くず鉄の巨人   作:露人

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ロックのおバカのせいでタイタンバトルに参加することになってしまったリア一行。
果たしてリアとその一味は万全に準備することは出来るのか!?


準備はいつだって万全に

ロック:ごめんトフ!勝手にキミがタイタンバトルに参加することしちゃったんだ!

 

・・・何やら騒がしいと思いましたが、そういう事でしたか。

前述の通り、私はタイタンバトル特化型タイタンのプロトタイプです。問題はありません。

 

ロック:よかった!怒ってなくて・・・

社長:よし!じゃあそうと決まればみんな!作戦会議を始めるぞ!

一同:はい! 了解。

 

 

社長:っとまず最初に、相手のタイタンってどんなやつなんだ?知ってるか、リアっち?

リア:僕に聞かないでくださいよ。こういうのに詳しいのはロックだと思いますよ。

ほら、目をキラキラさせて話す機会を伺ってる。

ロック:いいですか!

社長・リア:どうぞ。

ロック:はい!まず最初に、冴島産業のタイタンは、プラチナ級。

僕達のタイタンと同じぐらいの大きさです。

パワーや固さとかはカスタム次第で変わるんですが、まぁだいたいのことはこっちと同じです。

型番は、【T−364−7】、いつかに見た骨董品【T−364−3】の第七世代です。ちょっと古い。

次に武装。相手はおっきな斧、【トマホーク】で相手を叩き割っていくようなパワー系の戦い

します。遠距離はせいぜい斧を投げるくらいしか出来ないので、

遠距離攻撃で攻めるのが良いと思います!

社長:OK〜岩ちゃん。整理すると、相手のタイタンはこっちと同じぐらいの大きさ、

武器は「トマホーク」っていう斧で、遠距離に弱いと。そういうことだね?

ロック:ハイ!

リア:って言ったってよ社長。ここに遠距離武器なんてあったか?

社長:ああ、あるよ。タイタン用のアサルトライフルが。

ロック:じゃあそれを使えば!

社長:いや、だめだ。

リア:え?どうして?

社長:あれはもう買い手がついてる。ただでさえガラクタ寸前のをリペアしてるんだ。

それを持ってってもし壊れたら買い手に土下座だし、途中で弾が出なくなったらマズイ。

リア:・・・え?まさか途中で弾が出なくなりそうなもの売ろうとしてるんか社長ォ!?

社長:商品説明に、「使用中の不具合について弊社は責任を負いかねます。」って

書いておいたんだ。大丈夫だよ(ニチャア・・・)

リア・ロック:・・・・

社長:それ以外にも遠距離武器、特に銃は弾代がかさんでヤバイ!SMGとかLMGとか

ガトリングとかもう・・・凄すぎて凄いぞ(語彙力崩壊)

 

確かに・・・前半の理由はなしにして、後者の弾代は大きな問題だな・・・

この戦いが終わって会社の資金が底をつくようじゃだめだ。

戦いの目標である、なるべく被害を抑える。ってことが守れないからな・・・

 

リア:うーーーん・・・

社長:なぁお前ら勘違いしてねぇか?俺たちはこの戦いに勝とうとしてるわけじゃないんだ。

負けでもいい、引き分けでも良い。勝ち負けじゃなく被害を抑えることが目標なんだ。

ロック:わかっているんすよ。ただ、斧の届かない遠距離からってのをクリアして、

なおかつ費用がかからない武器を考えるってなると・・・うーーん・・・

 

ん?斧の届かない距離・・・?ってことは・・・()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

リア:!!社長!ここには長い剣ってありますか!?

社長:うん。あるよ~だけどやっぱり拾いもんだから切れ味はあんまりだね。

だけど結構長いのがある。・・・【刀】ってやつだな。

 

!?か、刀か・・・だめだ、嫌なことを思い出してしまう・・・

 

社長:!?あっ、ごめんリアっち!悪気はなかったんだ!大丈夫かい!?

ロック:先輩!?どうしたんですか?

リア:いや・・・大丈夫です。それより、その刀、使いましょう。

あのリーチなら斧じゃ近づくのは難しい。しかも今回は倒すのが目的じゃないんで多少切れ味が

鈍くても大丈夫。ってことは武器にかかる費用もほぼない。正解はこれじゃないですか?

社長:・・・そうだ・・・そうだなリアっち!!やっぱりお前は天才だぁ!!

ロック:なるほど・・・俺、遠距離っていう概念から逃れられませんでした

・・・やっぱり凄いっす!先輩!

リア:照れるからや〜め〜れ〜///

ロック:しかも戦闘データを集めてたトフが戦うんだ!なんとかなるかもしれない!

 

皆が活気づいた時、トフの口から衝撃的なことが告げられた。

 

説明。現在私の戦闘データは全て回収され、現存する戦闘データはありません

 

全員????????????????

 

ですので、私はパイロットとしてリア、アナタを推薦します。

 

リア:え?僕か!?・・・いや、僕は嫌です。

こういうのは年が若いロックのほうが向いてると思うので。

 

いえ、私はリア、アナタを推薦します。

 

リア:わりぃ、無理なんだ。・・・ロック、頼めるか?

ロック:いや・・・俺には・・・

リア:大丈夫。適当に敵が近づかないように振るうだけでいいんだ。

ロック:いやでも・・・

リア:お前を動かすのはロックだ。俺はお前が死なないようにメンテをする。

 

・・・もう刀を握るのは御免だからな。

 

・・・承認。ロック、アナタを臨時パイロットに任命します。よろしくおねがいします。

改めて自己紹介を。私はサファイア級タイタン【TF−000−P】、code:ネクサスAIによって

機体制御を行っているタイタンです。

 

ロック:わかった。・・・トフとネクサス、どっちで呼んだらいい?

 

どちらでも構いません。作戦行動に支障が出ない方の呼称でお願いします。

 

ロック:わかったよ。トフ。

 

こうして主人公(リア)はタイタンのパイロットにはならなかった。かに思えたが・・・




未来はこの時点じゃ知り得ない。
いよいよ次回は冴島のタイタンとの戦いが始まる。
ロックはちゃんとトフを動かせるのか?
リアは本当にタイタンのパイロットにならないのか?

次回にご期待ください!感想・評価!首を長くして待ってます!
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