇である大輔の元に向かう為だと!しかもそいつが夫だと!そんな馬鹿げた話があるか!彼女は、我が海軍に取って、私やガープを凌ぐほどの実力者だ!次期元帥と言われていたのに、よりにもよって…悪党の元へ行くなんぞ…」
海兵「い、いかがされますか…」
センゴク「直ちに手配書の作成だ!金額は45億ベリーだ!」
海兵「ハッ!」
センゴク「ただでさえ、エレジアが観音の縄張りになった事で頭を抱えて追ったのに、更なる事態を引き起こしおって…!」
こうして、元海軍大将で鋼の聖女であるアリアンロードは、全世界に手配されたのであった。
主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か
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当然参加!
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立派な海賊になるまで待つ
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参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)