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「…服もボロボロ。エレジアの収入も思ったより振れ幅が大きい。ヤマトとウタ、バンドラさんとエースも食べるから実質渡航費と食費で収支はそんなに…。それに、バンドラさんが自分の故郷に寄付するから軌道に乗らないと国としてはやっていけないかも…。」
…ミシンの針を動かしながら、ボソボソと呟くモネ。型番と設計図、少しでも金を浮かそうと手先が器用な方のモネがバンドラの服の手直しやウタの衣装などを作っていた。
「…革命軍の人たちも手を貸すなら、お金を少しくれるって言っていたけれど…貰うわけないものね。…どうしましょう。」
頬に手を当てて困ったように言うモネ。
国を維持するにも金がいる。アラバスタ、ホールケーキアイランドからの定期的にくる金も一度破壊されたエレジアの復旧作業にほとんど消え去ってしまった。海賊らしく、金銀財宝で生計を立てることはバンドラはしない。どれだけ世間が彼を海賊と認めても本人が船乗りと言っている以上、人道外れたことはしない。何かを守るために、鬼になる。そういう人だ。
「『
蒼炎に燃える刀身がエースに向かって飛ぶ。
エースはそれを跳んで避けると拳に炎を纏う。
「『火拳』ッ!!」
僅かに炎の中に黒いものが混じり出す。炎に武装色が混じり出したのだ。
「ふっ。『
炎はバンドラを飲み込むが、直後、炎球は黒い斬撃によって切り裂かれ、消え去った。
「…ん?狂骨。…お前。」
「どうしたッ!!よそ見かァ!!」
震える狂骨。エースはそんなことお構いなしに燃やした足で飛ぶ蹴りを放つ。
「…物に食わせた悪魔の実にも覚醒なんてあるのかは知らねえが…。成長か…!!『
下から上へと刃を振り上げるバンドラ。
向かってくる炎の蹴打をかき消す刃風。
「まずっ!?」
「…殺す気でやんねえと、強くならねえだろ?」
バンドラはニヤリと笑う。
エースは手を銃の形にすると指先から炎の弾幕を放つ。しかし、刃風はそれすらも断ち切って突き進む。
エースは炎を目眩しにして、避けると共に地面を蹴り、バンドラに間合いを詰める。
「油断はしねえッ!!」
「…あんまり遅れるとウタとのデートに間に合わない。結局、ビビとはなーんにも出来なかったしなッ!!」
拳を固め、バンドラに向かって打ち抜くエース。
バンドラはそれを涼しい顔で避ける。
「ッ!?」
「火力重視、故に大振り。ほらほらぁ、次に備えろ。」
「うえッ!?」
バンドラは狂骨を握っていない左手でエースの身体を後ろにぶん投げる。
「ッ!!」
「…しかし、筋はいい。」
バンドラの言う通り、エースは投げ出された直後、地面に手を当てて立ち上がった。
エースの周りに炎が舞う。
バンドラはそれを見てニヤリと笑った。
「…武装色は無意識にだが使え出した。あとは…覇王色、見聞色か。どうも君は熱くなりすぎるようだ。」
「…『蛍火』ッ!!」
バンドラの周りに緑色の火の粉が飛ぶ。
「…能力はよく使える。身体能力も高い。…それに頼りすぎてるのがたまに傷か。」
「『火達磨』ッ!!」
バンドラの身体が炎上する。
エースはその炎を見ながら、肩で息をしていた。
「んもうっ。髪の毛チリチリになったらどうすんのよっ!!これから出かけるんでしょッ!?」
「へっ!!残念ながら全身火傷で出かけんのは今度だぜ?」
ぷくーっと頬を膨らませるウタ。
モネに作ってもらった純白のワンピースに身を包み、いつもの髪型でも気合を入れたのがわかっていた。エースは得意げに人差し指で帽子をあげる。
「悪い悪い。お前が用意をしたのに、俺が十数分もかけちゃ日が沈んじまう。」
「…おいおい。炎ごと凍らせやがるとは…!!」
…渦巻く火災扇風が氷柱へと化す。
真っ二つに切り裂かれ、滑り落ちる氷柱からバンドラはゆっくりと現れた。火傷どころか煤一つついちゃいない。
エースも即座に構える。
「『火拳』ッ!!」
「『
炎の拳と馬を模した炎の打撃が飛ぶ。
その直後、爆風が発生し、2人の髪を大きく揺らした。
砂埃に混じってエースが前へと出る。
「ッ!!」
しかし、バンドラもエースの動きは読めていた。
エースの前にバンドラの掌が出る。
「チッ!!」
エースは空に跳んで避けようとするが、すんでのところで足首をガシッと掴まれた。
「ッ!?」
「ハッ!!」
後ろへとぶん投げられるエース。
エースは受け身を取り、地面に足をつけるが、即座に飛ぶ斬撃が向かってくる。
「手ェ抜いてんじゃなかったのかッ!!」
「その証拠に能力は一切お前に向けて使っちゃいない。」
エースはニヤリと笑うと共にその斬波すら気にも留めないほどの大質量の炎を前へと打ち出す。数発の爆発と共にその煌々とした爆炎を目眩しとして、エースが前へと出る。
「『十字火』ッ!!」
両手の人差し指を交差させて、十字の炎を飛ばすエース。
バンドラはそれを斜めがけに切り裂く。
「…あら?まだ行ってなかったの?」
「むぅぅ。なんか熱くなっちゃったみたい。」
通りすがったモネに口元を膨らませてそう言うウタ。モネは少し困ったように笑い、ウタの横に腰を下ろした。
「…そのドレス、キツかったりしない?」
「うんっ。ぴったり。ありがと!!」
ニカッと笑うウタの頭をモネがぽんぽんと叩いた。
「だったら、ちゃんと見てもらわないとね。」
「『
下から振り上げる飛ぶ斬撃。
進む道中で燃える巨鳥と化し、エースへと飛んでいく。
「『
炎同士がぶつかり、真ん中で燃え広がる。
バンドラはそれを横薙ぎに切り裂き、前へと出る。そのまま刀身に覇王色の覇気を込めると紫色の冷気がまとわりつく。
「覇王色の具現化。一部の上級者しか出来ない王の御技。『
「ぐっ!?」
上から振り翳す黒紫色の刀身。エースはその隼撃を交わすことができないと踏み、手をばつ字にして受け止める。
「ウォォォォォッ!!」
「…武装色か。」
エースの腕が黒色に光り輝く。
足を踏み固めて、踏ん張るが、足が地面から徐々にずれていく。
「う…ぬっ…ぐぁぁぁ!!」
エースはそのまま後ろへ吹き飛んでいった。
バンドラは地面に手を当て、地面から蔓をのばし、エースの身体を地面と繋ぎ止めた。
「イッテェ……!!」
「まだ豆腐並みだな。一端の剣豪は鉄、岩を紙のように切り捨てることも、紙を切れぬものとして扱うことも可能。武装色の覇気は鎧だ。もし、お前の武装色の覇気が咄嗟に出た100とするならば、俺の先程の刃は5だ。いや、5も出しちゃいない。お前の中の炎はまだ燻っている。お前が四皇の二番隊隊長とされたのも、過去の話。」
エースは言葉を出せなかった。
折れた骨によって肺が潰れたわけでもない、喉の仏を壊されたわけではない。ただ、得体も知れぬ威圧感が彼を飲み込んだ。
「腐っても海賊の中でも5本の指に入る…と、海軍やら世界政府の奴らやらは俺を見ている。ガチのおやっさんにゃあ勝てねえが、俺の後ろには守るべき者が、守るべき場所が、守るべき意味ができた。刀剣一振りの鍛錬も欠かさず生きた。もしも、お前がそれを欠かせば…あとは這いずり、額を地面につけ、血が出るまで強者に平伏するのみだ。」
「…。」
「…だからこそ、俺は俺すらも超える存在を作り上げなければならない。死んでくれるなよ。エース。」
「…誰が死ぬか。…よし、もういっか…「はいはーい!!もうおわりッ!!」…。」
構えるエース。その間にウタが入り、バンドラの腕をギュッと掴む。
「ほら、行くよ。」
「イテテテ…!!何怒って…「もう、お・ひ・るだよッ!!」…すいません。」
ぷくっと頬を膨らませて、目をぎろりとして睨むウタにバンドラは困ったように笑った。
「…楽しみにしてたんだ?」
「たっ!?楽しみになんかッ!?…してない…し…。」
バンドラはニヤリと笑い、自身の手に抱きつくウタ。バンドラに言葉を言われ、顔をわかりやすく赤らめるウタ。そんな2人はゆっくりと海に浮かぶルエノルーヴ号へと入っていった。
アマプラでREDを2回見ました。
ウタちゃんやっぱり可愛いっすね。では。
スッ…
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ヤマト
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ウタ
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スムージー
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モネ
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レベッカ
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