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「『雷鳴八卦』ッ!!」
カイドウの横振りの一撃がバンドラに向かう。
バンドラはそれを狂骨で受け止めるが、カイドウによって後ろへと吹き飛ばされる。
しかし、バンドラはすぐに体勢を整え、地面に足をしっかりと踏み固める。地面から砂塵が上に巻き上がる。
「…バンドラ、大丈夫かな。」
ルエノルーヴ号船内ではバンドラとカイドウの行く末を見ながら、ウタが心配そうな声を上げていた。ヤマトがそのウタの肩に優しく手を置く。
「…大丈夫。バンドラとお父さんを信じよう。…二人ともタフだからさ。」
にっと笑うヤマトにウタはジトーとした目を向ける。
「…あの様子で大丈夫だと思う?」
「うっ…。大丈夫、大丈夫…だよ。多分…。」
遠い目を見るヤマトにウタの顔からサーっと色がなくなった。
「…冗談でも大丈夫って言ってよ…。」
「え!?あ、ご、ごめん…。」
しょぼくれるウタにしょぼくれるヤマト。そんな二人を意にも返さず、レイジュとカリファ、スムージーは黙って行く末を見ていた。
「ウォロロロロッ!!流石だなッ!!覇気を貫通する覇気ってのはよォッ!!」
「『
バンドラの頭上から雷が降り注ぐ。それをバンドラは掴み、カイドウに向かってぶん投げる。
カイドウはそれを体に喰らうが、全くもって無傷といった具合。
「ウォロロロロッ!!雷如きで俺がやられるかァァッ!!」
「『
紫色の雷を纏った狂骨を向かってくるバンドラ。
カイドウは金棒を振り抜き、雷の如き速さでバンドラを迎え撃つ。
「『雷鳴八卦』ッ!!」
その金棒はバンドラにモロに当たり、吹き飛ばす。バンドラはそのまま吹き飛ぶが、空中でぐるりと宙返り。地面に着地した。
「ガフッ…!!」
「…チッ。」
バンドラは血を吐き、それを手で拭う。
カイドウも苦々しく舌打ちをする。何故か、カイドウの腕に切り傷が現れ、血が吹き出していたのだ。
「ウォロロロロッ!!痛えじゃねえか。バンドラ。流石だな。どれだけ強え覇気の持ち主でもテメェの覇気は凌駕してくる。
「…楽しんでる暇があればなッ!!『
バンドラが手を銃のような形にする。
するとバンドラの周りに現れた風の球がカイドウに向かって飛んでいった。
カイドウはそれを金棒で払う。
しかし、カイドウの腹に数発当たり、カイドウは口から少し血を吐いた。
その一瞬をバンドラが狙う。狂骨を鞘に収め、放つは最速の居合。
「『
「ぐっ…!!」
カイドウの動体視力と見聞色を持ってしても見切れない。まさに弾丸を超えたようなその一撃はカイドウの脇腹を削ぎ、カイドウの背後へと出た。
脇腹から吹き出す血。
カイドウは龍の姿へとなると口をガバッと開ける。
「『壊風』ッ!!」
咆哮と共に口から放たれる無数の鎌鼬。
「『
バンドラも狂骨から大きな竜巻の一閃を放つ。
竜巻と鎌鼬は相殺しあい、消えていく。
その一瞬を狙い、カイドウは三度口を開けた。
「『
「『
人一人。飲み込まんがばかりに向かう火球をバンドラの炎の刃は一閃する。
直後、バンドラは手に雷を纏う。と同時に周りにいた海兵達の剣や銃がまるで磁石にでも引き寄せられているかのように向かっていった。
「『
バンドラが左手を地面に置くとプラズマのドームが発生。そのままカイドウに向かって金物が次々と飛んでいく。
カイドウはそれを人型に戻り、金棒で薙ぎ倒していく。
バンドラはそんなカイドウの懐に入る。と同時に右掌をカイドウの腹へと押し当てた。
「ッ!?」
「『雷衝』ッ!!」
カイドウの腹が大きく凹む。
カイドウは後ろにゆっくりと退くと口から血を吐き出した。
バンドラは地面に降りる。が、バンドラも口から血を吐き、その目は少し霞んでいた。
「ゴフッ…その怪我で俺にここまでの深傷を負わせるとは…。やっぱ、テメェが…ジョイボーイなのか…!?」
「…知ったことか。…ぐっ…。俺にも抑えきれねえんだよ。コイツぁ…思った以上のじゃじゃ馬だったらしい。…死んでくれるなよ。カイドウッ!!」
「ウォロロロロッ!!笑わせるッ!!テメェ如きに俺がやれるかッ!!バンドラッ!!」
そう笑い、両者が立ち上がる。
これは
バンドラは狂骨を横に持ち、ふぅ…と息を吐く。狂骨には微かに冷気が纏っている。
「『
横薙ぎの氷の一閃。空気を凍らせながら、迅速にカイドウへと飛ぶ。
カイドウは金棒に覇気を溜める。
「受け止めてみやがれッ!!『金剛鏑』ッ!!」
それはヤマトの鳴鏑によく似た飛ぶ打撃。しかし、威力は桁違いだった。
氷の斬撃とぶつかり合い、二人の間で大きな衝撃波が走る。海は荒れ、見ていたマルコ達やヤマト達のいる船も大きく揺れる。映像電伝虫はもはや、気絶してしまい、映像を流してはいない。
バンドラは姿勢を低くし、地面を蹴る。と同時にカイドウも迎え撃つように金棒を握りしめた。先程の爆発でよく見えなかったが、カイドウの姿は人獣型であった。
「ウォロロロロッ!!『雷鳴八卦』ッ!!」
「ヒヤハハハッ!!『無明雷鳴』ッ!!」
覇気を纏い、稲妻を放出する二人の刃と金棒がぶつかり合う。
ギリギリと音を立ててぶつかる刃と金棒。しかし、押し負けたのは…バンドラだった。
「ガアッ!?」
バンドラの身体は大きく宙を舞い、地面についてもなお地面を転がる。カイドウはその様子を見て、胸を押さえてニヤリと笑った。
「ハァ…ハァ…ウォロロロロッ!!…小賢しいやつだ。俺の胸にこんな傷を…!!」
薄くはあるものの、横一閃。ついた傷は切り傷だけではなく、火傷のように見えた。バンドラの上には瓦礫の山。カイドウは静かにその山を見る。…瓦礫が風に煽られ、上へと巻き上がる。そこには、全身血だらけのバンドラの姿があった。
「…バンドラッ…!!」
飛び出そうとするウタとヤマトをスムージーが押さえる。行かせてくれ、そう懇願する二人を諌めるスムージー。
「お前達が言ったところで何になるッ!!…私もアイツを止めたいのは一緒だッ!!…だが、今のアイツの前に出て私たちが傷つくことはアイツにとって望まないはずだ。無理なんだ。私たちに止めることなど…!!」
「だけどッ!!このままじゃ…!?」
「…信じるしかあるまい。」
そう言うスムージーの顔も眉間に皺がより、少し暗かった。
「ハァ…ハァ…遅えんだよ。ガードが間に合っちまったぜ…?カイドウッ!!」
「そう言うお前こそ…浅えんだよ…!!こんなもの、すぐに治っちまうぜ?バンドラッ!!」
お互い、嬉しそうに笑う。
バンドラは狂骨を右手に握りしめ、再び地面を蹴って前へと進んだ。
「遊びは…終わりだッ!!『
冷気を纏った刃がカイドウの身体を縦薙ぎに切ろうと振るわれる。しかし、カイドウもそう易々とは喰らわない。
「『
武装色、覇王色を纏った金棒『八斎戒』を上空で振り回す。直後、バンドラを地面へと叩きつけた。
「ゴブアッ…!!」
バンドラは口から大量の血を吐く。
大技をモロに喰らったバンドラはもう立ち上がれないだろう…と見ていた誰もが思った。
「…ぐっ…!!」
遅れてカイドウも膝をつく。
カイドウの金棒を持っていた腕が縦一閃に斬られ、そこから血を吐き出していたのだ。
「…ぐっ…ウォロロロロ…。どう言うわけか、コイツは俺の身体に傷をつけやがる。しかも、憎いことに回復もし難い。…コイツの覇気は俺の覇気を貫通しやがるんだ。間違いねえ。」
「…ハァ…ハァ…。んな能力…知らねえよ…。」
…ゆらゆらと立ち上がるバンドラ。まだ続けられると笑うカイドウ以外、その姿をもう見たくないと思っていた。
「…次で…ゴフッ…最後だ…。」
「テメェが連戦で疲れてなけりゃ、その立場は俺だったかもしれねえな。」
「うる…せぇ…。俺は…帰って…やま…と…達と…触れ合わなきゃいけねえ…んだよ…ッ!!しゃしゃり出やがって…。この色男の面…傷つけたこと…後悔させてやる…。」
バンドラは残る力全てを狂骨に込める。
カイドウもその様子を笑って見ていたが、自身も金棒を何度目か…振り上げた。
「「ウォォォォォッ!!」」
二人の刃と金棒が何度目かのかち合い。
それは…叶うことはなかった。
「…なにしやがる。ヤマトッ!!」
「…シャン…クス…。」
カイドウの金棒をヤマトが、バンドラの狂骨をシャンクスが受け止めたのだった。
長かったシャボンディ、頂上戦争編も漸く終幕でございます。次回、頂上戦争編最終話です。
激戦の中、現れたシャンクス含め赤髪海賊団。無論、ウタもその様子を見ています。何を思うのか…。
シャンクスの覇気が見聞殺しなら覇気貫通もあっても良いかなと思いました。バンドラが覇王色自覚なしで強者と戦えていたのは無意識にそれを発動していたからですね。だから強いわけです。
エースくんの処遇をどうするか…当初の予定通りで行くか、迷ってます。あとサボ。お前もだよ。何食うんだよ。お前。
3D2Yはあります。じゃないとナミさんとのあれやこれや書けないし、なんならレベッカとかビビとかカリファとか…その辺りも書きたいしね。代償で思い浮かんだのがやべえ曇らせなんだが…。賛否両論あるな?では。
スッ…
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ヤマト
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ウタ
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レイジュ
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スムージー
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モネ
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レベッカ
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ビビ
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カリファ
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アイン
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カリーナ
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シュガー
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ナミ(同棲?)
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ハンコック
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ロビン