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ヒロイン案募集中でございます。こちらまで。
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カリーナの悪魔の実(割と拮抗してるので、能力者を選んだ方はよろしければこちらへ案をください)
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さてさて、どうなりますことやら。
「おい、政府の奴らがブチギレておるぞ?」
「んぁ?なんで。」
そのハンコックの言葉にバンドラは耳を傾ける。ハンコックもさぁ?と言った様子でバンドラの元へと近づいた。
「妾に言われても知らぬとしか言えぬが…。七武海を一人、落としたろう?あのルフィ?とかいう者。それ故、七武海の後釜を決めておるらしいのじゃが…。バンドラに来いと言うて聞かぬと九蛇の者達が。」
バンドラの胸にひゅっと飛び込み、腰に手を回すハンコック。バンドラはニヤリと笑うとメガネを外し、そのハンコックの頭を優しく撫でる。ハンコックは少し顔を赤く染めると手で口元を隠し、バンドラとは違う方向を向く。
「政府が俺にアポイントメントを取ってくるとは。…胸騒ぎがするな。」
「妾はついでじゃと。…全く腹が立つのう。」
「そうプンプンするなよ。可愛い顔が台無しだぞ?」
「かわっ!?…ふ、ふんっ。よ、よよよ…ようやく?わりゃっ!!…妾の美しさに気づいたか…!?」
顔を真っ赤にするハンコック。
黒い髪を手で掻いてプイッとそっぽを向くが、舌は回っておらず、噛んでいた。バンドラはくすりと笑うとそのハンコックの尻の下に腕を回し、ハンコックを抱き上げる。
「ひゃうっ!?な、何をするっ!?」
「いくぞ。ハンコック。…マリンフォードへ。お前も呼ばれてんだろ?」
「よ、呼ばれてはおるがぁ〜呼ばれてはおるがぁ〜っ!!早く降ろせぇ〜…!?」
…顔を真っ赤にしてうぅ〜…とバンドラを睨むハンコック。普段の気丈さなどつゆ知らず、バタバタと足を動かし悶える様は九蛇の戦士達にはとてもじゃないが、見せられないだろう。
「…何してるの?バンドラ。ハンコック。」
「ふわっ!?」
「こーら、ヤマト。無粋だぞ?」
ニヤリと笑うバンドラにヤマトは腰に手を当てて、ジトーとした目を返す。茹蛸の様に赤くなっているハンコックはパクパクと口を動かすものの何も言っていなかった。そのまま、顔を手で隠す。
「は、ハンコック?」
「う…うぅ…お…降ろして…。お願い…。」
耳まで真っ赤に染めたハンコック。羞恥からか、消えいるような声でそう言った。バンドラはゆっくりとベッドに彼女を下ろすと、ちょこんとベッドの上にハンコックは座る。
「…こほん。で?ヤマト、どうした?」
「ん?いや、ビビが一度アラバスタに帰るって。」
「…そうか。」
…いつか来ることだった。というよりも、これ以上、王女様を危険な道に連れていくわけにもいかない。バンドラはそれを念頭に置きつつも、少し寂しげな顔をした。ヤマトはその顔にキョトンとしながらハンコックの反対側に座る。
「でも、本人はもう一回戻ってくるって。それの護衛をボクが任された。」
「は?なんで?」
「…鍛えたいんだって。また、国が危険に晒された時に自分も戦える様に。自分で守れる様に…って。」
バンドラはその言葉が断然ビビらしいと思っていた。お転婆気質の彼女にとって王女とはある意味で枷だったのだろう。王女だから何かしなさい、王女だから危ないからダメ。
…だからこそ、あの日の経験は…あの日までの経験は彼女にとって国を守り切ったと言える誇りなのだ。
「…なるほど。それでお前は護衛か何か?」
「本当はバンドラが良かったんだけど…今の話聞いてるとボクが行くしかなさそうだね。スムージーさんも行っちゃったし…。」
…年に一度、万国で開催されるお茶会…という名の女王様の暇つぶし。かき集められた選りすぐりのコックたちによる腕試しの場でもある。シャーロット家は全員参加。特に四将星であるスムージーは欠けることは許されない。
「でも、ここは大丈夫かなぁ。ボクらが居なかったら…。」
「まぁ、戦争してるわけじゃないんだ。俺たちが行ってもエレジアは大丈夫だろう。」
そもそも、エレジアの復興が世に知れ出したのは最近のことである。そんな場所に金銭はないと海賊たちは判断するだろう。更にはそんな木端海賊は、レイジュやカリファの様な戦闘慣れしている面々には愚か、モネやシュガーにすら敵いやしない。カリーナも居るが、一応は九蛇の戦士達も居る為、並の海賊なら五体満足で帰れないレベルにはなっている。
「賢い奴らなら七武海の領土には手え出さないと思うがな。」
そう言ってバンドラはタバコに火をつけた。
…数時間後。
「ええ、船は出航しました。天帝、並びに海賊女帝、鬼姫は留守の模様と見えます。」
きらりと輝く双眼鏡の奥。切長の目がギロリと光る。腰に携えた二刀のサーベルと折れそうなくらいに伸びる爪。
「…尾けていて正解でした。…船長マグロディズマ。」
『OK。流石だ。リスト。Mr.ティーチに伝えておいてくれ。』
「…失礼ながら。あんな小物を貴方のような方が付き従うのはどうかと。」
リストは電伝虫越しにそう伝える。
自身の船長マグロディズマには特別な恩があった。それこそ、敬愛にも親愛にも近いもの。もはや、崇拝と言っていい。
『…oh。そんなことを言ってはいけない。世の中には自身より劣っていると思ってるものに足元を救われるケースもそう少なくはない。七武海だから、政府の要人だからと言ってルーキーに負けるような奴もいるのだからね。』
「…私は貴方を王にしたいのです。貴方さえいれば他はいらない。この命だって。」
淡々と紡がれるその言葉にマグロディズマは笑って返した。
『ソーリー。そんなに言ってくれるとはサンクスだねぇ。…ただ誤解しないでくれ。Mr.ティーチやMr.ドフラミンゴは僕にとってはただの前座さ。僕たちの願いは世界貴族になること。その為なら…どんな障害も意に返さない。僕の食べた実の力ならそれが可能さ。』
「そうですね。早計でした。では、貴方の狙い通り、ワザワザの実を奪います。」
『OK。感謝するよ、リスト。それじゃあこちらは今からドレスローザだから。よろしくね。』
ガチャリときれた電伝虫にリストはふっと笑った。彼の心の中には歪なまでに滾った高揚感とメラメラと燃え上がった嫉妬心があった。
「…幸せ…か。これが。」
必ず遂行しなければならない。さもなくば、また…捨てられる。船長マグロディズマを必ず世界貴族に…。
…リストは電伝虫を握ると電伝虫は黒く炭化し、風に巻き上げられた。そして、自身もまた灰となり、風に巻き上げられ、消えて行った。
サーベルオブジーベック号船内。
「だそうです。船長ティーチ。」
「ゼハハハッ!!そりゃあいい、しかもご丁寧に歌姫を置いて行ってくれるとはなぁッ!!」
分身からの報告を聞き、それをリストがティーチへと伝える。ティーチは大口を開け、チェリーパイをかっ喰らうと腹を抱えて大笑いしていた。
「歌姫を攫い、エースと共に海軍に突き出す。そうして、七武海になり、インペルダウンレベル6の囚人達の中から選りすぐりの奴らを船員にする。そうすりゃ、最強の能力者集団の土台の完成さ。あとは、能力を奪っちまえばいい。食って使ってるやつから奪えば、何の力かわからねえっつう博打も撃たなくて済むからなぁ…?」
「…しかし、悪魔の実図鑑があるではありませんか。」
「ぁあ?確かにあるが、どこにあるかまでは書かれてねえ。確実性に欠けちまうからなぁ。だから、絶対に入手できて、確実に能力までわかるこの方法が一番いいんだよ。」
そう言ってティーチはチェリーパイを平らげた。野郎どもと叫ぶティーチの声に黒ひげ海賊団の面々は向く。
「進路はエレジア。少し遠いが関係ねえ。奪いに行こうぜ?全てをなぁ。」
そうニヤリと笑うティーチに黒髭海賊団はニヤリと返す。サーベルオブジーベック号は、進路を変えてエレジアへと向かった。…これが天帝と黒ひげの因縁、全ての始まりである。
それぞれの陰謀が錯綜する感じですなぁ。何が一体起こるのでしょうね。割とここら辺は考えてあるから好きなようにさせてもらいます。まぁ、長いのでハンコックといちゃつきつつ、やります。
〈予定〉
七武海会合編
ちょろっとスリラーバーク編
エレジア編 vs黒ひげ海賊団 バンドラ更に激怒 戦争参加
シャボンディ編 vsパシフィスタ 黄猿
ちょろっと女ヶ島 ルフィを保護 ハンコックが惚れないandバンドラの介入以外は原作通り
頂上戦争編 バンドラは七武海側参加 おおよそ原作通り とある理由によりカイドウ乱入 〇〇〇死亡
のお品書きとなっております。ここら辺に関しては感想の方で質問して頂いてもおおよそ答えられますが、重要なところは濁すかもね。基本は自分が面白いと思う方向に動くんで、本来は生きてるキャラでも死んだ方が面白いと思うし、逆も然り。戦闘描写マシマシで。では。
戦争ということで一度戦力把握をしやすくしたいんですが…皆様の意見をお聞きしたいですな。なお、本話のみです。次話からはカリーナのやつに戻ります。
設定集の有無
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一話使って
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前通り後書きor前書きで
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いらない