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時は少し戻りて女ヶ島。
「…着いたか。」
豪傑ローズド・バラックはついに女ヶ島へと辿り着いた。ズカズカと内部へと潜入しようとするバラック。そこにハンコックの姿はない。
…しかし、洗礼された女ヶ島の戦士達はその異物を許しはしなかった。
「何者だッ!!」
その声と共に、覇気を纏った矢がバラックを襲う。
バラックはそれを…何も言うことなく、思いっきり左腕で払い退けた。
「…なるほど。俺が上陸した時点で、俺を取り囲んでいたか。」
バラックは落ち着いた口調でそう言った。
「ここはアマゾン・リリーッ!!男子禁制の場所ッ!!それをわかっての上陸なれば大罪だぞッ!!」
「…不必要。皆、涅槃へ行く。我が覇道の礎となれ…!!『
バラックは近くの崖に手を合わせる。直後、その崖に赤い亀裂が走り、爆風と共に、大爆発を起こした。
「ッ!?…何と無茶苦茶なッ!!」
その砂塵の中からついにバラックが姿を現す。近づいてきたバラック。その死角から1人の戦士が前へと突き進み、サーベルを振り下ろす…が、バラックの首筋に当たった瞬間、刃が砕け散った。
「ッ!?」
「…そんな鈍で俺の首は切れぬ。」
そう言うとバラックはその女の首をがっしりと掴む。と同時に、崖の下へと放り投げた。
悲痛な声が飛び交う中、そのバラックの背中目掛け、矢が飛ぶ。
「隙ありだッ!!」
「…隙…?どこにある。そんなもの。」
そう言うとバラックは右手のハルバードの先を持ち、そのリーチを活かし、迫り来る矢を全て打ち払った。
「…ぐっ!?矢は効かないかッ!!退けぇッ!!」
戦士の1人、リンドウが声を上げる。
バラックの目はそのリンドウを捉えていた。
「…お前がこの隊の長か。」
ズカズカと突き進んでくるバラックの前に蜘蛛の子を散らすように逃げていく兵隊達。リンドウは最後の殿となるように矢を放っていく。
バラックはそれを手で払いながら、前へと進む。煌々と燃える右腕の火花に森が、山が燃え始めた。
「ぐっ!?」
「…素晴らしい。素晴らしいぞ。女ヶ島の戦士よ。…女人だからとはいえ、舐めてはおらん。お互い本気でぶつかってこその喧嘩。全てを賭けよ。命を賭せよ。俺の前に…出てこいッ!!」
そう言うと共にリンドウへハルバードの槍を突き刺す。
リンドウは済んでで避けたものの、そのハルバードが脇腹を容易く掠る。
「ぐっ!?」
「軟弱者が。…俺は満足できんぞ。マグロディズマァァァァッ!!」
大きく何かに取り憑かれたように咆哮を上げるバラック。その言葉によって強者が現れる。…そう。戦士達の足掻きは都から彼女らが来ることに繋がったのだ。
「…!!来たな。」
完全なる戦闘狂であるバラックは感じる殺意にニヤリと笑う。
「我が名、ローズド・バラックッ!!…ボア・ハンコックを呼べ。なれば、貴様らの命火は消さん。」
「…ふざけるな。急に来て女ヶ島をメチャクチャにしやがって…。殺すッ!!」
顔に般若を宿すはハンコックの妹、マリーゴールドとサンダーソニア。2人は身体を大蛇へと変える。
「おうおう。…化け物じゃないか。面白いッ!!」
そう言うバラックの四肢を捉えるように伸びる緑髪。
バラックは何もすることもなくその髪に四肢を捕らえられるかに思えた。しかし。
「ッ!?」
「あまい。」
バラックは自身の3倍はあるだろう巨大のサンダーソニアの髪を掴み、上へと投げ飛ばしたのだ。
サンダーソニアはそれを受け流すように地面を転がり、着地。
そのサンダーソニアへ追撃をしようとハルバードを握り、地面を蹴るバラック。
「むっ…!?」
しかし、そのバラックの背目掛け、口から毒を吐き出すマリーゴールド。
バラックはそれを見ずに避ける。
「姉さんはやらさないよッ!!」
「…毒か。…問題ない。」
気化し、辺りに充満する毒ガス。しかし、バラックは左手を地面に合わせて、爆発させた。
その爆風で毒ガスが流されていく。と共に、発生した砂塵によってバラックの姿を隠された。
「見えた。」
その砂塵の中を泳ぐようにとてつもない速度でマリーゴールドとの距離を詰めるバラック。
鈍色の切先が、横一文字にマリーゴールドを襲う。
マリーゴールドは回避しようとしても間に合わない。
「マリーッ!!」
「安心しろ。痛ぶりはせん。2人とも涅槃で待つがよい。三姉妹全員、不安がらずとも逝くッ!!」
「ガッ!?」
マリーゴールドの腹をはする刃。
横へと跳ねる鮮血にサンダーソニアは目を疑った。
武装色でガードはしたものの、浅くとも腹に切り傷ができた。
「ふむ。鍛えられておるな。」
「貴様ァァァッ!!」
激昂し、咆哮を上げるサンダーソニア。
髪を多数の蛇頭のように動かし、それらはバラックへと襲いかかる。
バラックは後ろへと跳んで避けるも、地面を噛み砕くその顎力に目を見張った。
「ぬっ。」
しかし、バラックの敵はサンダーソニアのみではない。
自身のものではない炎がバラックの視界に入る。
バラックの背後のマリーゴールドの髪が煌々と燃えていた。まるで燃える触手のように、髪が動き出す。
バラックの背後から迫り来るその髪。バラックはそれを…容易く掴んだ。じりっと手に熱さと痛み、そして、何かが焦げるような匂いがする。
「…ますます怪物だな。貴様らは。」
「ッ!?」
姉と同じく、マリーゴールドも髪ごと前へと投げられる。マリーゴールドの身体を受け止めるサンダーソニア。
マリーゴールドを抱きながら、蛇のような髪を空に走らせ、追撃を試みる。
「…妹の窮地にも動じぬか。それこそ、武人。」
逃げ場のないバラック。なおも冷静に、眼前まで迫る蛇髪を見やる。その髪が口を開けた瞬間、左手を前に出す。
その左手は髪の口にがぶりと食らいつかれた。
腕から…歯の刺さった部分から鮮血が空を舞う。
「このまま…噛みちぎってやるッ!!」
「…『
「ッ!?」
直後、髪の食らえている左手が爆発を起こした。圧倒的な熱と光がサンダーソニアの髪を焼き、視界をゼロにする。
左手を咥えていた髪も焼かれ、バラックが空を舞い、着地。直後、爆進とも言える速度で地面を蹴って前へと進む。その手にはハルバードを握っていた。
「くっ!?」
サンダーソニアの目は光によって麻痺。目から涙を浮かべるほどである。
気がつけば、バラックのハルバードは目前まで近づいていた。
「終わりだ。なかなか楽しめたぞ。何もわからずに去ね。」
ハルバードが袈裟にサンダーソニアを捉えそうになる。…その時だった。抱き止められたマリーゴールドが身体を上へと上げ、サンダーソニアの盾となったのである。
ハルバードはマリーゴールドの背を袈裟に切り裂いた。
「ぐあっ!?」
「マリーッ!!」
鮮血が…マリーゴールドの背中から血飛沫が上がる。
サンダーソニアはそれを見て顔を青く染めた。
バラックは地面に着地し、ハルバードの血を振るって弾いた。
「マリーッ!!マリーッ!!しっかりしてッ!!」
「…ねぇ…さ…。なんだか…寒…。」
予断は許さない状況。傷の深さも武装色で守ったとはいえ、相当深かった。加えて背中の傷である。サンダーソニアはだんだんと力を失っていくマリーゴールドをただ抱きしめ、声を上げるのみだ。
そんな隙だらけの状況でバラックはハルバードの槍を下に構え、その場に立っているのみだった。
「貴様だけは…貴様だけは…許してなるものか…ッ!!…マリー。ちょっとだけ待ってて。コイツは私が…ッ!!」
地面にマリーゴールドを寝かせ、傷を自身の衣で塞ぐサンダーソニア。マリーゴールドを都の医師に見せるため、待機していた兵に頼むサンダーソニア。
その時間を稼ぐ為、サンダーソニアは1人でバラックに立ち向かう。
「…面白い。ボア・ハンコックの余興とばかり思っていたが、ここまでの蛮勇を相手に取れるとは。…あの女の傷は浅くも深くもない。すぐに治療してやればまだ間に合うだろう。」
「黙れ…ッ!!急に現れて、マリーを…この島をめちゃくちゃにしやがって…!!許さないッ!!絶対にッ!!」
憎悪に顔を歪めるサンダーソニア。
バラックは横に思いっきりハルバードを振るう。それによってまるで空気が爆ぜたような轟音が響き渡った。口角をにっと上げるバラック。
「…良い。良いぞ。ビシビシと感じる殺意。衝動。俺を恨め、恐れろ。…だが、手を引くな。弱気になるな。殺す気で来い。戦闘とはいつも全力でやらねば…面白くないッ!!」
そう言ってバラックはハルバードを構えた。
ハンコックがたどり着くまであと数時間。サンダーソニアだけで何とかなるのか…。ではでは。
スッ…
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