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「…それじゃあ、行ってくる。」
エレジア沿岸。船は3隻。
バンドラの乗るルエノルーヴ号を含めてである。一隻はホールケーキアイランドから、もう一隻は九蛇の海賊船であった。
「うんっ。ウタちゃんは任せてッ!!」
「あぁ。」
今回、ウタはエレジアへと置いていく。というのも、エレジアにはヤマトとエースの2人がいるからである。もし、黒ひげがまた襲ってきても白ひげ海賊団の二番隊隊長と実質、天帝海賊団のNo.2の2人ならば撃退出来るだろうという考えだった。
「俺と一緒に行くのはビビとレベッカ、それとモネだな。今朝方からレイジュの姿が見えてないが…。」
「レイジュは医学知識を広める為に少し旅に出るそうよ?彼女なりに貴方の力になりたいんだって。」
「真面目な奴だ。…取り敢えず、俺の周りに居る奴らは俺が死んでも守ってやる。まぁ、ビビはナミに会うことになるんだが…。」
出航したルエノルーヴ号の船内。
甲板で狂骨の手入れをするバンドラが隣にいたビビにそう言った。ナミとしてはビビはアラバスタで祖国のために活躍していると思っているだろう。
「ちゃんとお話しすればわかってもらえると思うわ。また彼らと一緒にいつ海に出ても、アラバスタに戻って、例えクロコダイルのような海賊にまたアラバスタが危機に陥っても次は立ち向かえるように鍛えてる。…そういえば、わかってもらえると思うの。」
目を細め微笑み、そう言うビビ。
バンドラも彼女の肩に手を当てて、そうかと笑っていた。
「歌姫様は良いの?バンドラさんと一緒にいた方が安全でしょ?」
「…ウタの夢は世界一の歌姫になること。一度、エレジアに居て、歌唱の腕も磨いておかなきゃいけないだろう。それに、俺なんかよりもゴードンとの会話は増やしておいた方が良い。…血は繋がっちゃいないが、心は繋がってる。そんな家族だからな。」
…バンドラには血の繋がった家族と言える人物が居ない。勿論、若くして他界した奴隷の中年男女の姿は色濃く残っているのだが…あれが本当に自分の親なのか、証明する術がバンドラにはないのだ。
血の匂い、鉛の匂いに絶叫は耳元で濃く焼きつき残っている。最後に息子に会うとか細い声で言っていたのをバンドラは聞き逃さなかったが…直後、殺された。他でもない天竜人に。
だからこそ、飢えているのだろう。
家族というものに。
「…お前もコブラ王に会いに行っとかないとな。」
「ん〜。そろそろ世界会議だと思うんですけどね。そうだっ!!その時は是非、お父様の護衛として来てください。勿論、エレジアが世界政府加盟国に認められていなければ…の話ですが。」
「チャカやペルがいるだろ?…まぁ、懇ろな関係にさせてもらってるとエレジア代表で出るかも知れねえが、海賊が世界会議に顔出すことは厳しいだろうから、顔を隠してになるだろうな。」
そう言ってバンドラは狂骨を日に翳す。
銀白色の刀身がきらりと光り輝き、そこに紫色の一線の光が出ていた。
「モネ、ウェザリアへは?」
「まだよ。…人工の空島だから、普通の島と違ってじっとしてないの。何処にいるか、導き出すのも難しいわ。」
「エターナルポースが無かったか?出る時に取ったと思うが…。」
「ただでさえ、どこで上を向くかわからないの。勿論、近くまで行けばわかると思うのだけれど…。」
その時だった。
海を渡っていたルエノルーヴ号が大きく揺れる。…自然現象の揺れではなく、砲弾を撃ち込まれたことによる揺れだった。
「ッ…!!バンドラさんッ!!」
「…顔が売れたもんだな。いいや、元々知り合いか、久しぶりじゃあねえの。ユースタス・キャプテン・キッドッ!!」
バンドラがニヤリと笑う。
その視線の先にあったのは船艦『ヴィクトリアパンク号』だった。
「最初は赤髪の野郎を倒そうかと思ったが…飛んで火に入る夏の虫。テメェから先にぶっ殺してやるよッ!!天帝ッ!!」
「ビビとレベッカは後方へ、俺とモネは前へ出るッ!!」
ヴィクトリアパンク号の上空を鉄屑が剛腕を形成し、浮き上がる。
バンドラの叫びにビビとレベッカは剣を持ち、後ろへと下がっていた。
「新世界への肩慣らしだァァッ!!『
「『
鉄屑によって作られた剛腕。
しかし、モネによって作られた白銀の壁により、その剛腕は受け止められた。
キッドの口が三日月形に歪む。
「一応、うちのメンバーも修羅場潜り抜けてんだ。ただで帰れると思うなよッ!!『
ユキユキの実の力によって凍結した大気を突き進むバンドラ。まるで空中を走っているかのようなその様子をキッドも目に入れる。
「そりゃあこっちも同じだよッ!!『
黒い雷を纏った刀身。振り落とされるそれがキッドの身体に刀傷をつけることはなかった。
ニヤリと笑う両者。磁力で吹き飛ばされるバンドラの身体をモネが両手を白い翼にして上空へと飛び、抱きしめる。
「大丈夫っ!?」
「あぁッ!!」
シュタッと2人は甲板へと降りる。
即座にヴィクトリアパンク号から飛び出してきたキラーがパニッシャーの刃を回転しながら、モネへと拳を振るった。
「チッ!!自然種かッ!!」
「あら?寒いのはお嫌い?」
微笑を浮かべるモネ。フルフェイスの仮面のキラーは表情を見せない。
まだ超新星とレベッカ、ビビが剣を交えるのは早いとバンドラは少し守り気味になっていた。
「『
モネもそれを察してか、うさぎ型の雪玉を前へと投げ出す。
しかし、キラーはそれを切り刻んで前へと進んだ。その威力すらどうでも良いと考えてだ。
「『万年雪』ッ!!」
しかし、モネも一筋縄ではいかない。
甲板に掌を置くとまるで蔓のようにキラーの身体を飲み込み、拘束する。
「ぐっ…!!」
「キラーッ!!」
「よそ見してんじゃあねえぞッ!!『
吹き荒れる風。
その勢いたるや、バチバチと稲妻が風と空気の間に発生するほどだった。キッドはそれを鉄屑の剛腕で受け止めるが、視界を遮られてしまう。
「ぐっ!!キッド…!?」
「『
「『
まるで白炎。冷気を纏った斬撃がキッドへと降り注ぐ。
キッドも鉄屑を鎧のように纏い、その刀身をガードするが…覇気をも纏った斬撃により、鉄屑すらも切り裂かれてしまった。
「ぐっ…!!」
上空へと登るキッドの血飛沫。
キッドとキラー以外はバンドラの覇気により、動くことができない。
「さて、そろそろ、終わりかな。お前は生きの良い超新星。俺を狙うも狙わないも別に卑怯とは言わねえよ。だが、ここまで力の差があるんだ。行かせてはくれねえか?命までは取らないでおこう。」
「……チッ…。」
ニヤリも笑うバンドラにキッドはバツの悪い顔をしていた。バンドラがルエノルーヴ号へと戻ると口から白い息を吐くモネが寄り添ってくる。
「サンキュー。モネ。」
「いつまでも守ってもらってばかりじゃ嫌だもの。」
「そうかい。」
触れ合う手には僅かな冷たさが残っていた。
大人しく帰っていくキッド達を訝しげに思いながらも、バンドラ達はナミのいるウェザリアへと船を進めた。
バンドラ…四皇と肩を並べるレベル
ヤマト…準四皇、四皇二番手レベル
ハンコック…四皇二番手レベル
エース、スムージー、レイジュ、モネ…四皇幹部レベル
ウタ、カリファ、シュガー、ビビ…実力だけ見れば四皇船員レベル
レベッカ…七武海船員レベル(バロックワークスで言うところのビリオンズ)
忘れている人はいないとは思うけど、強さ的にはこんなところ。少数精鋭ですね。ただそれぞれが強いって感じです。一応、修行前ですがね。では。
スッ…
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ヤマト
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ウタ
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レイジュ
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スムージー
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モネ
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レベッカ
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ビビ
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カリファ
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アイン
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カリーナ
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シュガー
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ナミ(同棲?)
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ハンコック
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ロビン