天才に挟まれた秀才   作:名も亡き一般市民

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何故かお気に入りがついてたので続きます。


入寮

バスに乗り、山奥へ進むと巨大な施設が見えてくる。

ブルーロック。世界一のストライカーを誕生させるための施設。

ここに高校生300名が集められていた。

 

「じゃあ次。黒瀬 悠君。」

「あーい。てかお姉さん別嬪だよね~サッカー協会の人?」

「え?えーっと、そうだよ。まだ新人だけどね。」

「そんだけ巨乳だとセクハラ酷いんじゃない?ジジイどもなんてそーいうことばっか考えてるだろうしさ~」

「む、胸のことはいいから早くウェア受け取って!」

 

スマホと財布を回収され、ウェアを押し付けられる。

 

(健全な高校生としてはこれぐらいの反応ふつーだと思うけどな~。)

と考えつつ、施設内に入る。

 

※その時その他の高校生は(いやお前の発言のほうがセクハラだろ!分かるけど!!)と思っていた。

 

 

施設内はコンクリート剥き出しの刑務所のような場所だった。

ブルーロックという名のわりに青要素の無さに若干ガッカリしつつ、ウェアに付けられた番号を見る。

 

「299のZ?299は想像つくけど、Zてなんだ?」と独り言を言いながら歩いていると、Zと書かれている扉を見つけた。

「サッカーのトレーニング施設だし、ボール蹴って開ければいいのかな?」

おもむろにバッグからサッカーボールを取り出し、扉へ狙いをつける。右足を前へ踏み込み、扉へ向かって左足でボールをヒットした。

 

が、右足を踏み込んだ瞬間扉が勝手に開いた。いや、勝手に開いたわけではなく自動ドアであった。

(あ、やっべ。)

と思ったが、止まらなかった。

蹴られたボールはそのまま部屋へ向かい、金髪の人の後頭部へぶつかった。

 

パカーン。と綺麗な音がした。

金髪の人は「あぁん?!」といって振り向き、猛スピードで走ってきて胸ぐらを捕まれる。

「テメーいきなり何のつもりだぁ!?」

「いや~ごめん。てっきりシュートで扉壊して入るのかと思って蹴ったらいきなり扉開いてさ。全く困ったもんよ。」

「シュートで扉壊して入るなんてどんな施設なんだよ!つかどうみても自動ドアだったろうが!!」

「あり?そうだった?すまんすまん。で、スゲーいい音したけど頭大丈夫?」

「てめえ全然悪く思ってねぇだろ!ふざけん…って、お前シュートしたんだよな?扉壊すつもりで。」

「う?うん。自動ドアだったけど笑」

 

そういうと金髪の人は鼻で笑い、手を離す。

「扉壊すつもりで蹴ったわりには弱ぇシュートだったな!大して痛くもねぇ!その程度でよく呼ばれたなお前!」

「あ、やっぱり?まだシュートに慣れてなくてさ~。」

「どこの世界にシュート蹴り慣れてないFWがいんだよ!!」と再び胸ぐらを捕まれる。

 

しかし、

「おい。そこまでにしろ。」とオレンジ色の髪の人間に入ってくれた。

「なんだよ、お前にはカンケーねぇだろ!」

「これ以上騒ぎを起こして退場になったらどうする。一応謝ってるんだ。ここまでにしろ。」

「!ちっ!」

と一理あると思ったのか、俺から手を離して部屋の端へ行った。

 

「さんきゅー、オレンジの人。」

「いや、それより着替えてないのお前だけだ。早くしたほうがいいぞ。」

「お、マジだ。さんきゅーさんきゅー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパっと着替え終わったところでモニターがつく。

「着替えは終わりましたか才能の原石ども。」

という一言から始まり、入寮テストを行うと伝えられる。

U20代表入りとかランキングとか負けたら日本代表になれないとか色々話してたが、それよりもランキング299位は納得。むしろ最下位じゃないことに驚いた。

 

「さぁ、オニごっこの時間だ。制限時間は136秒。タイムアップの時に鬼だったやつはファックオフ野郎です。あとハンド禁止ねー。」

 

天井からボールが降ってくる。この施設いくらかかってんだ?

 

モニターにはONI 五十嵐 栗夢と表示されている。

ボールの行方を見ると、坊主の人の足元にボールがあった。

 

「やってやんよ、皆。恨みっこなしだぜ…!」

 

皆という単語を聞いて、他のメンツを見る。さっきの金髪とオレンジ頭の人以外にもなかなか個性的なのが集まっている。するとそこに先ほど見た黒髪の人を見つけた。

 

「お、潔い君!さっきぶり!部屋同じだったの今気づいたわ!」と話しかけに行く。

 

「結局探してたやつ見つからなくてな~。」

「いや!今それどころじゃなくてもう始まってるから!」

 

「そこの299番の人!悪いなアンタ狙いだ!」と声が後ろから聞こえたので、首で振り向くと坊主の人が俺に向かってシュートしたところだった。

上半身へ向かってくるボールに対し、半身のまま右足で僅かに浮かせるようにトラップし、足の裏で蹴り飛ばすようにボールを返した。そのボールは坊主の人の顔面に当たる。

 

「へぐっ!は、はぁ?!今当たったよな?!?なんでこんなにすぐ俺のとこに?!」

「そりゃ蹴り返したんだから戻るだろ。今潔い君と話してるんだから後にしてくんない?」

「くっ!そんじゃ次は298番の潔君狙いだ!」と行って他の人を狙いに走っていった。

 

(潔君?誰だ?あの坊主が追ってる人潔い君だろ?)と考えているうちに、寝てる人に坊主が蹴られてたりオレンジ頭の人がシュートして潔い君の腹に当たったり、潔い君が独り言を言ったあと目の色を変えて強いヤツを倒そうとしたり、寝てた人がボールを奪ったり、潔い君が口うるさい人の顔面にボール当てたりして、入寮テストは終わった。

 

口うるさい人は最後までグダグダ言っていたが、最後に鬼になっていたので部屋を出ていった。何故か俺も睨まれたが。八つ当たりか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと潔い君じゃなくて潔君でした。ややこしいなぁ。なんて呼ぼう?潔い君って響き、いいと思うんだけどなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

入寮テストが行われた日の夜。

絵心 甚八は改めて映像の見直しをしていた。予想通りの実力を出した者。予想以上の力を発揮した者。そして、ストライカーに必要不可欠なエゴ(・・)を見せた者。

 

300名に絞って選んだ以上、残った275人は最低限の実力がある。勿論今のままではW杯優勝どころではないが。

 

しかし、絵心にもこの段階では読みきれない者がいた。

チームZ、黒瀬 悠。上半身、いや頭付近へ蹴られたボールを右足でトラップし蹴り返す。それも淀みのない素早い動作。

尚且つ、扉を壊そうとボールを蹴った足は左足だったのに対し、柔軟性と高いボールコントロールを見せたのは右足。さらりと両足でプレーしていた。

 

未知数で読みきれない。が、まだブルーロックは始まったばかり。本当に実力があるならば、今後必ず生き残る。曲芸で生き残れるほどブルーロックは甘くない。

 

「お前は何者だ、黒瀬悠。そして、お前のエゴはなんだ。」

 

自分以外いない部屋で、絵心は呟いた。




スペックとか書きたかったけどサッカー分からんから何とも言えん。まぁおいおい書きます。身長は潔よりちょい大きいぐらいです。髪色はちょい明るめのダークグレーって感じで。
目の色は…まぁ白っぽい感じでおなしゃす。



アンリちゃん可愛いよね。1話で見せた強気な姿勢とU20日本代表戦後のギャップがいい。

てかブルーロック内で男子高校生の性欲処理はどうしてんのかね。スマホもないからA○も見れないだろうし。疲れた時ほどそういう気分になりそうなもんだけど。

あ、ちなみに私が好きなA○女優は藤○○ぐさんです。ちょっと笑いに走ったりするとこ好き。
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