期待に応えられれば良いのですが……
Q.1999年、日本の何博士によって何が発表され又、それに関連する事件を述べよ
【模範回答】
A.篠ノ之束博士よりISが発表されました。
それに関連した事件を述べると、“白騎士事件”等がありますが、最も有名なのは発表に呼応するようにその翌日に起きた“帰ってきたヨッパライ事件”でしょう。
【コメント】
そうですね。
帰ってきたヨッパライ事件とは…皆さんご存じかもしれませんが、謎の人物による軍事施設襲撃事件のことです。
実際の名称は“8・2フォートレスドーン事件”ですが、犯人の手口の中が
1.施設のカメラやセンサー等の機器全てが狂い、全てのモニターか“ヨッパライ”という名のマークで埋め尽くされる。
2.次にスピーカーや通信機器等から“帰ってきたヨッパライ”という曲が流れる。
3.そして不殺の兵器大量破壊の後、犯人(通称“ヨッパライ”)が立ち去り計器が正常に回復する。
等、“帰ってきたヨッパライ”や“ヨッパライ”という言語が多用されていることや、加えて同様の手口の事件がその後も続いた事から一般的に“帰ってきたヨッパライ事件”と呼ばれています。
オイデ オイデ オレ ハ ココニ イル ツカマエテ ゴラン
「はーくん……」
「これで決めるぜ!!!」
「くっ、ここまでですわね……」
IS…インフィニットストラトスとは、篠ノ之束博士によって開発、発表されたマルチフォームスーツである。
と、ここまでは一般的に公になっている情報。
しかし実態は束博士が自身の弟である篠ノ之葉月を探す為、「これを発表すればはーくんきっと出てきてくれるよね!」という謎理論により開発、発表したものである。
そして今、そのISを使い二人の男女が決着をつけようとしていた……。
状況は明らかにISに何か有利な方向性で変化があった男に勝機があるだろう。
光る刃を女のISに向け、男は女に切りかかっ……ることはなく、アリーナ内の時が止まった。
『オラハシンジマッタダー』
アリーナに掲示されているISのシールドエネルギーを表記していた大型モニターに、一瞬の砂嵐が生じると同時に赤く大きい笑っている顔のマークが表示された。
「何?」「これってまさか……」「でもここは軍事施設じゃないよ?」
生徒がざわつく中、アリーナの天井シールドを突き破り、二機のマシンが飛び込んできた。
『ビームカノン キドウ』
アリーナの地面に着地し、機械的で片言な言語を発した兵器の胸部装甲が展開し、赤く輝くレンズが露になった。
『冷却ドーム キドウ 最終安全装置 カイジョ』
兵器の狙いは宙に滞空しているもう一方の兵器。
『掃討 カイシ』
太く濃い青紫色の光がレンズより照射され、辺りを凪ぎ払った。
しかしそうはしたものの本命のターゲットが軽やかに避けた為命中しておらず、アリーナのシールドを焼き斬る程度に終わった。
『ハハハ!こういうマジな戦いは苦手なんだけど…やるからには本気でいこうか!』
オラガシンダノハ ヨッパライウンテンデ
我々にとっては聞き覚えのある…しかし生徒たちにとって聞き覚えのない声が響くと、その兵器(此方は以後ヨッパライ)の片腕に握られていた巨大な銃(の様なモノ)がもう一方の兵器(此方は以後侵入者)を捉えた。
『もしもーし?避けてくださいよ~?』
銃(の様なモノ)より発射された巨大な弾丸が侵入者に次々と直撃する。
『左腕部 キケン』
『ハイ ドーン!』
度重なる巨大な弾丸の直撃によって機体の機動力が低下した侵入者を、ヨッパライが物凄い勢いで蹴飛ばした。
『んん、俺の勝ちだねぇ~!』
『機体ダメージ キケン キケン キケン キ…』
大爆発と共に侵入者は消滅した…否、鉄屑になったと表現するべきか?
『俺も、なかなかやるじゃない?』
機体の倍もある巨大なライフル銃を出現させ、ヨッパライはアリーナの天井シールドに狙いをつけると躊躇なく撃った。
そしてシールドに穴が開いたのを確認すると、立ち去ろうとした…が、
『葉月!お前葉月なんだろ?葉月なんだよな?葉月!葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月葉月返事してくれよ葉月!葉月……
悲痛な声が流れる歌を押し退けてスピーカーを通し響く。
『………茶番は終いにしようか』
しかしヨッパライの動きは止まることはなく、アリーナを飛び出し消えてしまった。