俺は今、赤髪海賊団の船で音楽の島エレジアに向かっている。まだマキノの事が心配だが、万が一何かあった時の為にある物を渡した。マキノに危険が迫れば、すぐに俺に探知できる代物だ。それを渡した後、マキノは…
マキノ『ありがとう。大切にするわ。だけど、早く帰ってきてね』
そう言いながら、俺達を見送ってくれた。ま、ルフィに関してはいつも通り「俺も連れてけ!」ってだたこねてたけどな。
シャンクス「どうだ大輔!俺達の船は!」
大輔「流石は有名な海賊だ。立派な船だな」
シャンクス「だろう!」
俺の答えに満足したシャンクスは、嬉しそうに笑う。んで…
大輔「ウタはいつまで俺の膝に座ってんだ?」
ウタ「別にいいでしょ…それとも、ダメ?」
そんな顔で言われたら駄目なんて言えるか!見ろ!シャンクスが思いっ切り睨んでるし!
大輔「…まあ、ウタがいいならいいが」
ウタ「やった♪」
再び俺にもたれかかり、海を眺めていた。…だからシャンクスさんや、俺は何もしてませんって…
シエル『告。シャンクスから微量ではありますが、覇王色の覇気を検知しました』
でしょうね…わざわざご報告をどうもシエル…俺とウタをずっと睨んでるシャンクスの視線を無視して、俺は海を眺めるのだった。
ベックマン「お頭、目的の島に着いたぞ」
シャンクス「…そうか。ウタ、大輔。あれが音楽の島、エレジアだ」
シャンクスが指差す方を見て、ウタは目をキラキラさせていた。エレジアは祭りなのか、随分と賑やかだった。船は接岸し、島に降りる。
ヤソップ「随分と賑やかだな!」
大輔「確かに」
すると船員の1人が近寄ってきた。
「お頭、何でも今島でコンサートが行われてるみたいだ」
コンサートと聞いて、ウタの後ろで結んだ髪がピンと立つ。耳かよ…
ウタ「コンサート!シャンクス!私コンサート出てみたい!」
シャンクス「それはいいが、途中で参加できるもんなのか?」
大輔「どうだろうな。取り敢えずその開催する会場に行けば責任者位いるだろ」
シャンクス「そうだな」
取り敢えず俺達は、コンサートが行われる会場に向かった。会場は既に人が入っており、今か今かと始まりを待っていた。
シャンクス「少しいいか?」
「君達は…赤髪海賊団だね。この島に何か用かな?」
シャンクス「ほう、俺達が海賊だと知ってるか」
「君は有名だからね。私は、ここエレジアを収めている王のゴードンだ」
シャンクス「知ってると思うがシャンクスだ。実は俺の娘がコンサートに参加したいと言ってな。飛び入りで参加できるか聞きに来たんだ」
ゴードン「おおそうか!音楽好きなら、海賊でも大歓迎だ!もちろん参加できるから、是非とも参加してくれたまえ!!」
シャンクス「そうか。よかったなウタ」
ウタ「うん!」
こうしてウタの参加が決まり、俺達は最前列でステージで歌うウタの歌声を楽しんだ。歌い終わると、会場はスタンディングオベーションに包まれていた。俺も自然に拍手をしていた。
ゴードン「素晴らしい!君の歌声はまさに世界の宝だ!ここには音楽の専門家達や、楽器、楽譜が集まっている!是非このエレジアに留まってほしい!国を挙げて歓迎する!」
ここまで言わせるとは、本当にウタの歌は凄いんだな。そしてその日の夜、パーティが開かれた。あの後シャンクスとウタは話し合い、ウタ自身がシャンクス達と行くと伝えたそうだ。それを聞いたゴードンもウタの意見を尊重した。その代わり、ここで最後に色んな歌を歌ってほしいとお願いされ、いろんな楽譜を見てウタは歌っていた。
大輔「ホントに歌うのが好きなんだな。ウタの奴は」
俺は用意された食べ物を食べながらそう呟く。
シエル『告。近くで悍ましい気配を感知しました』
突然のシエルの報告に、周囲を警戒する俺。周囲を確認してると、ウタが持ってた楽譜から嫌な気配を感じた。
シエル『注。あれが悍ましい気配の原因です』
俺とシエルの意見は一致し、急いでウタに近づく。
大輔「止めろウタ!」
だが一足遅く、ウタはその楽譜の歌を歌ってしまった。その瞬間、凄まじい気配が爆発した。楽譜から出てきた化け物は、俺が見ても一目でヤバいと思う奴だった。
大輔「このままじゃ島の住人がヤバいぞ!シエル!この島にいる人間全員を感知してくれ!」
シエル『了…探知を開始します…成功しました。エレジア中の人間をスキャンしました』
流石だ相棒!だったら後は、俺のスキマに暫く閉じ込めとくだけだ。シャンクス達赤髪海賊団以外を全員俺のスキマに閉じ込めた。
シャンクス「おい大輔!」
大輔「エレジア中の人は安全な場所に避難させた!後はあの化け物を止めてウタを救うだけだ!」
シャンクス「分かった…野郎ども、気合い入れろ!」
『おおっ!』
そして俺やシャンクス、赤髪海賊団の連中でウタを呑み込んだ化け物を退治する。
シャンクス「俺の娘を返せ!」
大輔(シエル!宝具を使っても問題ないか!)
シエル『解。宝具を使っても中にいるウタにはダメージはありません』
大輔「だったら…シャンクス!少しだけ時間を稼いでくれ!」
シャンクス「なんだと!」
大輔「後できれば、コイツを海の方にやってくれ!!」
シャンクス「何か策があるんだな。よし、野郎ども!大輔の時間を稼ぎながら、コイツを海の方に誘導するぞ!」
『おおう!』
シャンクス達は俺の指示で、化け物を海の方に誘導しながら時間を稼いでくれた。
大輔「投影・開始!」
俺はエクスカリバーを投影し、技を放つため集中する。
大輔「……ヨシッ!敵から離れろシャンクス!」
シャンクス「お前ら!敵から離れろ!」
俺の合図で、シャンクス達全員敵から離れた。敵は離れたシャンクスから俺にターゲットを変えた。
大輔「…これで終わりだ!ウタを返してもらうぞ!束ねるは星の息吹。輝ける命の奔流。受けるが良い。
エクスカリバーを振り、光が化け物を呑み込んだ。
「!!!!!!!」
化け物は声をあげることすらできず、そのまま消滅し呑み込んでたウタを解放した。
大輔「ハァ…ハァ…ハァ…シ、シエル…ウタは?」
シエル『告。敵は消滅し無事にウタを解放されました』
大輔「そ…そう…か…流石に…体力の…限界だ…力を…使い…過ぎ…た…」
俺は最後の力を使って、スキマに入れてたエレジアの住人全員を解放し気絶したのだった。ハハッ、流石にスキマと宝具を一気に使えば体力と空腹がヤバいわ…
シエル『お疲れ様ですマスター。後のことはお任せ下さい』
主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か
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当然参加!
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立派な海賊になるまで待つ
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参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)