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…マリンフォード近海。
「ウォロロロロッ!!」
カイドウ率いる百獣海賊団の船が近海を所狭しと埋める。前にあるのは赤髪のシャンクスのレッドフォース号。昨日から始まっていた小競り合いはまだ続いていた。
「流石にシブてえなぁッ!?赤髪ッ!!」
カイドウの金棒を片腕のサーベル『グリフォン』で受け止めるシャンクス。その一撃で天が割れる。
「ふんっ。お前をあそこに行かせるわけにはいかないんでなッ!!」
「ウォロロロロッ!!何故だ?白ひげのジジイに恩でもあんのかッ!!」
「テメェには関係ねえッ!!」
シュタッと甲板に降りるシャンクス。カイドウは龍の姿になると口をぱかりと開ける。
「『
放たれるは山一つ吹き飛ばす炎の塊。
シャンクスはギロッと睨みを向けるとその火球に向かって縦薙にグリフォンを振るう。
真っ二つに裂かれた火球は空中で爆発。シャンクスは甲板に着地。
「お頭。」
「どうした、ベック。」
「…白ひげが逝ったそうだ。」
ベックマンのその言葉にシャンクスは少し寂しそうに…そうか…と言った。今なお、シャンクスを睨む巨龍を見る。
「白ひげは死んだッ!!お前の目当てのものはもう無いぞ、カイドウッ!!」
「ああん?…そうか、白ひげのジジイは死んだか。うまくやったもんだ。」
カイドウはそう言うと自身の船の甲板へと降り立った。ようやく、この小競り合いは終わる。誰もがそう思った。
「カイドウさんッ!!」
「あん?なんだ。」
「ヤマト坊ちゃんから…。」
船員は手に電伝虫を持っていた。カイドウも普段なら電伝虫など取らないのだが…ヤマトからのものと聞き、手に取った。彼女は戦争中であるマリンフォードに居たからである。
『あ、繋がったッ!!』
「なんだ。ヤマト。」
『大変だよッ!!バンドラが…バンドラが…このままじゃッ!!バンドラが死んじゃうッ!!』
「…なに?」
切羽詰まった様子のヤマト。カイドウは目を見開き、その受話器を指で摘んでいた。
「…今更、海軍なんぞにバンドラの野郎が本気を出すわけねえだろうが。」
『違うんだよッ!!バンドラが尊敬してた白ひげが死んじゃって…その力を黒いひげの小汚いやつが奪っちゃって…それでそれで…!!』
「…なるほどな。」
ニヤリと笑うカイドウ。
カイドウの胸内には本気のバンドラと再び戦えると言ったワクワク感が勝っていた。
「おいテメェら。赤髪の奴を止めておけ。俺は意地でも行くぞ。…待ってろよ。バンドラッ!!ウォロロロロッ!!」
そう言って巨龍は天へと飛び上がる。停戦となっていたシャンクス達はそれを止めようと飛び上がるが、カイドウの周りの竜巻がそれを許さない。
「チッ…行かせちまった…!!」
「どうすんだ。お頭。」
煙草に火をつけ、シャンクスを見るベックマン。シャンクスは船員達を見た。
「決まってる。追いかけるぞ。」
船長のその言葉に船員達は陽気な声を上げる。レッドフォース号の前を百獣の大艦隊が遮る。…が、シャンクス達は否が応でも進むことを決めた。
…所変わって、マリンフォード。
「…ッ!!焦るな。天帝の野郎はボロボロだ。その能力さえ封じちまえば、お前は俺には勝てねえッ!!『
バンドラの真ん前で余裕綽々と言った様子で笑うティーチ。手をかざし、その手に闇を展開。バンドラの身体を飲み込もうとする。
バンドラの身体は引き寄せられる。が、バンドラは意にも返していない。
バンドラは刀を握っていない左手をティーチへ向ける。
「『
「ぐおっ!?なんだッ!?」
突如、ティーチの闇が消えた。バンドラを引き寄せる力が無くなったのだ。
しかし、考えている暇はない。バンドラはティーチの前へと地面を蹴り、拳を固め、その顔をぶん殴った。
「ぐぼあッ!?」
「…テメェは生きて帰さねえ。」
バンドラの周りに風が吹き上がる。
瓦礫が…いや、海軍の軍艦が上へと吹き上がった。その様子に青ざめる面々。海兵達は撤退を決める。
「『
バンドラが左手を銃のような形に変えて、バンッと口で鳴らす。するとそのティーチに向かって軍艦が吹き飛んでいった。
「ぐっ!?うわぁぁぁッ!?」
ティーチはそのまま吹き飛ぶか…に思えたが、その身体をサンファン・ウルフが受け止めた。
「大丈夫か〜?船長。」
「ガフッ…!!この程度で俺がやられるわけがねえだろッ!!撤退だッ!!今じゃアイツにゃ敵わねえッ!!」
「…逃がさん。」
バンドラが狂骨を鞘に収め、居合の形を取る。そのまま鞘から滑らすように刀を引き抜く。刃を抜いた瞬間、ティーチの胸が横薙ぎに裂け、血が吹き出した。
「ゴベバッ!?」
「『
ツーっとニヤリと笑うバンドラの口元から血が流れる。
「これ以上、好き勝手させないよ〜?海賊〜。『八尺瓊勾玉』〜!!」
そんなバンドラへ光の雨が降り注ぐ。バンドラは即座に地面で倒れるエースを担ぎ上げ、飛んできたマルコへとぶん投げると、右手に炎を纏った。
「『
刃が陽炎のように揺蕩い、横一閃。斬刃がまるで花火のように破裂し、前へと飛んでいった。
それが黄猿の光の玉を切り裂いた。
「何が変わったんだよ。お前さんもこんなとこで死ぬ気か?」
「…青キジ。」
静かに狂骨を収めるバンドラ。その目は怒りで揺れていた。青キジもそのバンドラを静かに見ていた。
「…退けよ。…あれは殺さなきゃいけねえ人間だ。親父の力でこれ以上道の外れたことは止めさせなきゃいけねえんだよ。」
「あらら。こりゃ、無傷じゃいられねえわな。…『アイス
青キジは空中に氷の鳥を形成。そのまま前へと飛ばす。
バンドラは雷を狂骨に纏い、鞘に収める。
「…それを許さないならば、等しく…散れ。『
雷の斬撃に真っ二つになる氷の鳥。
青キジは武装色の覇気で腕を固め、腕をクロスし、ガードするが、後ろへと吹き飛んでいく。
「くっ…!!バケモンが…!!」
青キジの胸に薄く一閃。しかし、身体が麻痺して動けない。
『いいか、海軍本部ッ!!残る海兵は皆ッ!!天帝バンドラの進軍を止めよッ!!海軍本部の威信にかけてッ!!』
静かに行く末を見るバンドラ。マリンフォード全体に響くセンゴクの声。その言葉によって全体の士気が上がる。
「…いいのか。センゴク。」
「…あぁ。これ以上、アイツを苦しめないためだ。」
センゴクのその言葉をガープも顔を顰めた。
「天帝を止めろォォッ!!」
バンドラに向かって刀を振るう海兵達。
しかし、バンドラは霧のようになり、刀は空を切るのみだった。
バンドラは地面に左手を置き、ふっと笑う。
「『
「うわぁぁぁッ!!」
バンドラの周りにいた海兵達は地面から生えた氷の龍の顎に喰らいつかれ、凍りついた。
バンドラの近くにいた海兵は皆凍りついていた。
「…少し眠っていてくれ。…ゴフッ…。」
バンドラは悲哀に満ちた顔をするも、すぐに前を向く。…や否や、地面に膝をつき、血を吐き出す。
「へ…へへへ…限界か?いや、まだまだ。」
「バンドラッ!!」
そんなバンドラへウタが叫ぶ。バンドラはルエノルーヴ号の方を向くも、すぐにニヤリと笑った。そのウタの顔がすごく辛そうだったからだ。
「安心しろ。あのクソ野郎はすぐに沈める。お前が襲われることも…ねえよ。」
バンドラが前を向く。
そこにはそそくさと逃げようとしているティーチの姿があった。
…無様なものだ。
そう頭の中で呟き、狂骨を力一杯握る。…と、その時だった。
「ッ!!」
斜め上から降ってくる火球。バンドラを飲み込むほどの大きさのそれをバンドラはモロに喰らう。
「な、なぜ…ここに…!!」
『伝令ッ!!空に…大きな青い龍が現れ、火球をマリンフォードにッ!!』
地面と海の氷が砕け散る。爆炎の中、竜巻のように上に上がる疾風。その前に轟音と共に山のような大男が現れる。センゴクとガープは苦々しくその様子を見ていた。
「…百獣の…カイドウ…!!」
「ウォロロロロッ!!なぁ、バンドラッ。テメェのその力、一体なんなんだよ。なぁッ!!」
カイドウは炎を巻き上げる竜巻の方向を向き、ニヤリと笑う。竜巻は上空まで炎を持っていくと、その中からバンドラが狂骨を構えて地面を蹴り、前に出る。
カイドウはそれに合わせ、金棒を振るう。
かち合う刀と金棒に大きく地面が割れ、海兵達が発生した暴風に飛ばされる。
「久々だなぁッ!!その力、俺と初めてやり合った時のアレじゃねえかッ!!」
「…邪魔するなら叩っ斬る。」
「ウォロロロロッ!!やってみろッ!!」
そう言ってカイドウはバンドラを剛腕で吹き飛ばす。バンドラは風で空中に壁を作り、そこに着地。そのまま跳び、地面に降りると狂骨をもう一度カイドウに向けた。
いよいよ頂上戦争も最終幕。エースは救え、ルフィはジンベエが連れて行っています。そして、バンドラ対カイドウ。激闘となります。お互いに無傷ではいられません。バンドラは傷だらけですが。
次回は丸々一本カイドウ戦。バンドラの強さの秘密も伺えますね。そして、最後はあの人がいよいよ来ます。バンドラの運命やいかに。では。
スッ…
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