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日常回である。
「…俺が天竜人の味方だと?」
心底嫌そうな顔でそう言うバンドラ。サボは首を横に振る。
「そこまでは言っていない。ただその可能性はあれば、こちらとしても面倒だと言っているだけだ。現にアンタと天竜人のつながりは俺たちも認知している。度々あってるんだろ?」
「…ふざけんなよ。俺の仲間は天竜人やらサイファーポールやらにクソみたいな目に遭わされてんだ。例え、懇願されようが味方につくことなんざない。」
バンドラのその言葉に横にいたヤマトやハンコックもコクコクと首を振った。サボは安心したかのようにニヤリと笑う。
「よかった。エースとルフィの恩人と戦うことになるとこだった。」
「俺は会いたかったが、な。ルフィの親父に。」
エースはそう言うと机の上に置いてあるお茶をごくりと飲んだ。ルフィの父親と聞いて、なにも食いついているのはエースだけではない。ウタやビビも気にはなっているのだ。
「あぁ。そっくりだぜ?つい、この間も爺さんと会話しててよ。ルフィが生き残ったと知って、ちょっと顔が綻んでた。」
「へぇ。…革命軍と海軍の会話って不味くねえか?」
「いやいや、あの二人だぜ?世界最悪の犯罪者モンキー・D・ドラゴンと海軍の英雄モンキー・D・ガープが世界一般から見た常識なんて知るかよ。」
「ハハッ。全くだ。」
茶を交わしながら、話をしているエースとサボ。
その様子を見ながら、コアラと魚人…ハックは微笑んでいた。一歩間違えれば二度と会えなかった。そんな兄弟二人の久々の会話をバンドラも微笑んで見ていた。…そのバンドラの頬に細くしなやかな手が触れられる。
「…男の勲章?」
「…まぁ、そんなとこだ。」
「あら。でも、やんちゃはダメね。うちの船長もすぐ同じことしちゃうから。」
そう微笑むのはニコ・ロビン。
彼女が生きてきて28年ほど。地獄のような毎日がバンドラとルフィ達によって壊された。まさに、彼女にとっては失った時間が一気に戻ってきたようで。
微笑む顔には母親のような美しさと共にあどけなさも感じる。
その隣にヤマト達がいるにも関わらずに。バンドラはゆっくりと頬の手を剥がし、その手を握り返した。
「あら。ダメよ。一人じゃないでしょ?貴方も私も。」
「…ふっ。そう言われると寂しいもんだな。…何か困ってることはないか?」
「いいえ?ルフィ達もよくしてくれるし、サボ達もルフィのお父様もよくしてくれるわ。そちらこそ、大変じゃない?新聞見たわよ。」
「んー。俺は別に。強えに越したことはねえし、遅かれ早かれうちの歌姫が名前を世に放つんだ。変な験担ぎにゃなっちまったが、これでウタに手ェ出すことは俺に喧嘩を売るってことが世に出たってことよ。」
そう言って得意げに笑うバンドラ。ロビンはそう…とただ微笑んでいた。
「でも…私が心配してるのはそんなことじゃないわよ。」
そう言ってバンドラの方へ距離を詰めるロビン。その頬には僅かに紅が差していた。普段一緒にいない二人だからこその距離。コアラやサボ、エースは嬉々として、カリファやシュガー、レベッカ以外の女性陣は少しの胸の疼きを感じていた。
「…親父…か。」
「辛くない?」
「…踏ん切りつけねえと人は前に進めねえだろ。お前もよく知ってる。」
「そうね。」
「薄情だとも…思ったかい?」
「いいえ?別に。…貴方がどんな人かはわかってるつもりよ。亡くなった人のことは生きている人はどれだけ悔やんでも想い続けるしかできないわ。不謹慎だけど…嬉しいの。貴方が生きていてくれて。」
…人を騙し、自分すらも騙し続けていたロビンにとって…昔の自分なら理解し難い感情だったろう。昔は目を瞑れば、燃え尽きるオハラの情景が映り、自身を苦しめていた。断ち切れこそしなかったものの、バンドラという人物との出会いが彼女の中でそれを緩和させていったことは事実だった。
28年生きてきて、ロビンにとっては初めての恋。聡明な彼女であってもその答えは簡単には導き出せない。まるでゲームのような感覚を楽しんで味わっていた。
膝がピッタリと触れ合う。一目も憚らず、机の下で握られる手は指と指の絡められるそれ。二度と離さないという風にも捉えられる。
「…あら?髪、伸びたわね。切らないの?」
「ん?そうさなぁ…。そろそろか。」
バンドラの癖のある黒髪を指に絡めるロビン。
「切ってあげましょうか?」
「マジ?助かる。自分で切るにも勝手がな…。」
「ふふ。オシャレとかわからないものね。私もナミにコーディネートしてもらってるわ…。」
「俺もウタにしてもらってるな…。」
久しぶりの会話でロビンの胸が高まっていた。
段々とエースの飲むお茶が甘く感じる。おかしい。緑茶のはずなのに。
ヤマトやハンコックですら、そこは自分の席だったはず…と少しギラついた目を向けていた。ロビンが気づいていないのは、煽りだとかそんなものではなく、ただ気づいていないだけであった。
「あっ。そうそう。最近ね?ナミと一緒にお買い物してた時に水着を買ったの。海には浸かれないけれど何処かのビーチで待ち合わせして、ちょっとお散歩でもしてみない?勿論、少し待つことになるけれど。」
「…ほう。水着、水着ねえ。」
バンドラは少し生えた顎髭を触りながら、お茶を飲み、一息つく。思い返せば、ウタにあって数年ほどはビーチで外で買ってきた水着を着せてあげたりして、一緒に遊んでいたこともあったが、最近というとウォーターセブンでナミが水着になっていた時ぐらいだろう。
「それまではどんなものを着てくるか、酒を飲みながら楽しみに待っておくよ。」
「あら。飲み過ぎは身体に毒だわ?チョッパーに見てもらわないと。」
「うええ?ドクターストップは勘弁だぜ…。」
「ふふっ。だ〜め。放っておくといつまでも飲んじゃうんだもの。」
目をキラキラとさせてその二人を見るコアラ。バンドラは少しバツの悪そうな顔をしていた。
「なんかああ言うの…いいね?」
「…そうか?」
「んもうっ。ロマンが無いなぁ。サボ君は。」
ぷくっと頬を膨らますコアラ。サボは小首を傾げてお茶を飲み切る。エースも少し怪訝そうな顔でバンドラとロビンを見ていたが…その視線がふとサボの足元に立てかけてある鉄パイプへと移った。
「…お前、それ。」
「ん?あぁ。どんな武器よりも俺には…これが似合ってる。記憶を失ってもこれだけは…お前らとこれでやんちゃしたときのことだけは…体が覚えてたみたいだ。」
「そうか。」
帽子で目を隠すエース。
口元はニヤリと笑っていた。サボの胸にエースが拳を優しくとんっと打つ。
「…俺はもっともっと強くなる。ルフィの夢の先を見るまで俺は死ねねえからよ。」
「そりゃあ、お互い様だ。」
そう言って笑い合う二人。
まるでコルボ山で過ごしたあの日々の再来のようで…二人は懐かしんでいた。
「あぁッ!!もうっ!?いい加減にしろッ!!バンドラッ!!」
「そうよッ!!二人して…イチャイチャイチャイチャ…!!」
「ウタッ!?ヤマトッ!?大人しくしてたじゃないかッ!!」
…目の前でウタとヤマトにギュッと腕を掴まれているバンドラ。そんな蛮行さえなければ、素直に再会を楽しめただろう。しかし、サボとしてはその様子を悪びれることもなく、ごめんなさいと笑っているロビンの姿だけで来た甲斐があったと思っていた。
「「私にも(ボクにも)構えッ!!」」
眠っていた頃の…素直に心配していたことがバカらしくなったんだろう。ぐるると牙を剥く2人の強犬がバンドラの身体にしがみついて離さない。バンドラもその様子を見て少し困りながら笑っていた。
次回はウタがヤマトか書きますわよ。
ロビナミはバンドラさんに対しては大体こんな距離。普段一緒にいるヤマト、ウタあたりは叔父と姪みたいな…おじさんと結婚するっ!!のまま成長したみたいな感じ。甘え上手で我慢下手。
対して、スムージーさんに関しては男女の友情であります。え?そんなものないって?…まぁ、彼女に関しても一波乱。クールな女性が一つ見せる女の子っぽさって好き。
一番淡白なのはカリファかな。ようやく信頼になってきました。今までの戦いは彼女にとって居場所を守るにすぎなかったのです。レベッカは何が起こってるかわかってないだけです。師弟の関係がしばらく続きます。ええ。
実は一番我慢してるのはモネさん。ハンコックやビビのようになし崩し的に来た他のメンバーではなく、モネとウタ、スムージーさんに関してはバンドラさんから誘われてますので、悶々としながらも服を直したりとかご飯を作ってくれたりとか嫁力は高いです。いつか結ばれた時にいち早く選んでもらうためにと効率的に磨いているのです。策士ですが、奥手なのよね…。シュガーに関してはマジで無い。何も無い。お姉ちゃんを守り隊隊長だからね。そろそろシスコンヤンデレ再来よ。推しが実姉とお義兄ちゃんのパターン。
今、悩んでるのがカリーナさん。戦力になりそうなバカラ、アインと違ってどういう立ち位置にするか迷い中。キャラが立ってる悪とシャルリアはそのままの距離で。カリーナも武器で超強化のナミさんパターンかね?
それでは。
スッ…
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ヤマト
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ウタ
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レイジュ
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スムージー
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モネ
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レベッカ
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ビビ
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カリファ
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アイン
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カリーナ
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シュガー
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ナミ(同棲?)
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ハンコック
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ロビン