燃ゆる龍、覇道の道征く   作:紳爾零士

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第309話

「ウグァッ!?グゥゥゥ…!?」

 

「な!?なんだッ!?」

 

…魚人島、広場。天帝海賊団&麦わらの一味vs新魚人海賊団。その戦いは一方的で、新魚人海賊団は劣勢だった。

 

しかし、その戦いはまだ始まったばかり。

エース、ルフィの対峙するホーディの体からもくもくと煙が上がり、ホーディが苦しみだしたのである。

 

無論、両者これから拳を交えようとしている最中の出来事。ホーディが苦しむ理由などひとかけらもなかった。

 

『ホーディくん。なにを手間取っているのです?』

 

…血管が隆起し、目が血走り、涙が溢れるホーディの前に大量の羽虫が寄ってくる。ホーディはそれに向かって強い殺意を向けた。

 

「貴様ァァァ…ッ!!裏切ったのかァァァッ!?」

 

「裏切り?」

 

その羽虫は人型に集まり、四散。そこに立っていたのは銀の髪を持つ褐色肌の男だった。手には髑髏の杖を持ち、首にはチャクラムをネックレスがわりにかけていた。

 

その男の登場にごった返していた広場が静まる。男はニヤリと笑った。

 

「裏切りだなんてそんな…私はただ…あなた方に強くなってもらいに来ただけのこと。」

 

「グゥ…ガァァァ…!!」

 

歯を剥き出しに口から涎を垂らすホーディ。

 

「何モンだ…ッ!!テメェッ!!」

 

…男にそう言ったのはエースだった。男はエースの方を向くとふっと笑う。

 

「これは失敬。名乗るのが遅れましたね。…私、マリオネット海賊団の船長しております…ハロウズ・マグロディズマ…と申す者。」

 

なんの嫌気もない笑みでそういうマグロディズマ。その名前にエースとヤマト…いや、天帝海賊団の船員、全員が聞き覚えがあった。

 

「マグロディズマ?」

 

「…懸賞金20億8002万ベリー…元天竜人の奴隷だって噂もあるわ。小さな海賊団に手を貸して恩を売り、自らのコマにする…異名は『人形使い』…あるいは『死神』。」

 

流暢に解説するロビンの額から汗が流れる。

マグロディズマはそんなロビンにパチパチと拍手をしていた。ロビンを賛美するように。

 

「素晴らしい情報力ですね。情報は世界の戦争を有利に進める。でも、目に見えているものだけではいけません。自分から計算し、そして、考える。思考力も身につけ、判断力も身につけることで最高となれる。」

 

「何を言ってやがる…!!お前、何しに来たッ!!」

 

自らに酔いしれるように言うマグロディズマにエースが咆哮を上げる。拳に力を入れて、エースは今にもマグロディズマを殴りそうになっていた。

 

「…良いですね。天帝の犬は躾がちゃんとなっている。うちの子達はすーぐ調子に乗ってしまいますから。…でも自然種は面倒ですね。私の天敵だ。だから、頼みますよ?ホーディくん。『ゴリ夢蟲(ごりむちゅう)』」

 

マグロディズマがそう言い、指をパチンと鳴らす。

するとホーディは頭を抱え、大声を上げながら苦しみ出す。その咆哮は大地が揺れるほどの大きさ。

 

「テメェッ!!ホーディさんに何をッ!!」

 

「シャラップ。騒ぐんじゃないですよ。…ゴリ夢蟲は、寄生した相手のパワーを底上げする能力。まさに…筋肉細胞の暴走ッ!!脳に働きかけ、武装色と見聞色を発動させる。ホーディくんは今、四皇の準幹部クラスにはなってるはずですよー?くくくっ!!」

 

新魚人海賊団の面々が声を荒げる中、マグロディズマは嘲笑。手を広げ、空を見て高笑いしていた。

 

「邪魔をするならぶっ飛ばすぞッ!!」

 

「…エースくん、少し熱くなりすぎですよ。私は今は貴方の相手ではない。いずれ、また会いましょう。この怪物を倒せればですが。」

 

そう言ってマグロディズマは虫になり、四散。エースの目の前には体の大きさが2、3倍ほどになったホーディが拳を構え、迫ってきていた。

 

「チッ!!」

 

エースはそれを武装色を纏った拳で迎え撃つ。

 

ホーディの振るわれた拳も真っ黒に染まり、半分以上も小さなエースの拳と触れ合い爆発を起こした。

 

砂煙の中からエースが炎の軌跡を描きながら、後ろへと飛ぶ。

 

立ち上る黒煙をかき分け、その中からホーディが現れる。握られた拳は武装色と共に水を纏っていた。

 

「ガァァッ!!」

 

「ルフィっ!!」

 

その拳がエースに向かって振るわれる。しかし、エースは笑っていた。

 

エースはホーディの打撃を見聞色で見切り、カウンターで後ろへと投げる。

 

「ゴムゴムのぉッ!!『jetガトリング』ゥゥゥッ!!」

 

ホーディは受け身もできずに地面にぶつかる。直後、降り注ぐは拳の雨。砂埃を巻き上げ、地面を半円球型に凹ませた。

 

拳の雨が止み、ルフィが地面へと降りる。砂埃は音沙汰もなく、ただ吹き付けるのみ。直後、大きな咆哮が砂埃から上がる。

 

「ガァァァッ!!」

 

血を吐き出しながら、立ち上がるホーディ。その姿はボロボロで、目からも口からも血を吹き出して、笑っていた。

 

仕掛けるのはエース。炎の二つの槍をホーディに向かってぶん投げる。

 

ホーディはそれを避け、地面を蹴り、距離を詰める。エースに向かって拳を振り上げる。…が、そのホーディの顎にルフィの蹴りが突き刺さる。

 

モロに入ったホーディは少しのけ反るもすぐに前を向く。

 

が、大きくなった体の代償は小さくなく、エースの懐への侵入にも気づかなかった。ホーディの腹へ平行に振るわれる拳。その拳は先から肘まで炎を帯びる。

 

「ガァァァッ!?」

 

「…『火拳』ッ!!」

 

瞬間、ホーディの鳩尾へ目にも止まらぬ速度の一打が振るわれる。円形に凹むホーディの腹。その背中から炎の羽でも生えたかのような炎が炸裂する。直後、ホーディは背後へと大きく吹き飛び、魚人海賊団の面々を巻き込みながら、壁へと激突した。

 

「すっげぇっ!!流石エースっ!!」

 

「へっ。まだまだお前にゃ負けねえよ。…だが、すげぇなぁ。タフすぎる。」

 

談笑していた2人だったが、目の前の現状に眉間に皺を寄せる。そこには仲間の魚人の頭を持った血だらけのホーディの姿があった。

 

その戦いに周りの魚人や人間たちは息を飲んで見守っていた。ホーディにもはや、自分の意思はない。幹部以外の魚人たちは恐ろしさからか動けずにいた。

 

ホーディは地面を蹴り、勢いよく前へと出る。…しかし、その狙いはルフィとエースではない。

 

「なっ!?しらほしッ!!」

 

「えっ…?」

 

…一番大きな的…しらほし姫だった。ホーディは手の指を黒化し、大きく振り上げるとしらほし姫を抉り取ろうと斜めがけに上から下へと振るう。

 

しらほしを守ろうとフカボシを含めた王子たちがその間に入ろうとするが間に合わない。

 

ホーディの爪がしらほしの首を掻き切らんと振るわれる…その瞬間だ。その間に赤い何かが走る。直後、ホーディの身体が大きく弓形にしなり、背後へと転がり飛んでいった。

 

「る、ルフィ様…。」

 

そこに居たのはギアセカンドになったルフィだった。ルフィには魚人島の過去だとか、自身のここにいる意味だとかそんなものは関係ない。ただしらほしを守るそれだけが、彼を動かしていた。

 

「ちょっと待ってろ。よわほし。俺が…俺たちがアイツをぶっ飛ばしてやるッ!!」

 

「ガァァァァァッ!!」

 

その宣戦布告に応えるように大気を震わすような咆哮を上げるホーディ。直後、両者前へと踏み込む。エースはその戦いに参戦するのをやめ、ただ見ていた。

 

「行かないのか?」

 

ヤマトのその言葉にエースはニヤリと笑い、頷く。

 

「あぁ。…ったく。弟の成長は早えなぁ。一足飛びでぶっ飛んで行きやがった。だから、アイツに俺の(意志)ごと全部任せた。」

 

懐かしそうにそう言うエース。

次の衝突がホーディの最期だ。そう確信しているのだ。

 

ルフィは拳を背後に思いっきり伸ばす。伸びた拳は先から黒化していくと同時、なんと炎を帯びていったのである。硬く握られる拳。ホーディはそれに向かい、右の拳を握り、迎撃するが…コンマ1秒間に合わない。

 

「ゴムゴムのぉぉぉッ!!」

 

「いけぇッ!!ルフィッ!!」

 

弟の成長を喜ぶようにエースはにっと笑う。その言葉に背中を押されたかのようにルフィの拳の炎はさらに激しさを増した。

 

ルフィのその構えは紛れもなく、エースの火拳と同じもの。炎を纏った拳が、ホーディの鳩尾へと突き刺さった。

 

「『火拳銃(レッドホーク)』ッ!!」

 

「グガァァァァッ!!」

 

それはホーディの背後から再度、炎を上げさせた。ルフィが拳を収めると、ホーディは糸が切れたように地面に膝をつき、倒れた。

 

…この戦いは紛れもなくルフィの勝利となったのである。




これで終わればいいけどなぁ…。


しれっとワダツミたちは倒れたことにしておくか。うーん。と言っても漫画やアニメで書いてあることを再度小説で起こすのも…てきな。尾田先生って神の紡いだ物語に私がなんか色々混ぜ込んだのがこれであってね。バンドラの話を中心に書きたいんですわと自身の文才の無さを誤魔化しておく。なんか、しれっと1周年以上経ってたのとREDの追加上映があるからここで話しておきますわ。

マグロディズマ、ソルト、そして、バラック。彼らとの戦いは本当に過酷なもの。天帝の怒りが見れます。お遊びはなし。

ところで、モリモリにできるバンドラは良いのですが。他の子達の強化はなぁなぁで済ませてある感ありますな。天帝海賊団のいいところはそれぞれの強さが他の海賊団よりも高いというものです。勿論、これはまだ赤髪海賊団の強さがわかってないこともありますが。

特にエースやウタですよね。ヤマト、ハンコックは原作まんまでいいし、他の子達はもりもりにできるし。エースやウタは映える分しっかり考えないと。オリジナル技にしたいけど、エースって何がモチーフなんだろなぁ。(サボが将棋って話は聞いた)それっぽい漢字並べとけばいいかなぁ。彼にはまだ覇王色って強化があるんでね。

長々と喋りましたが、これからも地道に続けていきます。終わりは決めてあります。もう自分の決めた目標まで半分以上は行きました。500話いってからここからどうするか決めます。ワノ国まだは書きたいなぁなんて。こんな駄文小説でも読んでくださる皆様のために尽力するつもりです。特にそろそろイチャイチャ見たいよね、ね?…まぁ、シリアスも混ぜつつって感じで。

返信はしておりませんが、皆さんの感想やご意見楽しく読ませていただいております。執筆の活力になってます。思うところがあればなんでも書いてください。ただの荒らしやキャラに対しての暴言、私に対しての暴言、批判したいだけの言葉の数々など、見ている人も不快になるような言葉以外なら大歓迎です。キャラに対してご不満のある方はアドバイスという形でお願いしたいなと思います。

長々と申し訳ありません。これからもよろしくお願いします。では。

スッ…

  • ヤマト
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