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「…『
飛ぶ斬撃。
地面にバリバリと雷を落としながら、這いずるように超光速でゼファーへと向かう。
「グゥゥゥ…!!おいおい、殺す気か?バンドラァッ!!」
ゼファーはそれをモロに受ける。
しかし、全く効いていないが如く、バトルスマッシャーを振り上げる。
「『
振り上げられたバトルスマッシャー。それが地面を破る衝撃にバンドラは炎の刃を地面に撃つことで相殺。
そのまま空中の空気を蹴り、ゼファーへと距離を積める。
「むっ!?」
「『雷鳴』ッ!!」
雷の刃をゼファーの胸へと振り下ろすバンドラ。
しかし、それはゼファーの異名の由来…左の黒腕により、受け止められた。
「…チッ。」
「惜しいな。これほどならやはり、お前は海軍に…いや、俺の元に戻るべきだッ!!」
ゼファーがそう叫ぶと、バトルスマッシャーでバンドラの身体を掴み上げる。
「『スマッシュバスター』ッ!!」
そのままバトルスマッシャーの鉤爪部分が爆破。
バンドラは大きく空中に弾き飛ばされる。…誰もが完璧に入ったと思った。海楼石の剛腕は能力者には効果的面。…しかし。
「…頑丈だな。あれを食らって、何事もなく立ち上がるとは。」
「先生こそ、相変わらずのバケモンだ。」
バンドラはぷっと血を吐く。
そして、そのまま狂骨を鞘へと納め、足を引いた。その構えは…居合。
「狂骨は生きた刀。全てに食らいつくまで刃は止まらない。『
バリバリと覇王色を纏った刀身がバンドラの足捌きと共に鞘を滑る。その剣速は瞬き厳禁。気づけば、ゼファーの脇腹が破裂し、血を流していた。
「グヌゥゥ…!!」
「先生ッ!!」
アインの悲痛な声が響く。
あの黒腕のゼファーが膝をついた。左脇腹に触れれば、血がだらりと流れ出ている。
「…ぐっ。この俺が見切れなかった…。」
「でしょうね。鷹の目ぐらいですよ。受け止められるのは。」
バンドラは狂骨を鞘へと納める。そして、そのままゼファーへと近づき、手を出すとゼファーはその手を取り、立ち上がった。みるみるうちにゼファーの身体は年老いて、元のゼファーへと戻っていった。
「やはり、お前とは一緒に仕事をしたかったものだ。」
「今更…無理ですよ。俺は見たくもねえもん見ちまったんで。」
バンドラはそう言うとタバコを蒸す。
立ち上る煙をなぞるようにバンドラは顔を空へと上げた。
「それは戦場か?」
「いいえ。…聖地です。」
その言葉にゼファーはそうかと静かに言う。ゼファーの元にはアインとビンズが、バンドラの元にはレイジュが駆け寄った。
「先生、大丈夫ですかッ!!」
「ふふ。年甲斐もなく、楽しんだものだ。」
「バンドラ、血だらけじゃない。誰が洗うのかしら?」
「…すまないな。」
などと、お互い話を進めていた。
…そんなバンドラ達の方へ、ビビとハンコック、モネをおぶったヤマトが現れた。バンドラは傷だらけのモネを見て大きく目を見開く。
「モネッ!?」
バンドラは一目散にモネの元へと駆け寄る。モネは服が少し焼けこげ、顔には字や切り傷があった。バンドラの顔にわかりやすく焦りが見える。
「どうした!?何があったッ!?」
「…ごめ…なさい…っ…。ウタちゃんと…歩いてたら…仮面の…襲われ…。ウタちゃ…連れてかれちゃった…。ごめんなさい…!!」
泣き崩れるモネをバンドラが優しく胸に抱く。わかった、わかったとモネの頭を優しく撫でる。海賊遊撃隊の面々もその様子を静かに見ていた。
バンドラはモネをヤマトに預ける。
…突如、地面が激しく揺れ出した。勿論、地震ではない。これは1人の覇気なのである。
「…誰だ。こんなふざけた真似しやがった奴は…ッ!!誰なんだァァァァッ!!」
天帝が吠える。無意識に放たれた覇気に遊撃隊の面々は1人…また1人と倒れていく。バリバリと天を割り、天上からは雲に隠れていた満月が顕となる。ビビのその覇気に当てられて、少しふらつくが、それをヤマトが受け止めた。
「天帝よ。今の証言。お主と鬼姫以外に仮面の何かがおり、その人物が歌姫を攫った…そう妾には聞こえたのじゃが。」
「…なぁるほどねぇ…。」
バンドラの声が震える。
口元はニヤリと曲がり、常人の笑みではなく狂人の笑みを示していた。落ち着くためにバンドラはもう一本タバコをつけ、咥える。
「…世界政府の犬どもが…。この俺をコケにしやがって…。それに…俺を狙わずにモネを…ウタをォォォォ…!!くっ!!」
バンドラは上へと斬波を飛ばす。
するとそれは大きな花火のように弾けた。
「やめろ、バンドラ。この町に当たっても何も起こらんぞ。」
「んなことは知ってるんでさぁ…先生…。俺ァ…もう狂っちまったみたいです…。」
ギロリとゼファーを見る目はまさに狂犬。バンドラは狂骨を鞘へと納めると首をコキッ…コキッ…と鳴らす。
「…レイジュ。作戦は手筈通りだ。俺はCP9に潜入して…ウタを救い出す。もし、居たらロビンもだ。…俺の女に手ェ出した奴にゃケジメをつけさせる。」
「…待て。」
歩き出そうとするバンドラをゼファーが止める。バンドラは首だけをゼファーの方へと向けた。
「…何故、アラバスタの姫君がお前と一緒にいる。もし、世界政府に歯向かえば…アラバスタもただでは済まんぞ?」
「…コイツは俺の妹です。似てるでしょ。ビビ王女に似て美人で。」
「みゃっ!?」
バンドラはゼファーから隠すようにビビを胸に抱く。穏やかな声ではあったものの、その目は殺気立っていた。ビビも急に抱かれたのと美人と言われたことで顔を紅潮させる。
「巫山戯るなッ!!そんな嘘が通じねえことぐらい、お前もわかってんだろッ!!」
「…。」
「冷静になれ。仮面をつけていたからと言ってサイファーポールだという確証もない。お前が暴れれば歌姫は救えるが、他の何かは救えない。お前はそういう存在になったんだ。」
ゼファーはバンドラの肩を掴み、そう言う。咄嗟にビビを離したバンドラは罰の悪そうな顔でゼファーを見た。
「…友と約束したんですよ…。絶対に守るって。俺がウタを絶対に…って。」
「あぁ。お前が優しい男だということは知っている。だから、考えろ。全てが丸く行く方法を。お前は王下七武海。望まぬにせよ、政府に…って聞いているのかッ!?」
ゼファーの言葉を他所にバンドラはゆっくりと歩き出す。そんなバンドラの身体に急成長した蔓のようなものが絡みついた。
「…ビンズ。」
「ゼファー先生の言葉は絶対。聞かぬ貴様は愚か者だ。」
「チッ…。」
バンドラが静かに舌打ちをするとその蔓を狂骨で切り裂き、バンドラはその場に座った。その横にヤマトとサロメに乗ったハンコックが座る。
「…お前まで片棒を担がなくても良いんだぞ?ハンコック。」
「阿呆を言うな。妾とて同盟相手の船員が減るのは困る。それに其方が困っておるのに妾が居なくなるというのは妾のプライドが許さぬゆえ。」
「同盟は仲良しこよしじゃないんだがなぁ。…で?ゼファー先生。アンタはどうすればこの話が収まると思うんです?」
バンドラはゼファーをギロリと睨む。ゼファーは黙ってニヤリと笑うとそんなバンドラに睨み返した。
「…まずはアラバスタとエレジアの問題をどうするかだ。エレジアはまだ非加盟国だから良いとして…アラバスタはお前の領地ではない。もし、その方が本物のビビ王女であれば…いや、本物だからこそ、世界政府にとってそれはお前の弱みになる。加盟国からの略奪は禁止されているからな。」
「アラバスタとエレジアは懇ろな関係になっている。一種の同盟みたいなもんだ。…略奪はしてねえ。」
「それはお前の論理だ。向こうには聞かない。だから、お前は奴らに狙われても守れるようにならなくちゃならない。」
「俺に四皇になれと?」
バンドラの言葉にゼファーは頷く。
ゼファーは海賊は嫌いだが、バンドラは教え子。教え子は別だと言う考えで動いていた。だから、嫌いな四皇というものをバンドラへと押し付けている。しかし、四皇はなろうとしてなれるものではない。
「…もし、お前の方法でサイファーポールを傷つけるのであれば、それを世間には言わせないほどの…独自のルールを大成するほかあるまい。その後、アラバスタはお前の領地だと宣言するほか、アラバスタを守る方法はないだろう。」
「…わかったよ。」
そう言ってバンドラは刀を持ち、モネをおぶって歩いていく。ハンコックとヤマト、レイジュもそれについて行った。ビビはゼファーに頭を下げて、走っていく。
「…全く。頑固な教え子を持ったものだ。アイン。」
「はい。」
「バンドラを監視しておいてくれ。ビンズ含めた他の面々は麦わらの一味以外の海賊を取り締まるぞ。」
『はいッ!!』
ゼファーの言葉にアインはバンドラ達を追いかけていく。ゼファーはどうなるものか…と顎髭を撫でて、笑っていた。
アインちゃんIN。
結構、アインちゃんも多かったですわ。ただ、バンドラをどう呼ばせるか…迷い中。(ゼファーを先生って言ってたから先輩でも良いけどなぁ…。)
つまりはそう言うことです。カリファも書くけどアンケート変わります。お気をつけて。ただバンドラの船に乗るわけじゃあないけどね。
さて、ブチギレバンドラさん。次回からはサイファーポールに潜入です。相方はカリファさん。
ウタのあれには皆さんの考え通り、ティーチが関係してます。が…。では。
ウォーターセブン後のイチャイチャ※改訂版の改訂版(ウォーターセブンを超えると極端にイチャイチャが少なくなると思われますので上位3名〜5名くらいを書きたいと思います。よろしくお願いします。)
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ヤマト
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ウタ
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モネ
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ハンコック
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ビビ
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ロビン
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ナミ
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カリファ
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アイン
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レイジュ